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実生コヒガンバナ・キツネノカミソリは今!!(2016/05/21) #ヒガンバナ

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▼一昨年の秋、友人から分けてもらった51個のコヒガンバナの種子、昨年の春には49個の「発芽」(発根)に成功し、秋には「出葉」に成功していた。「出葉」してきたのは遅れた分もあわせて41個であった。
 従って 
 種子51個→「出葉」41個、出葉率80.4%ダ!!
 ナルホドこれでこそコヒガンバナは2倍体であると言えるのかも。
 前回の報告は2016/03/18だ。それから2ヶ月がたった。ほとんどの葉が枯れてきた。
第二の葉が出ていたモノがかろうじて緑を残しているのみだ。
 見えない地下の鱗茎がみたかった。どれだけ栄養をため込むことができたか確かめたかったのだ。
 しかし、なかなか勇気がわいてこなかった。屋外の植木鉢の分を思い切ってほじくり返してみた。
 たしかに鱗茎は太っていた。根も長いものは4㎝程度伸びていた。
▼では他のモノもこの程度と判断してよいのだろう。
出葉したコヒガンバナを知人に「おすそ分け」して
「実生コヒガンバナを咲かせよう!!」プロジェクト
をすすめていた。
 出葉を何年か繰り返し、鱗茎を太らせ、何年か後に花茎をのばし花が咲く日がくることを夢見てのプロジェクトだ。何人かで取り組めば、私に無理でも誰かが成功するかも知れない。
 その花は、またきっと種子をつくるだろう。
 そしたら…(^^)V
▼キツネノカミソリの実生にも挑戦していた。
実は、これがいちばん最初だった。採取した種子が「発芽」したときは感動であった。
ところが後がまずかった。
「出葉」へなかなかこぎ着けることができなかったのだ。
 それが、他のヒガンバナの仲間と時期をはずして「出葉」してきたのだ。
その報告を2016/03/22にしていた。それから2ヶ月がたった。
不思議なことに出葉の時期はずれていたのに枯れる時期は同じようだ。
葉先の方から黄色くなってきた。
さてこちらの方は花を咲かせるまでに何年かかるだろう。
▼ヒガンバナの仲間を種子から育てる(実生)という試みははじめての経験だった。
花を咲かせるまでということになると気の遠くなる話だった。
 それまでモチベーションを維持できるか少々不安 (^^ゞポリポリ
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大賀ハス観察池は蓮根の植え替えから8週目だった。
池の水面の半分近くが浮葉で覆われてきている。葉の成長はずいぶん加速してきている。
水栽培池のほうは、立葉が何本も立ってきている。
 しかし、考えてみるとこの大賀ハスだって最初は一粒の実(種子)だった。
 阪本さんから譲ってもらった種子の発芽処理したのは、8年前理科ハウスオープンを記念してだった。(遅くなりましたが、【祝】理科ハウス開設8周年おめでとうこざいます。( ^_^)/□☆□\(^_^ ))
それから8年がたち、今年は9年目だ。
 今年はいくつの「あこがれの4日間」を見ることができるだろう。
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