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ヒガンバナに何が起きているのか?(7) #ヒガンバナ

【普通のヒガンバナ 葉の気孔 ×400】
Higan3kikux400s
【「自然結実」するヒガンバナ 葉の気孔 ×400】 
Higaxx4001s
【同群落ヒガンバナ 葉の気孔 ×400】
Higanxyx400s
私の目には同じような大きさに見えた!!
 栗田子郎先生から「野生状態でたくさんの完熟種子が採れるという群落の個体と普通のヒガンバナの気孔サイズを比べたら…」というアドバイスをいただいた。
 染色体の観察は無理でも、これなら今すぐ私にできそうに思えた。
 さっそく挑戦してみることにした。
▼午前中に東の畑の端に生えている普通のヒガンバナの葉を顕微鏡で観察してみた。
顕微鏡観察も久しぶりだった。
それ自体、うまくできるか不安だった。葉の裏の気孔を観察した。
要領はムラサキツユクサ等でよく授業でやってきた方法だ。
もちろんヒガンバナの気孔を見るのははじめてだった。はじめて見えたときは感動だった。
想像以上の数の気孔が見えた!!
 午後には、例の群生地に出かけて行った。
 「自然結実」する花茎の根元から同じ株から生えた葉を採集した。
もう一ヶ所同じ群落だが、別の場所の葉を採集した。
観察する前はドキドキした!!
 2倍体になってしまって、気孔の大きさに変化が起きているだろうか?

 いずれもが私の目にはほぼ同じ大きさにしか見えなかった。
こんなアバウトな観察で、それも一回かぎりの観察で判断はできないが、まずは観察報告ということで、「記録」をしておく。
 それとは別に今回、ヒガンバナの葉の気孔を観察することによって、今田の畦、土手を独占しつつあるヒガンバナの葉が、妙に愛おしく見えてきた。
 ヒガンバナはやっぱり凄い!!
▼5日ぶりに「自然結実」ヒガンバナ群生地に行って、あらためて気づいた。
「自然結実」がみつけにくくなっている!!
 もう直立する花茎はなくなっていた。
 「自然結実」花茎も倒れて、ますます伸びてきた葉に埋もれるようになっていた。
この状態でみつけるには、よほど注意をして見なければみつけることができない。
 前回観察のときに限られた場所に4つの花茎をそのままにしておいたつもりでいた。ところがこの4つをみつけだすのにずいぶん時間がかかった。
最終的には逆に5つの「自然結実」する花茎をみつけることができたが。

▼もう一度

◆『ヒガンバナの博物誌』(栗田子郎著 研成社 1998.9.1)

にもどって読んでいると、実に多くの人が「自然結実」をめざしていろんな試みが行われていた。
「完熟」種子をさがしていた。
 多くの観察者がいたことは確かだ!!
 私なんかよりずっとずっと広範囲に、何年間も観察する人がいっぱいいたのは事実だ。

 私は、3年連続して「自然結実」ヒガンバナ群生地をみつけた。
これも間違いのない事実だ。
どう考えてもおかしい!?「ふしぎ!?」だ。

ヒガンバナに何が起きているのか?

ますます染色体を見たくなってきた!!


                                                     「つづく」
Dsc_2002
Dsc_2052
Dsc_2076

 

 

 
  

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