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やっぱり「ピンホールカメラ」が面白い!!

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▼あいかわらずガラクタの山の「整理」をちびりちびりとすすめている。
「光・音」教材BOXの奥深くに大事そうに仕舞い込んでいた一台のカメラがあった。
いかにも手作り感いっぱいの「ピンホール」カメラである。私にとってはこのカメラが、どんな高級な一眼レフカメラにもまさる思いでいっぱいの「お宝カメラ」であった。
 もう30年近く前に科学クラブの生徒たちがつくってくれたカメラである。
 一緒にこのカメラで撮った写真とネガが置いてあった。
 ミンクの頭骨標本とともに若き日の私が写っていた。
「光が小さな穴を通るとスクリーンに像ができる!!」
このアタリマエ!!
 このアタリマエには今なお感動するのである。
 私は、理科の教師になってはじめて、このアタリマエを「科学」として認識した。
幸いなことに、その当時の授業の記録を残していた。
◆「光の直進」(はじめての実践記録より)
 その後も、ずっと私は「ピンホールカメラ」にこだわり続けてきた。
これこそカメラ=カメラオブスキュラ(暗室)のはじまりだった!!
機会あるごとに
◆教室全体をピンホールカメラに
を提案してきた。
▼ところで、この手づくり「ピンホールカメラ」はある一冊の本に基づいてつくられたものである。
その本とは
◆『カメラをつくる』(月刊「たくさんのふしぎ」1987年1月号通巻22号 福音館書店)
である。
 この本がとてもいい!!実にすばらしい!!
詳細な「設計図」、組み立て図、カメラの使い方がくわしく書かれていた。
 それだけでない私がピンホールカメラにはまっていった「文脈」そのものがとてもわかりやすい絵とともに語られていた。
 こんな名著、きっと<保存版>か<復刻版>が出ているだろうと調べてみたがみつけることができなかった。

▼せっかく引っぱり出してきたこの「お宝カメラ」、再度復活させたいと思った。
 ところが、このカメラで使うフィルム「110フィルム」(ワンテンフィルム)は製造中止になったと聞いていた。
ダメモトとネットで検索してみた。
確かに「一旦製造中止」になったようだ。
 ところが、また別のところから販売にされているとも…。
 さっそく注文してみた。
 それが届いた!!
 さてうまく撮れるだろうか? 
 なにから撮ろうかな…o(^o^)o ワクワク
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