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サイエンスコミュニケーター宣言(361)

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▼昨日(2015/09/24)は一日雨だった。
庭の定点観察地A.Bのヒガンバナはあきらかに「盛り」を過ぎていた。
先頭を切っていたシロバナヒガンバナも雨に濡れ、あわれな姿になっていた。
 しかし、まちがってはいけない。「植物ヒガンバナ」の観察はこれからが本番だった。
実生コヒガンバナ、ヒガンバナにも展開は進んでいた。
コヒガンバナ49個の幼い球根の内25個まで葉を出してきた。ついに50%を越えた。最高に伸びた葉は6㎝を越えていた。
一方、実生ヒガンバナの方にも驚くべき変化があった。3個の幼い球根のうち葉を出してきたのはひとつだけだと思っていたが、昨日残りの2つにも小さな小さな葉が顔を出してきた。
3/3になった。もう「たまたま」ではなくなった。
私の作業仮説はトンデモ話でなくなりつつあった。ゆっくり急ごう!!
▼こちらの作業も、ゆっくり急ごう!!
2つ目の座標軸に移ろう。

(2) サイエンスイベント・ムーブメントに参画する。

 「科学」には2つの「科学」あると思っていた。
「ハレ」の科学

「ケ」の科学である。
 これまでのサイエンスイベント・ムーブメントは、どちらかと言うと前者の「ハレ」の科学に軸足をおいている場合が多いと感じていた。
 持論である「最大の「ふしぎ!?」は、最も身近にある!!」から言うと、「ケ」の科学に軸足を置いた展開があってもいいのではないかと思っている。
 そう思っているからと言って具体的な構想があるわけではない。
▼子規は、これまでの長い歴史をもつ「俳諧」の世界を「月並み」と排し、新しい「俳句」の世界を創りだした。
ほんとうだろうか。
 「月並み」と言いきるまでには、膨大な「俳句分類」と作業をやりきっていた。
けっして新しい世界が忽然と表出してくるなんていうことはないのだ。
 門外漢の私が例にあげてもなんの説得力もないが、サイエンスコミュニケーションの世界にもこんなことはないだろうか。
 相矛盾するふたちつの願望が私のなかにある。
・まずは「月並み」の定着をめざしたい願望
・「月並み」から脱却して、新しいことをはじめたい願望
である。
▼もう少し具体的なものをならべてみよう。実現するかどうかは別問題にして
・俳句結社「寅の日」の会の創設
・「吟行」という名の自然観察会
・多様なオフライン「寅の日」の展開
・「大人の自由研究」発表会創設
・【「雲見」の連帯】
等々である。
 まさに「雲をつかむような話」ばかりである。
これが「現在地」である。

 今朝起きてから、あのジョロウグモを見たら、昼間にはけっしてみせることがなかった巨大なネットづくりをめざしての作業を甲斐甲斐しくやっていた。明るくなったらどんなものが見えるのだろう。
楽しみだ。o(^o^)o ワクワク

(つづく)
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