ファラデーラボ「蛍光タンパク質のかがく」「手づくり顕微鏡のかがく」!!
▼昨日もいつものようにヒガンバナ散策からはじめた。
今、散策道に少なくとも5個の「自然結実」をするヒガンバナの花茎を確認をしていた。
いつどの段階で「水栽培」にシフトすると迷っている。他の花茎は次々と枯れて倒れていっていた。
不思議と子房部が膨らんだ花茎は緑を保っていた。
大賀ハス観察池定例観察日でもあった。蓮根の植え替えから29週目であった。
かろうじて緑を保っていた葉も枯れ始めた。もう生命の営みを終えつつあるのだろうか。
どの段階で「生命体」でなくなるのだろう。
そんな今さらのことばかりを考えていると、あの究極の「ふしぎ!?」が浮かんでくるのだった。
「生命とは何か?」
▼午後は久しぶりに
■第63回かがくカフェ「蛍光タンパク質のかがく」
に参加させてもらった。
豪華な3部構成だった。
今回は私には、とてもタイミングよく究極の「ふしぎ!?」=「生命とは何か?」に対応するものだった。
◆<第1部> 「蛍光タンパク質のかがく」
~緑色に光るオワンクラゲのタンパク質を試験管の中で作る~
うれしいことに中学校での実践検討であった。それに私にはアリガタイことに根っこところからの話になった。
・生命とタンパク質?
・そもそもタンパク質とは何か?
・DNA→RNA→タンパク質 ?(゚_。)?(。_゚)?
・生命はどのようにツナガルのか?
・遺伝とは?
自慢気に言うことではないが、私にはこの謎解きをするための基礎知識が不足していた。
勉強不足!!でもやっぱり「ふしぎ!?」だ。
実験をさせてもらいながらいろいろ教えてもらったのはアリガタかった。
▼第2部も大いに第1部とツナガッテいた。
<第2部> 「手づくり顕微鏡のかがく」
400前の望遠鏡の発明で「宇宙」の謎解きは飛躍的にすすんだ。
同様に「生命」の謎解きは顕微鏡の発明で一挙にすすんだ。
そんな元祖顕微鏡を手づくりしながら、最先端のICT機器活用とリンクしていく取り組みはとても興味深かかった。
フックはこの顕微鏡で最初にミクロの世界をのぞいたとき、大いに感動し、回りものをのぞきまくったことだろう。
そして「こんなものが見えた!!」とスケッチし人に伝えたかっただろう。
また、そうしただろう。
今だって同じだ!!誰だって未知の世界に出会ったら、自分で楽しむだけでなく人に伝えたくなるんだ。
そうして「謎解き」=「科学」は進化してきた。
人に伝えるツールだって進化する。
「よりきれいに」「よりわかりやすく」伝えたいその気持ちは今も昔もかわらない。
今やごくふつうの日常になりつつある最先端のICT機器を活用するというのはきわめて自然な流れだ。
学校現場では克服すべき課題があることは認めるが、だからと言ってこの「流れ」はとめることができないだろう。
体験させてもらってよくわかった。
とても面白いし、なにより楽しい!!
のだから…。
▼第3部 これもまた楽しかった。
「日本列島の歴史3億年の岩石実物図鑑」
「生命支える物質 タンパク質」(実験ニンヒドリン反応)
「学習のルール・ノートの書き方など」
「驚異のクモの巣」
等々とても充実した「かがくカフェ」であった。
また手づくりの夕食までごちそうになってしまった。
深謝<(_ _)>
盛りだくさんの内容をポンコツ頭が理解するには、今しばらくの反芻作業が必要なようだ。
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