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あのジョロウグモの「団居」(まどい)を見た!! #クモ学

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▼その「黒いかたまり」に気づいたのは、昨日(2016/05/05)、立夏の昼頃であった。
ひょっとしたらもっと前からそこにあったのかも知れないが、あの嵐の前とは考えにくかった。
 その「黒いかたまり」があのジョロウグモの「卵のう」から出てきた子グモたちが「団居」(まどい)をしているのだろうことはすぐわかった。
 なにしろあの「卵のう」から数十㎝の位置にあったのだから。
 近づいてじっくり見てみた。まちがいない子グモたちウジャウジャといた!!
いったい何匹ぐらいいるのだろう!?
百匹どころではないことは確かだ。
あのジョロウグモとのつき合いは長かった。
8月の終わり、まさに目の前にみごとなネットを張って、クモのスゴ技の数々を披露して見せてくれた。
目の前から消えたのは師走の終わりだった。
だから、彼女とのつき合いは4ヶ月にも及ぶものだった。
彼女が最初の「卵のう」を産卵したしたのは、昨年の10/24であった。
 それから約6ヶ月と10日で「出のう」してきたのだ。
 その期間、「卵のう」のなかで何が起きていたのだろう?
たいへん興味深いところである。
 彼女の産卵は一度ではなかった。一回目の産卵から3週間後の2015/11/15にも産卵していた。
その「卵のう」の方にも目をやった。こちらも、たしかに「出のう」の気配がある。
しかし、数がまったくちがうように見える。
これはどうして…(・_・)......ン?
ここでまた「ふしぎ!?」がふくらんでくる。
産卵のときがちがうのに、なぜ同時に「出のう」するのか?
「出のう」のサインは何?
気温? 
それとも…?
▼「蜘蛛の子を散らす」を見たくて、団居しているところを木ぎれで突いてみた。
一斉にバラバラの方向に拡がった!!
これぞまさに「蜘蛛の子を散らしたように」だった!!

夕方になってまたしても風が強くなった。団居のかたまりは、風にゆらされてトタン板にあたっていた。
子グモたちが不可思議な行動をとりだした。
団居のかたまりから離れて四方八方に次々と単独行動とりはじめた。
はやくも旅立ちの「バルーニング」かと思った。
しばらく見ているとどうも違う。
単独行動をとった子グモたちはしばらくすると団居のかたまりのなかにもどったのである。何をしているだろう?
 また強く風が吹いてきてわかった!!
子グモの歩いた後に糸が光った!!
 そうだ子グモたちは団居の補修・補強に出かけて行っていたのだ!!
きっとそうにちがいない!!
またひとつ、クモたちのスゴ技を見たようなきがした。

夜寝る前に団居を見に行った。また驚いた!!
団居はかたまりではなかった。大きく大きくひろがっていた。
今朝も起きてすぐ見に行った。また拡がり方がちがっていた。
「団居」って何なのだ!?
たいへんなリスクを冒して何をしているだろう ?????????
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▼活躍するのはジョロウグモの子グモたちではなかった。
あのゲホウグモの行動も活発化してきた。
昼間は「古びたナンテンの実」になりすましていたゲホウグモは、夜の9時前に活動を開始した。
ついに一昨年慣れ親しんだ柿の木とナンテンの木を橋渡してネットを張り始めたのだ。
夜中の3時頃見に行くと、あのみごとなレコード盤のようなネットをつくっていた。
そのすぐ後、「店じまい」の瞬間スゴ技を見せてくれた!! 

またしても当分、「クモ学(楽)」三昧の日々がつづきそうである。
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