ついに『世界気象カレンダー2016』が届いた\(^O^)/
▼私は、「雲見」定点観測地のすぐそばの屋内に古びた机をひとつおき、そこを観測「基地」のようにしている。
観測用具、カメラ、関連書籍などもその机の上に置いている。
例の「雲見」カレンダーも、そこの壁に貼っている。
机の真正面の壁には、今年もっとも「お気に入り」になった『世界気象カレンダー』を架けている。
机の真ん前だから、机に座るたびにそれを目にする。
それは、毎日という程度はなかった。
一日に何回も何回もだ。
だから、このカレンダーの写真が目に焼き付くようになった。
今年からこのようにして、益々このカレンダーが気に入ってしまった。
2016年版ができたと聞いて、さっそく発注しワクワクしながら待っていた。
やっと一昨日それが届いた\(^O^)/
▼【お薦め本】風に「お気に入り」ボインと3つあげると次のようになる。
(1) 写真が美しく、インパクトがある!!
(2) 毎月、気象研究最前線からの報告がある!!
(3) 資料・観測データが豊富である!!
▼もう少しだけくわしく書いてみる。
(1) 写真が美しく、インパクトがある!!
表紙の写真は武田康男さんの「雲の上の富士山」だ。初日の出フライトで飛行機から撮られたものだ。
地上よりも10分も早い、「日本一早い初日の出」だ。あの「写真展」でも衝撃を受けた一枚だ。
毎月の写真もすばらしい。美しいだけでなくインパクトがある。
それでいて飽きない。(2015年版がそうだから、きっと…)
(2) 毎月、気象研究最前線からの報告がある!!
毎月の執筆陣は、今、気象研究最前線で活躍する研究者たちである。それだけに今最も注目に値する情報を知ることができる。アリガタイ!!
正直言ってなんでもゆっくりなシロウトの私には、これを一読するぐらいでは何のことが書いてあるのかチンプンカンプンだ?(゚_。)?(。_゚)?
ところが、カレンダーだから一ヶ月間、繰り返し繰り返しつき合っていると段々面白くなってくる。
これは不思議だ。ときには、そこから派生して自分でもう少しくわしく調べてみようという気になってくる。
2015年は、何回かそんなことがあった。
そういう意味では、新しい学びのきっかけにもなる。
▼最後の3つ目。
(3) 資料・観測データが豊富である!!
このカレンダーには、実に多くの興味深い資料・観測データが記載されている。
例えば「2014年の顕著な異常気象・気象災害の概況」等である。
だから、ふつうのカレンダーのように、その年に使ってしまえばそれで終わりにしてしまうのはモッタイナイ。
このカレンダーはすぐれた「気象年鑑」にもなっているのだ。
蓄積データとして保存しておきたい。「つくり」もそのように配慮されているようだ。
使いはじめるのが楽しみだ。
それまでは、2015版と一緒に「表紙」を机の前にならべておこう。(^^)V
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