Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(76)
▼いつもの「雲見」の空は予定通り雨雲でいっぱいになってきた。
そして、そこから雨粒が落ちてきた。落ちてきた雨粒は大きな大賀ハスの葉っぱの上をコロコロところがりはじめた。一度は落下の衝撃でバラバラになった雨粒は、すごさま再集合して、大きな水滴になる。そうしていると次の雨粒が落ちてくる。また同じことが繰り返す、できた水滴どうしも集合してさらに大きな水滴になる。
大きなプールができて、ハスの葉の上で絶えきれなくなったプールは重さで葉を傾け池にこぼれていく。
まるで升の雨量計のように…。これが面白い!!いくら見ていても飽きない!!
またまた「梅雨」の楽しみをみつけてしまった。\(^O^)/
▼「梅雨ばっかり病」はまだまだ重篤化していた。
作業を続けていた。
過去の天気図から「梅雨前線」を追う作業である。
2014年、2013年、2012年の5月、6月、7月の天気図をプリントアウトしてチェックするのである。
元々は「黄海高気圧」をみつけることだった。
ところがもっと面白いことに「はじめて」(^^ゞポリポリ気づいたのだ。
もっともっとアタリマエのこと!!
に気づいたのだ。
梅雨前線は、日々動いていた!!それもけっして一方通行の動きでなく、
北上したり・南下したり
伸びたり・縮んだり
消えたり・現れたり
えっ、「今さら…」の発見である。
なんでこんなことに今まで気づかなかったのだろう。
「梅雨前線」のこと知っているツモリになっていただけなんだ。
授業でもやってきたはずなのに…。
「天気図を連続して見る!!」もやってきたはずなのに…。
▼それだけではなかった。
モテサクさん(『梅雨前線の正体』)のおかげで、「梅雨前線」が「線」でなく「帯」に見えきたのだ。
さらには妙に「立体的」に見えてきたのだ!!
不思議なもんだ。
平面に描かれた天気図の「梅雨前線」が3Dで見えるはずはないのだが…
ひょっとしたらこれが「梅雨前線」が少しわかりはじめたことなのかもかも知れない。
そうだったらうれしいな!!
▼さらには、天気図の下に書いてある「集中豪雨」「豪雨」「大雨」…の文字をチェックしなが
ら、描かれているはずのない「水蒸気前線」をさがそうとしていた。
作業ははじめまったばかりだ!!
まだまだ続けてみよう。
今朝は朝日がまぶしい!!
梅雨前線はどこだ!?
大賀ハスの上のプール(水たまり)はそのままだ。
ところでこの「水」はほんとうはどこからやってきたのだろう。???
「梅雨前線」の「ふしぎ!?」はまだまだつづきそうだ。
(つづく)
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