実生ヒガンバナの今!!(2016/03/23) #ヒガンバナ
▼実生ヒガンバナ!!
実はこれが本命だった。
現在、コヒガンバナ、キツネノカミソリ、ヒガンバナ 3種類のヒガンバナの仲間の「実生」(種から育てる)に挑戦中だった。
前2つは2倍体であるから種子をつくりそれで増えてアタリマエ!!(それとてはじめての観察であるから興味深いところではあるが。)
しかし、ヒガンバナはちがう。3倍体のヒガンバナに種子ができた!!
2014年採集の種子のうち3つについて「発芽(発根)」「出葉」に成功していた。
これは、単なる偶然か?
それともヒガンバナに何かが起こっているのだろう!?
この「ふしぎ!?」の謎解きこそ本命のミッションだった。
▼彼岸明けの昨日(2016/03/23)、実生ヒガンバナ植木鉢3つを明るいところに出して少していねいに観察してみた。2016/01/12の観察とくらべるとやはり変化が起きていた。
【2016/03/23の観察結果】
・実生ヒガンバナ2014a…11.0㎝
・実生ヒガンバナ2014b…6.0㎝
・実生ヒガンバナ2014c…1.5㎝ 枯れている
大きさ自体には大きな変化はなかった。
aは少しだけ縮んだような気もするが、計測のしかたにもよるだろうから概ね大きさについては変化なしとしてよいだろう。
ところが大きく変化したところが2つあった!!
ひとつは、aに2つ目の葉が出てきたことだ。
もうひとつはcの葉が枯れてしまったことだ。
それぞれの変化が何を意味するのか。観察を続けながら考えてみたい。
▼実生ヒガンバナの観察では、もうひとつの興味深いことに挑戦中だった。
2015年採集の種子を冷蔵庫に眠らせておいた。それを2016/02/15に冷蔵庫から出し「実生」に挑戦中だった。
ときおりケースのフタをとり「発芽」を確認して見るが変化はない。
ずいぶん欲目で見れば「芽」らしきものを発見できるが、確信はない。
ほんとうに「発芽」するだろうか?
するならば何個ぐらい?
▼「発芽」するなら、それはどんな条件が満たされたとき発芽するのだろう?
温度?
湿度?
光は関係するのだろうだろうか?
「お彼岸の入り」に私は変な課題を自らに課した。
◆ヒガンバナはどのようにして「お彼岸」を知るのか!?
最後に
「「お彼岸」が明けるまでには少しは謎解き進むかな?」と書いたが、白状しておく。(^^ゞポリポリ
残念ながら、まったくすすんでいない。
むしろ「ふしぎ!?」は深まるいっぽうである。
ヒガンバナのことはヒガンバナに訊くのがいちばん!!
観察を続けるのみ!!
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