「部分日食」観察は無理だったが…
▼昨日(2016/03/09)は、残念ながら終日雨だった(/_;)
久しぶり望遠鏡を引っぱり出してきて、前々日にはリハーサルまでやっていた。
あわせて、これまでに「日食」観察グッズとしてきたものも出して来ていた。
▼それらを見ていると、前回の金環(部分)日食(2012.5.21)の観察を思い出した。
そのときの観察の「記録」を新・【地球と宇宙】DBに残していた。
・金環(部分)日食の記録1(平面鏡を使って)
・金環(部分)日食の記録2(投影板を使って)
・金環(部分)日食の記録3(ピンホールいろいろ)
なつかしくなって見いってしまった。
▼そうこうしているあいだにインドネシアで皆既日食が見られる時間になった。
ネットでライブ中継があると教えてもらったのでそれを見た!!
ダイヤモンドリングがすばらしかった。
コロナ、プロミネンスも!! 思わずその瞬間拍手をしてしまった\(^O^)/
気象衛星からの画像に月の影が見えるというのでそれも見せてもらった。
そして、何と言っても楽しかったのは、インドネシアに観察ツアーに行っておられる武田康男さんから「おすそ分け」画像を見せてもらったときだ。
画像そのものも感動だが、知っている人の撮った画像ということで、観察している姿を想像し、その現場の気分まで少しだけ「おすそ分け」してもらったように思えて感動だった!!
▼本来「部分日食」が観察できる時間帯だけでなく、ほんとうに一日雨は降り続いていた。
残念ではあるが、考えてみると「面白い!!」とも思った。
一億5千万㎞もかなたの太陽と38万㎞の距離にある月が重なる。その影に入る時間帯は刻銘に計算されてわかる!!なのにわずか十数㎞の空間で起こる「天気の変化」はまだ正確には予測できない。
このアタリマエ!!
私にはとっても「ふしぎ!?」だ!!
そして面白い!!と思う。
私たちは、とっても不思議な「大気の物理学実験室」に暮らしているのだ!!
見えなかったからこそ、見えて来たこともある。
さあ、今日も「雲見」をしよう!!
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