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新・中学校「理科」を構想する。(19)

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クモは「力学」の超達人である!!
ゲホウグモを連日連夜観察していると、つくづくとそう思うのである。
昼間古びたナンテンの実になりすまして、「体育すわり」の姿勢でいるときだってそうである。
 地球に引っ張られているだろうし、強い風も吹く、しかし微動だにしなかった。
 夜、定刻になればあのみごとなネットをつくりはじめる。橋糸は残している場合が多いが、それをあらたに張り直すこともある。
 遠く離れた柿の木の枝にどのようにして橋糸をかけるか、これはもう巧みの名人技としか言いようのないものだ。「ふりこ運動」を使うこともあった。
 橋糸につづいて、繋留糸、枠糸、縦糸を張り、つぎに横糸を張っていく。
 そのさまを見ていると、昔、悪戦苦闘しながらやった黒板いっぱいを使っての「力の合成・分解の実験」を思い出してしまった。
▼私の【力学の第一歩】をつづけよう。
そのサブタイトルは次のようにしていた。

Rikisub


▼「力」は見えない!!
見えないものを可視化する。それが「科学」の常套手段であり、第一歩であると思っていた。
力を受けるとものが「変形」することで可視化しようとしていた。
それにしても「どんなものもバネである」は私には衝撃であった。
あんなガラスまでが「ボインボイン」になるとは…。
「おもりは「引力の代理店」である!!
もお気に入りのフレーズだった。
力の大きさを数値化する。数値化することによって「科学」が成立していった。
今なお暮らしのなかでときどき使ってみることがある。

そう「力学」なんて生涯使い続ける一生モノだ!!

今朝も、ゲホウグモの「店じまい」を見せたてもらった。
これまた超達人の巧みの瞬間技であった。
すごい!!

(つづく)
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