今年も「自然結実」するヒガンバナ発見か!? #ヒガンバナ
▼今年も「自然結実」するヒガンバナを捜していた。
昨日の朝もいつものヒガンバナ散策コースを歩いていた。
このコースは、昨年度「自然結実」するヒガンバナをごくごくアタリマエにみつけることができた場所でもあった。
例年ヒガンバナの初見をする場所でもあった。だから、他の場所より少し早めに「葉の季節」にシフトしていた。
「自然結実」の方はどうだろうと注意深く観察しながら歩いてみた。
あった!!
子房部が異様に脹らんでいた。
ひとつではない、この状態のものは最低3つは発見できた。
▼これまで、2013年、2014年と連続して「自然結実」するヒガンバナを複数の場所でみつけていた。
昨年度の段階でひとつの結論に達していた。
それは
「想像以上の頻度でヒガンバナの「自然結実」は起こっている」
ということだった。
では、どうして今まであまりみつけることができなかったのだろう?
2つのことが考えられる。
(1) 誰も「自然結実」する時期に捜そうとしなかった。
(2) ヒガンバナになんらかの変異が起こり、「自然結実」しやすい株が増えている。
▼この作業仮説をより確実なものにするためにもどうしても、いろんな場所で多くの人の「発見」報告を聞きたいと思っていた。
ネットを通して多くの人に
◆ 「自然結実」するヒガンバナを捜そう!!
呼びかけたいと思っていた。
少し迷うことがあった。
それは呼びかける時期だ。私は、自分自身の体験から、「自然結実」をみつけやすいのは
10月下旬~11月上旬
と思っていた。
しかし、昨日の観察からもう少しはやめてもいいのではないかと思いだした。
この週末には、ぜひあなたのヒガンバナスポットへ!!
▼多数の「自然結実」ヒガンバナを昨年みつけることができたその場所にとても残念なことが起こっていた。
花が咲き終わった後、花茎が刈り倒されていたのだ。(2015/09/25ごろ)
私は、未練たらしく倒れた花茎を持ち帰り水を張ったバケツに突っ込んでいた。
ここから、「自然結実」するものをみつけることはできないだろうか。
元気よさそうなのを、水を入れたペットボトルに移し、花茎の「水栽培」をやってみることにした。
しばらく観察してみよう。
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