新・「自由研究」のすすめ試論(115)
▼「空も秋めいてきて…」と言われても
ほんとかな!?
私には正直に言って、そこまでは見えていなかった。
「雲見」を続けていればそこまで見えてくるのかな。
でも続けるためには、面白くなければ続けられない。それは大丈夫だ!!
確かに「雲見」は面白い!!
地上からの「雲見」だけでなく、宇宙からの「雲見」(気象衛星画像)・天気図もセットにするとなお面白い。
気象衛星画像は2.5分ごとの高頻度画像も見れるようになって、宇宙から「雲見」もよりリアルになってきた。
▼「大人の自由研究」は気儘だった。
面白くなければやめればいいのだ。続けるか続けないかそれは「自由」だった!!
面白いから続けてきた私の「自由研究」!!
「雲見」「クモ学」だけではなかった。他にもいくつかあった。
◆大賀ハス「あこがれの4日間」の「ふしぎ!?」
8年目の観察研究だった。8個の大賀ハスの「あこがれの4日間」を観察した。
例年のように花びら、雄しべの数を数えた。
しかし、4日間開閉の「ふしぎ!?」の謎解きは大きくは進展しなかった
◆「コウガイビル」の「ふしぎ!?」
第8号との出会いはあった。しかし、すぐに消えてしまった。
「ふしぎ!?」は膨らむ一方だった。
◆ヒガンバナ実生の「ふしぎ!?」
これは、この秋の展開が楽しみなところである。
▼もうひとつ、番外編があった。
それが
◆191日立ち続けた【立春の卵】の「ふしぎ!?」
もう倒れてしまったから終わりではなかった。「卵立て」普及のためにも、取り組みのすべてを記録化したいところである。ページ化を検討している。
そうそれ!!
「研究」を、記憶せずに記録する!!
記録したものを、もう少しパブリックな場に発表する。
それこそが次にめざしたいものだった。
▼繰り返すが、今年の「自由研究」のすすめのテーマは3つあった。
(1) 大人の「自由研究」!!
(2) プロの「研究者」との連携!!
(3) 「研究発表」の場の創設!!
(1)(2)はそれなりに進んできた。
ところが(3)はまったく進んでいなかった。
「パブリックな場で発表」の場づくりであった。子ども自由研究発表の場はすでにいくつもある。
しかし、「大人の「自由研究」」発表の場はなかった。
いや私が知らないだけでそうしたものはすでにあるのかも知れない。
考えようによっては、それはプロたちの「学会」とはそんなものかも知れない。
しかし、それは少し趣旨もちがうし、敷居も高い。
なければ「創ろう!!」というのが、私の提案だ。
なにをどうすればいいのか。それこそ雲をつかむような話だ。
しかし、それも何年も言い続ければ、ひょっとしたら道が見えてくるかも知れない。
まあ、ゆっくり 急ごう!!
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