新・中学校「理科」を構想する。(11)
▼見えていなかったものが見えてくるときがある!!
それが「科学」するということなのかも知れない。
アタリマエでやり過ごしてしまえば、「ふしぎ!?」は生まれない。
大賀ハス観察池は蓮根の植え替えから7週目であった。径が10㎝を超えるような浮葉も出てきた。
浮葉を合わせれば、観察池の水面1/4は余裕で覆うようになってきた。
毎日毎日観察している。なのに「いつのまに(・_・)......ン?」という感じだ。
「光合成」は偉大なる営みだ!!
水栽培池の方には立葉もでてきた。
▼この偉大なる営み「光合成」を理解するためにも「気体」の学習は必須だ。
しかし、目に見えない気体をモノ(物質)として認識するのは、それほどたやすいことではなかった。
それは科学史をみてもわかることだ。
だから何度でも繰り返そう。
見えなくてもそこに物質として存在することを!!
▼「光合成」の原料は水と二酸化炭素、栄養をつくり排気ガスとして酸素が…
【植物の世界】の学習ともツナイデ考えてみよう。
二酸化炭素の濃度は季節よって違うんだ。
0.04%の二酸化炭素、そこに地球上の生命はぶらさがっている。
地球上のほとんどの酸素は、植物がつくり出した。
いつも「ふしぎ!?」はツナイデ考えたい。
▼「気体」は目には見えないが、身の回りにいっぱいある。
だから暮らしのなかにある「気体」にも大いに注目したい。
・水素って?
・アンモニアって?
・燃えるとは?
等など
暮らしと「科学」をツナゲル!!
やっぱり授業はサイエンスコミュニケーション最前線だ!!
ゲホウグモのこの姿を見ていたら、「ふしぎ!?」が次々と生まれてきた。
我が家の庭には、もっと驚くべきことが…。
(つづく)
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