« 【Web更新9/6】15-36 【ヒガンバナ情報2015】 等更新!! | トップページ | 伊予松山へ、「雲見」の旅!!(1) »

ヒガンバナの不思議はどこまで? #ヒガンバナ

Dsc_0636

▼昨日(2015/09/07)の朝、雨のやんでいる間に今年はじめて「発芽」をみつけた場所に行ってみた。
やっぱり次々と「発芽」し、花茎はのびてきていた。
 それまで何も見られなかった地面から、ニョキニョキと花芽が顔を出し、花茎が伸びてくる姿は何度見ても「ふしぎ!?」だ。
 それだけではなかった。少し離れたところには赤いかたまりが見られた。
近づいてみた。
 もうここまで来れば間違いなく「開花」である!!
 今年の私の「開花初見日」は、2015/09/07と記録しておこう!!
▼ヒガンバナの不思議について、有園正一郎氏がとても面白いことを言っていた。

◆『ヒガンバナの履歴書』(有園 正一郎著 愛知大学総合郷土研究所ブックレット2 2001.3.31)

のはじめに、ヒガンバナの不思議を9つあげていた。


 (一) 秋の彼岸前に突然花茎が伸びて、六輪前後の花が咲く。
 (二) 花が咲いている時に葉がない。
 (三) 花は咲くが、実がつかない。
 (四) みごとな花を咲かせるのに、嫌われる草である。
 (五) 開花期以外のヒガンバナの姿が思い浮かばない。
 (六) ヒガンバナが生えている水田の畔には他の雑草がそれほど生えない。
 (七) 人里だけに自生して、深山では見ない。
 (八) 大昔から日本の風土の中で自生してきたと思われるが、ヒガンバナの名が史料に現れるのは近世からである。
 (九) 田んぼの畔や屋敷地まわりで見かけるが、田んぼの畔や屋敷地まわりならどこでも生えているというわけではない。
            (『ヒガンバナの履歴書』P7より)

 
 著者は続けて言っていた。「これらの不思議のうち、五つ以上が思い浮かぶ人はよほどの観察者であり、五つ以上答えられる人は奇人の部類である。」(『ヒガンバナの履歴書』P8より)と。
▼私は、毎年これを自分自身のヒガンバナの「ふしぎ!?」の「現在地」を確認するのに使わせてもらっている。
 ある程度、自分なりに謎解きができたものもあるが、まだまだその糸口すらみつけていないもある。
 また、ある程度謎解きができたからと言って、「ふしぎ!?」は消えてしまうわけではなかった。
(一) 秋の彼岸前に突然花茎が伸びて、六輪前後の花が咲く。
(二) 花が咲いている時に葉がない。
そのカラクリがわかってもやっぱり不思議なもの「ふしぎ!?」だ。
▼ここ数年、特に注目している「ふしぎ!?」が
(三) 花は咲くが、実がつかない。
である。
 ほんとうだろうか!?
あんなにきれいな花をいっぱい咲かせるのに…。
蝶たちもあんなにやって来るのに…。
「日本のヒガンバナは3倍体だから…」と説明されても、どうしても納得できないものがあった。
「なかには、変わりだねがあって種子で殖える場合もあるのでは…」というのが、私の作業仮説であった。
 昨年採集の「種子」のうち3つが「発芽」「発根」し、今植木鉢の土の中に眠る。
今年はどんな展開があるだろう?

「ふしぎ!?」はまだまだ膨らみ続くのである。

Dsc_0604
Dsc_0558


 

|

« 【Web更新9/6】15-36 【ヒガンバナ情報2015】 等更新!! | トップページ | 伊予松山へ、「雲見」の旅!!(1) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ヒガンバナの不思議はどこまで? #ヒガンバナ:

« 【Web更新9/6】15-36 【ヒガンバナ情報2015】 等更新!! | トップページ | 伊予松山へ、「雲見」の旅!!(1) »