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第9コウガイビルは今も…!!

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▼2015/11/20庭の掃除をしていてたまたま出会ったコウガイビル!!
私の人生、9番目に出会ったコウガイビル。おそらくクロイロコウガイビルだろう。
ケースに入れて水だけ補給していた。これまでの「大失敗」を生かして空気穴はいっさい開けていなかった。
ときどきフタをあけるだけにしていた。
 昨日もまだ元気だった。あの独特の逆三角形頭で周囲を探査するようにして動いていた。
 人生最初のコウガイビルの「261日」の記録に挑戦したいと思っている。
▼少し大袈裟な話になるが、それは事実だった。
コウガイビルは、これまでの人生で出会った最も不思議な生きものだ。
 それまで、
 動物の世界の謎解き第一方程式は「食べる」である!!
とかたく信じていた。ところが貴奴はその方程式を無視して、エサなしで水だけで261日間もナイロン袋のなかで生き延びたのである。
 自らを食べながら生き延びたのである!!
 日々自らのからだを「更新」し「再生」しながら生きたのである。貴奴が教えてくれた。

 生きるとは、「再生」することである

 と。生命科学最前線の世界へ私を連れて行ってくれたのだ。
▼私は第一コウガイビルの再現実験をどうしてもやりたかった。
だから、この不思議な生きものに再会したかった。ずっとずっと追い求めていた。
 今年になって、集中して第5~第8までの4匹のコウガイビルに出会っていた。
逃亡してしまった第6、第7を含めて、この「再現実験」は成功していなかった。
 これらに出会ったのは、すべて春先から夏にかけてであった。
そのこととなにか関係しそうな気がしていた。
 第1号コウガイビルに出会ったのは、2008/11/14である。やっぱり11月なのである。
あのダーウィンも「記録」していた。

私は、南半球の各地で、陸生のプラナリアを十二種以上見た。ブァン ディーメンス ランド Van Dimen's Land で得た若干の標本には、朽木を食わせて、約二ヶ月も生存をつづけさせた。一匹のプラナリアをだいたい相等しい大きさに横断すると、二週間のうちに双方とも完全な体となった。更に、片方が下面に開口を二つとも持ち、従って他の方は開口を一つも持たぬように切ってみた。施術後25日を経て、比較的完全に近かった方は、普通の標本と区別できぬまでになった。片方もその形がいちじるしく大きくなり、そして後端に近く柔らかい細胞集団のうちに透明な空間を生じ、その中には椀のような形の口の原基が明らかに認められた。しかし下面に裂口が開くには到らなかった。赤道に近づいたために、気温の上昇によって、すべての個体を殺すようなことがなかったならば、この最後の段階も構造を完成したに違いない。この実験はすでによく知られているところであるが、一方の個体の簡単な体の一端から、必須の器官がことごとく次ぎ次ぎに生ずるのを見るのは面白かった。プラナリア類を飼うのは極めてむずかしい。生活現象が終われば、一般に見る天然の変化の法則がここにも働いて、体は全体に柔らかくなり、液化する。そのはやさは、他に比べるものもないほどである。(「ピーグル号航海記 上」(チャールズ・ダーウィン著 島地 威雄訳 岩波文庫 P54より)

▼ならば、この第9コウガイビルで、あの「261日間の再現実験」が可能かも知れない。
そんな期待が湧いてくるのだった。
 そう言えば、今年の最初の第5コウガイビルに出会ったのは、大賀ハス蓮根の植え替えのときだった。
その大賀ハス観察池は35週目だった。
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