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2016年の「ヒガンバナ研究」はどこまで!?(2) #ヒガンバナ

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▼けっして歓迎しているわけではなかったが、やっと「寒中」を実感する日になった。
久しぶりに「実生ヒガンバナ」を外に出してみた。
 2014年の11月に採集したヒガンバナ種子の実生に挑戦していた。
30個の種子のうち、3個だけ「出葉」までこぎつけていた。これも久しぶりに葉の長さを計測してみた。
昨日(2016/01/12)の段階で、次のようになっていた。
・実生ヒガンバナ2014a…11.5㎝
・実生ヒガンバナ2014b…6.0㎝
・実生ヒガンバナ2014c…1.5㎝
昨年の(2015/11/18)の段階で計測したのにくらべて、
a…+1.0㎝、b…+0.5㎝、c…0㎝ 変化したのみだった。
 実はどのように育てたらいいのか迷っていた。
葉は光合成をするために出している。だから、屋外の日当たりのいいところに置いてやればいい!!
理屈ではわかる。
 しかし、せっかくここまで来たのに乾燥してしまったら…。
霜にあたったら…。とついつい過保護になってしまうのである。
この後、この実生ヒガンバナはどう展開するのだろう?
これが、今年の「ヒガンバナ研究」の3つ目の課題だった。

【課題3】実生ヒガンバナ2年目の展開!!

▼これまた久しぶりに冷蔵庫に眠らせている2015年採集の「種子」を見てみた。
昨年採集した完熟種子は群生地から63個、他の場所から7個、合計70個であった。
ただし、現段階でカビにやられてくずれてしまったものも多数あった。
もうしばらく冷蔵庫に眠らせておこう。
・今年も「自然結実」ヒガンバナ群生地をみつけることができるだろうか?
・4年連続の「発見」あるのか?
・70個の種子のうち、何個まで「出葉」までつけることができるだろうか?
・実生のうまい方法をみつけることができるだろうか?
これら諸々を含めて

【課題4】実生ヒガンバナに再々挑戦!!

▼そして、これがいちばんの本命だった。

【課題5】「自然結実」ヒガンバナの「ふしぎ!?」の謎解き!!

この謎解きの決め手は

・「染色体」の観察(染色体数の確認!!)

 もう学校現場にいない、今の私には安易に取り組めない課題だ。
 しかし、あきらめずに道をなんとかみつけだしたい。
そして「今、ヒガンバナに何が起こっているのか!?」を解き明かしたい!!

(つづく)
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