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3月(弥生)の天気コトワザ!!

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▼3月「雲見」の幕開けは雪だった!!
定点ヒガンバナも雪をかぶっていた。
 光を浴びているときはしやきんと直立しているかのように見える葉もしだられて元気がなかった。
 生野峠の向こうはもう少し降っているのだろうか。
一日中ときおり雪は舞い降りてきた。
 しかし、光はまちがいなく春だった。
▼昔の人の3月(弥生)の「雲見」はどうだったんだろう?
そして、その「雲見」からどんなメッセージを遺してくれているだろう。
例によって「天気コトワザ」でそれをみてみよう。
参考にさせていただくのはいつものように

◆『天気予知ことわざ辞典』(大後美保/編 東京堂出版 昭和59.6.15)

だ。
 3月のところには、23個があがっていた。番号はあがっている順番に私が勝手につけさせてもらった。

(1) 朝霞は晴
(2) 一、二月降雪なければ晩霜多し
(3) 雪どけに地肌と雪の密着する年は凶作
(4) 降り入り八専、照り八専
(5) 朝茶がうまいと天気がよい
(6) 茶碗のご飯粒がきれいにとれると雨、つくと晴
(7) 朝遠くの山がはっきり見えればその日は晴
(8) 朝北風、夕南西の風は晴
(9) 早朝暖かい時は雨
(10)朝霧は晴
(11)雲行き速く、空黄色を帯びる時は大風あり
(12)朝曇の夜晴
(13)ヒバリが高く昇ると晴
(14)彼岸桜の上向きに咲く年は天候順調にして豊作の兆し
(15)彼岸太郎に八専次郎、土用三郎に寒四郎
(16)ケヤキの発芽が不揃いの時は晩霜があり、平均して発芽する時は晩霜がない
(17)青夕焼けは大風となる
(18)沖がまくれば雨
(19)スズメが水を浴びると晴
(20)七星全部が雲におおわれれば、三日のうちに雨
(21)霜強ければ雨となる
(22)阿蘇の煙、西になびけば雨となり、南になびけば好天となる
(23)春は海、秋は山

▼いつも驚いてしまうのは「観察眼」の鋭さだ。
実によく自然を観察していた。
それにはわけがあった。天気と暮らしは直結していた。
いちはやく「天気の変化」を把握する必要があった。
そして、観察して得た「ルール」を後世に伝えたかった。それが天気コトワザ!!
「豊作」「凶作」はまさに死活問題だった。
(3) 雪どけに地肌と雪の密着する年は凶作
(14)彼岸桜の上向きに咲く年は天候順調にして豊作の兆し
あたりはダイレクトにそれだろう。

 これからも使いモノになりそうなものはないだろうか。
その可能性も含め、私が面白いと思ったのは次のようなものだった。
(5) 朝茶がうまいと天気がよい
(6) 茶碗のご飯粒がきれいにとれると雨、つくと晴
(13)ヒバリが高く昇ると晴
(19)スズメが水を浴びると晴

▼これも毎回であるが、「天気コトワザ」はローカール色が濃い。
それはアタリマエであり、そうであってこそ価値があるのだと思っている。
「天気コトワザ」は暮らしのなかから生まれた「ワザ」であり、「科学」である!!
その暮らしは地域にある。
地域の気象現象は、地理的・地形的条件に大きく左右される。
同じ「天気コトワザ」でも地域によって真逆のことが言えることもある。
当然のことだ。
(22)阿蘇の煙、西になびけば雨となり、南になびけば好天となる
など、「阿蘇」が見えないところで使いモノにならないかというとそうでもない。
「阿蘇」を自分が見える火山にカスタマイズすればいいのだ。
そう言う意味で言えば
(7) 朝遠くの山がはっきり見えればその日は晴
などは汎用性が高い。
「遠くの山」を自分が暮らす地域の「あの山」にカスタマイズしてしまえば、使いモノになるかも知れない。

特に今の時期は、日本海側と太平洋側では大きくちがうだろう。
それをこの眼で確かめてみようと思う。

今朝、まもなく「雲見」の旅に出ようと思う。 o(^o^)o ワクワク
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