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新・中学校「理科」を構想する。(9) 

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▼どうやら私はクモたちのことがよくわかっていないようだ。
「団居」を続ける子グモたちの一部が朝から活発に動いていた。
昼までに活発なグループと比較的静かにかたまるグルーブとふたつに分かれていた。
雨はふったりやんだりを繰り返していた。
 5/5に「卵のう」から「出のう」をし「団居」を続けていた。従って昨日は「団居」6日目ということになる。
 天気も悪かったし、旅立ちのバルーニング(空中飛行)はまだだろうと思っていた。
ところが、昼過ぎに少し目を離している間に活発なグループは驚くべき行動に出た。「団居」をしている場所から1mばかり離れている物干し台に橋を渡し(糸)次々と移動をはじめたのである。
さらには、トタン屋根の上にがるものも出てきた。
バルーニングの瞬間をカメラでとらえたくてしばらく待ったが無理だった。
雨が再び降ってきた。子グモたちはその雨にじっと耐えやむのも待っていた!!
まさかこんな悪天候のなか旅立つとは…!?
どんな都合・事情があるのだろう。「ふしぎ!?」だ。
▼よくわかっていないのは、クモだけのことではなかった。
【物質探検】においても同じだった。わからないことだらけだった!!
わからない、未知だからこそ探検が面白いのだとも言える。
自然界には多種多様物質が存在する。その多くが混じりもの(混合物)として存在する。
純物質に限ってもその種類は膨大である。
 まずはその物質の世界を俯瞰してみよう。そして3つのグループに分けてみよう。
名づけて 世界の三大物質!!
◆【授業】ザックリと「世界の三大物質」!!
物質の世界の地図(周期表)をながめながらザックリと

●金属(Alの階段の左の「原子」から)
●砂糖の仲間(Alの階段の右の「原子」=非金属「原子」から)
●食塩の仲間(金属「原子」と非金属「原子」から)

ここでこだわる必要はない。さらりと…
▼私たちは、物質にはたらきかけ自然界から有用な物質を取り出して利用してきた。
その過程で「技術」が生まれた。
物質探検でも物質にはたらきかけ、三つのグループに分けてみよう。
同じ「白い粉」でもちがう!!
使う「技術」は
・火ぜめ…加熱してみる!!
・水ぜめ…水に溶かしてみる!!
・電気ぜめ…電気を通してみる!!
・磁石ぜめ…金属・鉄をさがすとき!!
などなどだ。
▼こうしてもわからないときもある。
例外もいっぱある。
あやふやであってもいい。
「ルール」「仮説」をつくって物質探検を繰り返していこう。
その試行錯誤の過程こそ「科学」というのだろう。

今朝、物干し台のところの子グモたちすっかりいなくなってしまっていた。
さらには残留グループの「団居」も別の場所に移動してしまっていた。
朝から雷もともなう雨が降ったというのに。
わからない?(゚_。)?(。_゚)?

世界は「ふしぎ!?」に充ちている!!

(つづく)
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コメント

楠田先生、こんにちは。

 鈴木勝浩です。

 団居から旅立つきっかけ。

 いったい何がキィーとなって

 旅立ちのスイッチが入るのでしょうか?

 不思議ですね。

投稿: 鈴木勝浩 | 2017/05/13 15:11

鈴木勝浩さん
コメントありがとうございます。
今年は、まだ団居も開始していないですね。
一年前のことで記憶も薄れているんですが、私はきっかけになるのは「上昇気流」だと思っています。
 つまりクモたちは「大気の動き」=天気の変化を感知できるのではと思っています。

投稿: 楠田純一 | 2017/05/13 15:53

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