「雲見」と観天望気!!(1)
▼それにしてもにぎやかな「雲見」だった!!
待ちに待った青空!!
東西に行き交う雲たち
高さもちかう
厚さもちがう
様々の雲たちが 空にはあった!!
それも長くは続かなかった。
▼こんな「雲見」から明日の天気を<予想>するなど、私にはできなかった。
これぞ梅雨空なんだ!!
ということにしておこう。
「雲見」と言う言葉自体は賢治の発明だとしても、その行為は当然大昔からやってきた。
そして「雲見」から明日の天気を<予想>することも!!
それらをひっくるめて「観天望気」と呼んでおこう。
「観天望気」の歴史は古い!!
「天気図」の歴史はたかだか200年!!
「数値予報」の歴史はもっと新しい!!lリチャードソンの夢から100年とたっていない。
宇宙からの「雲見」(気象衛星画像)にいたってごくごく最近である。
▼科学技術の進歩とともに、それらを駆使した「天気予報」は飛躍的に精度を高めてきた。
その恩恵にあずかっている。アリガタイ!!
また、その情報を受信する端末も飛躍的に進化してきた。
もう「天気予報」も新聞・テレビ・ラジオのメディアで受信する人よりもスマートフォンなどの携帯端末で受信する人の方が多くなってくるのかも知れない。
そんな時代にあって、今さら「観天望気」はないだろう!!
そうだろか!?
そんな時代だからこそ、今こそ「観天望気」を!!
▼そうポンコツは言いたいのだ。
先人たちが多くの犠牲を伴いながらも、自然とよりゆたかにつき合っていく術として残してくれたもの!!
それが「観天望気」である。
それはくらしの知恵であり、きわめて有効な「科学の方法」なのではないだろうか。
今こそ「観天望気」をもう一度!!
と大げさなこと言っても、でも何からはじめればいいのだろう?
できることは何だろう?
私にはまだなにもわかっていない。
ゆっくり 急ごう!!
いつになったらきれいな夕焼けを見ることができるのだろう?
今日も「雲見」しながら考えてみよう。
(つづく)
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