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「予想」と科学教育(1)

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▼昨日の「雲見」はふだんより少しばかり気合いが入っていた。
というのは、フィールドへ春の観察にでかける予定があったからだ。
午前中にも出かけ、午後にも少し離れた場所にも車で出かけた。
とりわけ天気が気がかりだった。
 午前中はうまく「にわか雨」をかわしたものの、午後はちょっと離れた場所だ、せっかく行ったものの雨では目的の行動がとれなくなってしまう。
 「雲見」に切実感があった。「雲見」から、その後の天気の変化を的確に「予想」する必要があった。
 もちろんテレビやネットの「天気予報」も参考にしながらである。
しかし、それだけでは充分ではなかった。
事実、車で数㎞移動するだけで、まったくちがう天気だった。
ザザ降りの雨を抜けると、すぐ春の日射しが…!!
これが面白い!!と思った。
▼「予想」しながら観察する。それが面白いと思った!!
漠然と観察するだけでは、「科学」ではない。
「予想」を持って観察するから、「雲見」も「科学」になるのだと思った。
 唐突ではあるが、
 「予想」する と「科学」する の関係についてちょっと考えてみたくなった。
 「予想」とか「科学」とかというと必ず思い起こすひとつの論文があった。

●1965年(昭和40) 「理科教育における「予想・仮説」着目史」(庄司和晃著『仮説実験授業』p82より 国土社刊) 

である。
▼久しぶりに読み返しはじめた。
やっぱり面白い!!
書かれたときからもう半世紀を越えている。
しかし、それは今も新鮮で今日的である。
膝をたたくことしきりである。おおまかな内容は次のようになっていた

 「理科教育における「予想・仮説」着目史」
はじめに
§1. 仮説実験授業を発想したひと
§2. 着目史その1 - 新学習過程
§3. 着目史その2 - 理科実践論
§4. 着目史その3 - 予想実験をさせる授業
§5. 着目史その4 - 理科ノート方式
§6. 今後のことなどを含めて

▼私が、この論文を「再発見」したのは、サイエンスコミュニケーター宣言をはじめてからであった。
私自身の理科教育史をふり返ることも兼ねて、大風呂敷ひろげて「日本理科教育史」を概観してみるという作業にとりかかっているときだった。
 まず驚いた!!
 それまでの日本の理科教育を「予想」という切り口で概観し、そしてその後半世紀間の日本の理科教育の流れを見えていたかのような論調に!!

(つづく)
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