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ヒガンバナに何が起きているのか?(17) #ヒガンバナ

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▼蓮根の植え替えから36週目の大賀ハス観察池に初氷がはっていた。
それだけ気温が低かったということだろう。アメダスで確認したら0.9℃まで下がっていた。
私の大賀ハス観察池は、大賀ハスの観察のためだけでなくいろんな役割をしていた。
「初氷」も「初雪」もこの池で確認することにしていた。それが実感を伴った指標になると思っていた。
「初氷」の確認は気象台においても、バケツの氷で確認しているという話を教えてもらったことがある。
それをお聞きして、とってもうれしい気分になったものだ。
 大賀ハス観察池は、我が家の自然環境を知るすぐれた「ビオトープ」なんだ。
▼初氷を見て、とんでもない大失敗に気づいた。
第9コウガイビルである。私は第5~8までのコウガイビルの最期の姿から、「暑さに弱いんだ」とばかり思い込んでいた。だから冬場に生き延びることの方が簡単なんだろうとばかり思っていた。
きわめてアタリマエのこと!!
「生命活動には熱エネルギーが必須である!!」
ことを忘れていた。
 第9コウガイビルには悪いことをした。もう少し、あたたかいところにケースを置いてやるべきだったのかも知れない。昨日の昼過ぎには、すっかり頭部はみられなかった。まんなかでくびれかけているようにも見える。
まんなかより少し後部にある白い塊はなんだろう?
もう生命活動をとめてしまったのだろうか?私にはわからない???
▼失敗と言えばもうひとつ大失敗をしてしまうところである。
「自然結実」したヒガンバナの種子だ。
昨日現在で、今年発見の群落からは58個、他の場所からは4個合計の62個の種子を回収していた。
花茎の採集日ごとにチャック付きナイロン袋に入れて保存していた。
不要な湿気を与えたためにカビがきていることに気づき、カビがきた種子を別の袋に分けていた。
ところが、それだけではカビの伝染をとめられなくなっていた。
いつまでも続くあたたかさが、カビを元気にさせていたのかも知れない。
▼そこで、方針を変更して1個1個を別の着付きナイロン袋に入れることにした。
カビがついているものについてはそれをぬぐい入れた。もうすでに種子内部が出てしまったようなものもあるがとりあえず、それも一つずつの袋に入れた。
 それを、昨年も使用した発泡スチロールの箱に入れて、冷蔵庫の野菜室で保存することにした。
 ところが、「そんな大きなもの入るところないよ!!」と妻に断れてしまった。
 しかたない、近くにあったお菓子の入っていた缶にうつしかえて、なんとか入れてもらった。
さあ、これでいったいいくつまで「発芽」までもっていけるだろう。

生きものと温度は微妙な関係にあるもんなだ!! 
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