実生ヒガンバナの今!!(2016/05/13) #ヒガンバナ
▼クモたちの「ふしぎ!?」を追うのがあまりにも面白くなって、ついヒガンバナの「ふしぎ!?」を追うの忘れてしまうところだった。(^^ゞポリポリ
「実生ヒガンバナの今」を報告するのも久しぶりだ。
前回は
◆実生ヒガンバナの今!!(2016/03/23) #ヒガンバナ
だった。
▼2014年度採集の種子3つの「発芽(発根)」「出葉」に成功していた。
3つの植木鉢で育てていた。
【2016/05/13の観察結果】
・実生ヒガンバナ2014a…一つ目の葉はすっかり枯れてしまった。第二の葉がまだ緑を保っている。
・実生ヒガンバナ2014b…もうすっかり枯れて葉が巻いていた。
・実生ヒガンバナ2014c…枯れた葉の跡形もない。
この50日あまりのあいだにずいぶん変化したものである。
昨年の秋に「出葉」して、この間どれほどの「栄養」を地下の鱗茎にため込んだのだろう?
掘り起こして確かめたい気持ちもあるが、その勇気は今はない。
初の実生成功をここまでにはしたくない。
▼このことについて大変興味深い情報を吉田宏さんからいただいた。
◆御所実業高校環境緑地科「生物多様性の保全」研究班 活動記録
ここでも同様に2014年度採集の種子で実生に挑戦されていた。
ここの研究のすばらしいのは、「出葉」後も鱗茎が見えていることだ !!
さらには、この後には染色体観察に挑戦される予定だという。楽しみである。
▼実生ヒガンバナの挑戦ということでは、私は昨年2015年採集の69個の種子でも挑戦していた。
完全にはあきらめてはいないが、現段階では「失敗」と判断をせざるを得ないだろう。
すべてにカビがきているのだ。
どこがいけなかったのだろう ?
保湿保存の方法だろか?
それとも、採集した種子はもともと「発芽」することは不可能だったのだろうか?
もう一度「ふりだし」にもどって作業仮説の修正が必要なのだろうか?
当分は悩んでみよう。
やっぱりヒガンバナも「ふしぎ!?」だ!!
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