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ヒガンバナに何が起きているのか?(15) #ヒガンバナ

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▼どうしてだろう!?
バケツのなかのヒガンバナの花茎の先(仮に花軸)だけまだ青々と緑を残していた。
 昨年度に「自然結実」がたくさんみつけることが出来た群落のヒガンバナが、開花後すぐ残念なことに刈り倒されてしまった。あきらめきれなくて、その花茎を束にして家に持ち帰りバケツのなかにほり込んでいたのだ。
 なかでも、子房部が大きくふくらみそうなものをペットボトルに水を入れさしていた。そちらの方は、枯れ果ててみじめな姿となっていた。
▼バケツのなかのひとつの花軸を取り出して、カッターナイフで切り裂いてみた。
白い珠が確認できた。
 これはなんだろう。「完熟」できなかった種の赤ちゃんの赤ちゃん!?
 取り出して見たら、けっこうな大きさのものもある。
▼ここでシロウトならではの「ふしぎ!?」が頭をもたげてくる。

「いったい、いつの段階で「自然結実」は決まるのか!?」

もし「自然結実」する株が決まっているのなら、その花茎の先のから「完熟」種子が採れるはずだ。
けっしてそうではない。ほとんどはふくらみかけても萎んでしまうのだ。
 野生で「自然結実」する場合も、きまってその花茎は緑をたもち続けた。他の花茎が萎れて倒れても最後まで立っていた。たとえ花茎が緑を失っても、花軸は緑を失わなかった。
 だから、「自然結実」ヒガンバナはとてもみつけやすいのだが。
では、いつの段階で「自然結実」するぞというシグナルは発信されるのだろう。
そのシグナルを受けて水と栄養は補給され続ける「からくり」は!?
▼考えれば考えるほど「ふしぎ!?」の淵にはまってしまう。
ちなみにこの切り倒された花茎のなかから、たったひとつだけ「完熟」を手に入れることができた。

 あらためて、植物の「種子」という戦略のすごさに驚き感動するのである。
「完熟」種子の黒い種皮は、何年たっても腐りもしないでそのままである。たとえ本体が消えてなくなってしまってもである。
 どんな物質でつくられているのだろう!?

(つづく) 
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