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ヒガンバナ「自然結実」の場所は年ごとに変わるのか!? #ヒガンバナ

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▼昨日(2015/10/20)は朝からヒガンバナ三昧の一日だった。
 まず朝一番にいつものヒガンバナ散策に出かけた。「自然結実」をするヒガンバナの点検だった。
毎日観察しているつもりなのに、すぐ見失ってしまう。花茎が枯れてしまうものも出てきたので、いくつかは採集してしまった。
 午前中にもうひとつ作業をした。それは、花が咲いた後すぐ切り倒されたビカンバナの花茎を回収してバケツにほり込んだいたが、バケツの水替えと整理だった。花茎の腐った部分は切って捨てた。
そしたら花茎の先端を残すだけがほとんどなってしまった。
このなかからひとつでも「完熟」するものが出てきたらラッキーだが…(^^ゞポリポリ
▼午後からは今年4度目のヒガンバナスポット巡りをした。
観察のボインは前回にひきつづき3つだった。
(1)葉の観察
(2)「自然結実」の観察
(3)「遅れん坊」の観察
なかでもいちばんの目的は、なんといっても「自然結実」するヒガンバナをみつけることにあった。
遠いところから巡った。
安富町→夢前町→福崎町の順番で行った。
 安富町は2013年に次々からと「自然結実」するヒガンバナをみつけた場所だ。完熟した種子を多数手に入れた場所である。昨年度はほとんどダメだった。今年はどうだろうと楽しみしていた。
 残念ながら今年もひとつとして見かけることはなかった。「葉の季節」へシフトし、「遅れん坊」だけが真っ赤に咲いていた。
 夢前町は、昨年度に高頻度で「自然結実」をみつけた場所だった。ごくごくアタリマエに「自然結実」を見ることができ、観察オフで訪ねた場所でもあった。ところが、今年はまったくダメだ!!
 かなりの時間ねばって最後の最後にひとつをみつけたのみだった。
▼この段階で私はかなりショックだった。
それは、昨年度までの結論である作業仮説
「ビカンバナは想像以上の高頻度で「自然結実」をする!!」
を取り消さなければならないからだ。
 なかばあきらめかけていたというのが正直なところだ。最後の望みのツナは福崎町だけだった。
 その場所で観察をはじめてすぐだった。いきなり「自然結実」する花茎をかたまりでみつけたのだ!!
他の多くの花茎は萎れて倒れている。ところが「自然結実」をしようとする花茎は緑を保っている。
だからみつけ出すことはいとも簡単である。直立したままのものも多い。
 完熟までこの場所において置くのは少し不安だったから、回収して家で「水栽培」することにした。
20個近くの花茎を採集した。
▼これはどう考えたらいいのだろうか?
年によって高頻度に「自然結実」するビガンバナをみつける場所が変わっている!!
ヒガンバナの側から言えば、
ヒガンバナは何年かに一度のサイクルで高頻度に「自然結実」を起こす!!
これは、シロウトが故のトンデモ仮説だろうか?
 この仮説を立証するためには多くの事例が必要だ。
 私も可能な限り観察を続けるつもりだが、ひとりでは限界がある。
多くの人の観察の眼がぜひとも必要だ。

私は、ここのところ人に会う度に、ヒガンバナ「自然結実」さがしを呼びかけている。
この時期こそチャンス!!
お彼岸の頃、あの赤い燃え立つ松明の行列を見た場所に行ってみて下さい!!
「自然結実」するヒガンバナをみつけることができるかも。
みつけたら私に教えて下さい!!

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