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2016年5月のオンライン「寅の日」は #traday

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▼昨日朝方、まだ雨は降っていなかった。
朝の散策にでかける前に庭の牡丹を見た。
またまた成長していた!!着々と巨大な「華」に近づいていた。
大賀ハスの「あこがれの4日間」にくらべるとずいぶん長い時間をかけての営みである。
どうやらどの花にも固有の時間を持っているようである。

「活動写真」ではじめて「菊の生長」を見た寺田寅彦は、「春六題」のなかで次のように言っていた。

私はなんだか恐ろしいものを見たような気がした。つまらない草花がみんな「いきもの」だという事をこれほど明白に見せつけられたのは初めてであった。
 日常見慣れた現象をただ時間の尺度を変えて見せられただけの事である。時の長短という事はもちろん相対的な意味しかない。蜉蝣(かげろう)の生涯(しょうがい)も永劫(えいごう)であり国民の歴史も刹那(せつな)の現象であるとすれば、どうして私はこの活動映画からこんなに強い衝動を感じたのだろう。

 ひょっとしたら、後に映画にはまっていくきっかけはこのあたりにあったのかも知れない。
それにして、寅彦のモノを観る眼はたいしたものだ。
▼その寅彦を読むオンライン「寅の日」、5月の予定゛が少し遅れてしまっていた。
4月は、それこそ寅彦の「観察眼」をテーマにやってきた。
 実に面白い!!寅彦の「観察眼」はするどかった。それだけではない、観察したことを巧みな文章で「記録化」していくれていた。アリガタイ!!
 5月も同じテーマ 寅彦の「観察眼」の続投でいきたい。
◇ 5月のテーマ 寅彦の「観察眼」
5月は2回ある。

■2016年5月オンライン「寅の日」
◆第128回オンライン「寅の日」 …5/08(日)
◆第129回オンライン「寅の日」 …5/20(金)

▼では具体的に何を読むのか。
 先日お聴きした山田功先生の講演「寺田寅彦作品と国語教科書」は、とてもいいヒントになった。
寺田寅彦作品(随筆・手紙)は、長い間「科学読み物」の定番だった
この事実に大いに勇気づけられた。
教科書に取り上げられた作品のリストをいただいていた。
 このリストにあがっている作品はいずれも、寅彦の「観察眼」に関するものが多かった。
その中から今回はふたつを選ぶことにした。
「蜂が団子をこしらえる話」「とんびと油揚」である。

■2016年5月オンライン「寅の日」

◆第128回オンライン「寅の日」 …5/08(日) 「蜂が団子をこしらえる話」(青空文庫より)

◆第129回オンライン「寅の日」 …5/20(金) 「とんびと油揚」(青空文庫より)

▼読み進めながら、あわせて
・何故寺田寅彦作品は「科学読み物」定番たり得たのか?
・時空を越えて今も伝わってくるものは何か?
・これからも有効なものはなにか?
等々を考えて行きたいものだ。
 

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