新・中学校「理科」を構想する。(17)
▼「光」か「音」か?
私はまだ迷っていた。ゲホウグモに早めの「店じまい」を強要してしまっているのはどちらだろ?
ひょっとしたら両方かも知れない。そんなこと考えながら昨夜も観察を続けていた。
昨夜はゲホウグモでないもう一方のクモ(まだその名前をしらない)の活躍が目立った。昼間は柿の若葉に包まれて眠っていながら、夜には驚異の「狩り」をやっていた。
獲物は自身の体よりはるかに大きかった。それは今朝まで続いていた。
▼クモはネットの振動によって、獲物がネットにかかったことを知るという。
「クモの「耳」の役割をする聴毛も付属肢にある」とクモ学の本に書いてあった。それをぜひこの目で確かめてみたいものだ。
ずいぶんこじつけぽっい話だが、ここで私の【音の学習】をふりかえってみる。
▼「光」と「音」はセットとして学習してきたはずだが、「光」に比べて記録に残しているものがすくなかった。
「音」はモノの「振動」である!!
この事実はきわめてアタマエ、しかしとても興味深い事実である。
いろんなモノで「音」を出して楽しみたいものである。
▼その「振動」は「波」として伝わる。
これまた興味深いところだ。
その「波」を可視化することは、とても面白い!!
「音」の学習も、本来の「音楽」でありたいところだ。
そんなこと書いているあいだに面白い実験を思いついた。
ゲホウグモや名をしらないあのクモのネットの近くで「音叉」をたたいてみたらクモたちはどんな反応をするだろう?
しかし、真夜中に庭で「音叉」をたたく勇気はまだ生まれない(^^ゞポリポリ
真夜中にはあんなにうるさく鳴いていた前の田のカエルたちは静かになった。
どうして ?(゜_。)?(。_゜)?
「音」の「ふしぎ!?」はまだまだ尽きることはなかった。
(つづく)
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コメント
楠田先生、こんにちは。
鈴木勝浩です。
http://kumomushi.web.fc2.com/t_z/yamirooni.htm
ヤミイロオニグモのような気もしますが、
自信がありません。
すみません。
投稿: 鈴木勝浩 | 2016/05/26 06:39
鈴木勝浩さん
いつもありがとうございます。
確かに似ていますね。
図鑑の方も参考に見てみました。もう少し実際のモノは黄緑っぽいと思いますが似ていることは確かです。
「オニグモ」であることは確かなようです。
もう少し観察を続けてみようと思います。また、報告をさせてもらいます。<(_ _)>
投稿: 楠田純一 | 2016/05/26 09:37