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今こそ、ヒガンバナ「自然結実」探索を!! #ヒガンバナ

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▼正解だった!!
10/28に「もう限界!!」と採集した「自然結実」したヒガンバナは子房部は10/29から割れはじめ、昨日は完全に「目玉オヤジ」状態になった。
 これで私は三年連続「完熟」したヒガンバナ種子を見ることになった。
それも、ひとつふたつでなく多数の種子をみつけることができた。
昨年度採集の種子のうち3つについて、今のところ実生に成功している。
これは事実であった。
▼少しあせってきた。
「完熟」の時期がやってきているのだ。
まだ定点観測地に残しているものも、「完熟」し種子がこぼれ落ちてしまうかも知れない。
そう思うとあせってきたのだ。
 そこで、今年5度目のスポット巡りをすることにした。
前回(2015/10/20)たくさん「自然結実」をみつけることができた福崎B地点から巡ることにした。
福崎B→安富→夢前の順番にした。
 福崎B地点はもう前回に目に着くものはあらかた採集したつもりでいた。
とんでもなかった。
前回以上に多数みつけることができたのだ。なぜ前回みつけることができなかったのだろう。
「ふしぎ!?」だった。
▼みつけると言ってもなにも特別の技術も能力も必要でなかった。
ふつうに観察するだけですぐみつかるのだった。
もう今の時期、花茎は枯れて倒れている。
ところが「自然結実」したものだけが、その花茎にまだ緑を残しているのである。
萎れ枯れ果てた花茎と一緒に倒れていたとしても、それだけは枯れないでいるのだ。
なかにはまだ直立した花茎もある。
そんな花茎の先にはほぼ100%、子房部が脹らんでいるのである。
また、倒れた花茎の束なかに花軸と子房部だけが緑のものをみつけることができるかも知れない。
「ふしぎ!?」だ!!
「自然結実」した場合のみなにかのシグナルを発して、「完熟」まで水を送り続けるのだろうか。
なんとすごいシステムなんだろう!!
▼その「ふしぎ!?」は\(・_\)ソノハナシハ (/_・)/コッチニオイトイテ
さらに「完熟」まで野外で観察するために少しだけ残しておいた。
それでも、多数採集することができた。
安富、夢前では、ひとつも採集することができなかった。
「遅れん坊」ヒガンバナはまだ健在だった。

これらはすべて「事実」だった。
これは私の勝手な「仮説」ではない。
なぜこの「事実」が起きるのかはさておき、
この「事実」を多くの人と共有し、確認したい!!
 私になにか特別の能力があるわけではない。それは、私自身がいちばんよく知っている。
そんな私が、三年続けてヒガンバナ「自然結実」を多数目撃した。
 それは、もう「偶然」とは言いがたい「事実」だ。

あなたのフィールドで!!
今こそ、ヒガンバナ「自然結実」探索を!!


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コメント

素晴らしい!
私は家人の世話で余裕がありませんが、どなたか発芽した個体の染色体構成を調べてみませんか。もしもどの個体も2n=33でしたらこの群落は無配生殖(無融合生殖)をするように進化したものかもしれませんね。2n=22でしたら2倍体です。また発芽したものが開花するまでに成長できるかも興味津々です。
急に寒くなってきました、ご自愛ください。

投稿: kurita siro | 2015/10/31 20:52

栗田子郎さん
いつもコメントありがとうございます。
「染色体構成」調べてもらうためには、どこに相談したらいいでしょうか?
心当たりのところあれば教えていただけないでしょうか。
実生の方も今のところ順調に葉が伸びてきています。
また変化がありましたら報告をさせてもらいたいと思います。今後ともよろしくお願いします。
ほんと寒くなってきました。
先生もご自愛のほど。

投稿: 楠田 純一 | 2015/11/01 11:21

最近の若い人たちは皆さんDNAばかりで、思いつく職人技を持った染色体屋さんはみなリタイヤーした方ばかりです。私の研究を卒業した熊本大学の高宮正之教授(理学部長)や鹿児島大学理学研究科の宮本旬子教授のところの学生さんなら、どなたかできるかもしれませんね。現在はDNA量の測定だけでしたらほとんどの研究室でできると思いますが・・・。

投稿: kurita siro | 2015/11/02 13:48

栗田子郎さん
応答ありがとうございます。
アドバイスを参考にさせてもらい、
まず私自身ももう少し頭を整理して、この後を考えて行きたいと思います。
 『進化生物学入門』でビガンバナについて書いておられるところ読み返していました。
とても参考になりますね。
 もう少し勉強してみます。
 今後ともよろしくお願いします。

投稿: 楠田 純一 | 2015/11/02 17:01

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