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新・中学校「理科」を構想する。(10)

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▼「なぜ、よりにもよってこんな悪天候のときに子グモたちは旅立つのか?」
それが不思議でならなかった。
 昨日は、未明から雷をともなった雨がふるなどさんざんな悪天候だった。しかし、一昨夜物干し台のところにいた子グモたちはいなくなってしまっていた。旅立ってしまったのだ!!
 「なぜ?」を考えているうちにはたと気づいたことがある!!
 子グモたちの旅立ちとは、バルーニング(空中飛行)したことである。
バルーニングに必須の条件とは上昇気流だ。
 そこで、天気の大原則 「上がるとザアザア 下がるとカラカラ」 ダ!!
 積乱雲ができて雷雨ザアザア!!これぞ「上昇気流」の典型ではないか。
 昨日の朝の天気は子グモたちにとっては必ずしも「悪天候」とは言い切れないのかも知れない。

 さらに驚いたことがある残留グループの「団居」が消えていたのだ!!
あせってしまった。せっかく「団居」観察もここまでかと。
 念のためあたり見渡した。
 居た!!移動していたのだトタン屋根の裏側の端に。屋根の上に出ている子グモたちもいた。昨日は一日中子グモたちを観察してしまった。
▼「ふしぎ!?」はツナガル!!
ツナガッタとき私の「科学」となる。
私の「ふしぎ!?」から私の「科学」へ を続けよう。

【物質探検】でぜひとも私の「科学」にしておきたいことがあった。
それは「密度」だ。
「密度」は物質固有の値だ。物質の同定のみならず謎解きのいろんな場面で有効になる。
ひょっとしたら子グモたちのバルーニングにだって関係しているかも。
◆【授業】アルキメデスに挑戦!! 
▼そして次がいよいよ「物質探検」の三部作だ。
・「気体」
・「溶解」
・「三態変化」
それぞれの学習に思い入れのある単元ばかりだ。
まちがいなく私の「科学」は、これらの「授業」から生まれた。
▼最初は「気体」だ!!
まずは「気体」をモノと認識するところからはじめたい。
とは言っても「見えないもの」を「見る」はとってもたいへんなこと。
現に子グモたちに教えられるまで見えない「大気」の流れは気づかなかったわけだから。
繰り返し自分に言おう。

「ふしぎ!?」はツナゲテこそ「科学」なる!!
「科学」は使ってみてこそホンモノになる!!
ホンモノの「科学」は使いモノになる!!

後発の子グモたちの「団居」は今朝もつづく。
さて、今日は旅立つだろうか?

(つづく)
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