「線状降水帯」とは!?(1)
▼ヒガンバナ日和!!
そんな言葉があるのか知らない。
もしあったとしたら昨日のような天気のことを言うのだろうと思った。
空は高くなっていた。
定点観察地Aのヒガンバナの花茎はスルスルと日に何㎝とのばし、お彼岸の入りをめざしている。
Bのシロバナヒガンバナは、もう何本か開花しはじめた。
冬の間に光を独り占めして球根に貯め込んだ栄養は、この日のためだったのである。
そのカラクリがわかっても、やっぱり「ふしぎ!?」だ。
▼先週からもうひとつの「ふしぎ!?」があった。
栃木・茨城・宮城・福島などへ甚大なる被害をもたらした大雨についてだ。
例年の9月いっぱいに降る雨の2倍以上雨が、たった一日二日の間に降るなんて???
その「ふしぎ!?」を、ひとつの言葉でなんとなく納得したような気になっていた。
「線状降水帯」
と言う言葉だ。
▼その言葉について、いつも天気のことを教えてもらいお世話になっているプロの三浦郁夫さんが説明をしてくださっていた。
◆湘南お天気相談所・線状降水帯
ナルホド!!
私は大きな誤解をしていたようだ。
言葉だけで、わかったつもりになっていたようだ。
▼「線状降水帯」は大雨の謎解きをする重要なキーワードのようだ。
もう少しくわしく知りたくなってきた。
三浦さんが紹介して下った「資料」をプリントアウトしてみた。
◆線状降水帯発生要因としての鉛直シアーと上空の湿度について 加藤 輝之(気象研究所)
ポンコツ頭には手強そうだ。
でも、面白そうだ。
もういちど「雨はどのようにして降るのか」からはじめて、「線状降水帯」の謎解きに挑戦してみようと思う。
ゆっくり 急ごう!!
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