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Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(86)

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▼今朝(2016/01/30)も雨は降り続いていた。
昨日の「雲見」も一日中同じようなものだった。雨はときに強くなったり弱くなったりするが終日降り続いていた。
今朝の「天気図」を見てみた。
「低気圧」があった。これが関東に雪を降らせるという「南岸低気圧」というやつか!?
あれ不思議だ!!
前線がいつものかたちではない?
これは停滞前線ではないか。これではまるで梅雨期!?
なにが起こっているのだろう?
なぜ、こんなに雨は続くのだろう?
「ふしぎ!?」は次々と…。
▼ポンコツ頭にこびりつくあの「人」「入」型をした低気圧モデル。
今も教科書の定番モデル!!
あれは、いつ頃誰が考え出したのものだろう。あらためて調べてみた。

●1921年 「理想化された低気圧」 (J.ビヤクネスとゾルベルク :ノールウェー)
  (『天気図の歴史ーストームモデルの発展史ー』(斎藤直輔著 東京堂出版 )p124より)

(゚o゚)ゲッ!!驚きだ!!
 95年も前ではないか。それが今も教科書の定番とは!!
 もっと驚くのは、高層天気図も、気象衛星も、もちろんコンピュータもない時代に、こんなに現実に近いモデル図
描いたものだということだ。
地上からの「雲見」だけで!!
凄い!!
▼今の私の「ふしぎ!?」にもどろう。
もっともっと根っこから考えてみよう。
使う大原則(ルール)は2つだ。
・上がるとザアザア 下がるとカラカラ
・光は東から 天気は西から
だけだ。
 「低気圧」っていったいなんなのだ?「低気圧」で何が起こっているのだ。
いや、もっと根っこから考えた方がいいかも…。
暖かい空気と冷たい空気が衝突している!!
なぜ??
エネルギーを「分け分けしている」!!

「暖かい空気」「冷たい空気」衝突すると「暖かい空気」は
上がるとザアザアで 雨が!! ときにシンシンで雪が!!

「暖かい空気」「冷たい空気」押しくらまんじゅう どちらも譲らずだと
勝負つかず 停滞する→停滞前線

大気の層はうっぺらい!!自転する地球号にはり付いている!!
コリオリの力 → 押しくらまんじゅうしている間に 大気に渦巻きができる!!
→「低気圧」

まだまだなあ… (^^ゞポリポリ
 幸い今の私たちは地上の「雲見」だけでなく、宇宙からの「雲見」(気象衛星画像)もでき、高層天気図をみることもできる。さらにはコンピュータを使うこともできる。
 もういちど天気図を見ながら、「ふしぎ!?」の謎解きつづけてみることにする。
▼こうしていると、やっぱり今回参考にした本の著者のあの言葉を思い出す。
それは、エピローグにあった。

 低気圧とはなんだろうか、一口でいえば寒暖両気からなるうず巻であろう。 我等の地球大気の中には、こうしたうず巻が存在できることを傾圧不安定理論も、数値シミュレーションもあるいは実験室内の流体を使った模型実験も教えてくれる。しかしやっぱり不思議な感じがする。それは偶然の産物としてはあまりにも美しく組織だっているし、秩序ある概念に統一されている。  このささやかな歴史的回想の中で、私は約1世紀半の間に人々がストームについて、低気圧についてめぐらした考察のあとをたどってみた。そして多くのことを学んだが、雲をつくり雨を降らせ、風を巻いて過ぎ去ってゆく低気圧をやはり不思議に思う。(『天気図の歴史』「エピローグ」p211より)

なんいうすばらしい!!
ここに真摯に「ふしぎ!?」を追う人のホンモノがある。

(つづく)

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