新・中学校「理科」を構想する。(25)
▼昨日(2016/06/09)の朝、今にも雨が出しそうな天気だった。
観察中の5匹のコガネグモ、そのうち2匹が「狩り」をしていた。いずれも「獲物」は自分の体より大きなものだった。その近くにはかならず例のイソロウくんもいた。銀色の卵の殻を背負ったような「シロカネイソロウグモ」である。それにしても貴奴はどうしてここで「狩り」が行われていると知ったのだろう。
「ふしぎ!?」だ。
5匹目の観察にうつったとき、雨がほんとうに降ってきた。
▼テレビ・新聞そしてネットも朝から「Nh(ニホニウム)の話題」でもちきりだった!!
合わせて「周期表」のことも話題になったのではないだろうか。
日本全国でどれほど多くの人が「周期表」を話題にしただろう。
ここ数年で、これほど「周期表」が注目される日はなかったのではないだろうか。
▼日本全国の「理科室」ではどうだっただろう?
興味深いところである。「周期表」を持ち出す絶好のチャンスだったのかも知れない。
私の「新・中学校「理科」を構想する。」 もこれを機に第二学年にうつろう。
最初は、この「周期表」を物質の世界の「地図」として扱う物質探検の単元だ。
▼「はじめに原子ありき!!」
は私の一貫した主張だった。それは21世紀の原子論的物質観の表明でもあった。
だから単元のサブタイトルは次のようにしていた。
(つづく)
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