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『親愛なる寺田先生~師・寺田寅彦と中谷宇吉郎展~』(1)

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▼大賀ハス観察池は蓮根の植え替えから37週目であった。
師走の嵐の雨がたまり池はあふれんばかりであった。
 いよいよ待ちに待ったこの日が来た。
 4度目の寅彦を訪ねての旅の出発の朝だ。心配していた天気も青空が見えてきていた。
朝の8時に出発して、ゆっくり運転で土佐の高知に着いたときは、12時を過ぎていた。
四国に入ってからの「雲見」もなかなか楽しかった。
高知県立文学館に近づくと、いろんなところに寺田寅彦没後80年記念企画『親愛なる寺田先生~師・寺田寅彦と中谷宇吉郎展~』のボスターが貼られていた。
 やった!!来たぞ!!
とうれしくなった。まずは簡単に、企画展を一巡する。
何回も見て回ることにして、昨日のメインである記念講演を聴いた。

◆記念講演『寅彦と宇吉郎 師弟の交流』
 講師:神田健三(前 中谷宇吉郎 雪の科学館館長)

この企画展にもっともふさわしい講師だ。
▼期待していたとおり、非常に内容の濃い興味深い話の連続だった。
レジメからピックアップさせてもらうと

■近年の出来事と、加賀・高知の企画展
2011 東日本大震災
2012 宇吉郎没後50年で宇吉郎寅彦展
2014 世界結晶年
■宇吉郎の子ども時代
■寅彦と宇吉郎の出合い
■宇吉郎の雪の研究
■絵とことば
『天才は忘れた頃にやって来る』 
『雪は天から送られた手紙である』
「ねえ、不思議だと思いませんか」
「大切なのは役にたつことだよ」
等々

▼ポンコツ頭の私には、しばらくのあいだは反芻作業が必要なようだ。
 とりあえずは特にうれしく感動したことをひとつだけ。
 実は先日、唐突に【お薦め本】『雪』(中谷宇吉郎著 岩波文庫)をここに書いたのは、この日のためだった。
 そのとき、ぜひとも紹介したかったのに紹介し忘れていることがあった。
それは、『雪の結晶は、天から送られた手紙である』の前段に、寅彦の「小浅間」の文章を引用して「考える道筋の同一」を言っているのである。
 このことを神田先生もふれられた。なんかとてうれしかった。

 まだまだいっぱいあるが、ゆっくり行こう。
うれしいことに、今日は実験まで見せてもらえるという。
楽しみだ。
(つづく)  
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