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Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(80)

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▼「あこがれの4日間」が6/21~6/24だった第3大賀ハス。
第3大賀ハスをいつものように、花びらの数、雄しべの本数を数えてみた。
第1、第2に比べる大きくなってきていることがわかる。
今年は、なぜか散る頃になると汚れたようになるなぜだろう?
・花びら 15 
・萼    3
・他?   1 
雄しべ数はいっきょに増えた。第1(157本)、第2(149本)に比べると100本近く増えた。
・雄しべ 255本
 なんとも単純で地道な作業であるが、作業しながらいろいろ考えるのもなかなか楽しいものである。
▼大賀ハスのことだけでなく、「梅雨」「梅雨前線」のことも考えていた。
ふりだしに戻って、「雲見」から明日の天気を<予想>することについて考えていた。
この梅雨の時期というのは、ほんとうに難しかった。
 この時期の雨はうっとうしいものであるが、その反面農家にとっては死活問題でもあった。
昔の人は晴雨の判断をどうしてやってきたのだろう。
 そのときに有効とされるのが「観天望気」だった。
▼「観天望気」の結晶化したものが天気コトワザだ。
この梅雨の時期の天気コトワザにどんなものがあるのだろう。

本棚から少し古い本をひっぱり出してきた。

◆『天気予知ことわざ辞典』(大後美保/編 東京堂出版 昭和59.6.15)

この本の6月のところにあげてあるものを列挙してみる。

○ 西の虹は晴れる
○ 山に鉢巻雲がかかれば雨となる
○ 朝グモの巣に水滴ついていれば晴
○ アオイの花が頂上まで咲けば梅雨晴れる
○ 子供が騒ぐと雨
○ 波状雲が出ると雨の兆し
○ 鳥類が木の高所に巣を作る年は洪水あり
○ 尾曳すじ雲は雨の兆し
○ 梅雨の初めに雷鳴あれば空梅雨となる
○ 北風が南に変わると雨、南風が北に変わると晴
○ 梅雨期に小雨ならば豊作
○ 山に帯雲が見られると雨
○ 頭痛・神経痛・腰・関節・古傷などが痛む時は雨が近い
○ 頭髪が常より伸びるのは雨の兆し
○ 梅雨に夕立雲が出れば日照り
○ セキレイが水辺遠く巣くう年は洪水あり
○ 夜鳴る雷は長雨
○ 南が西に廻って雨となる
○ 富士さんが笠をかぶれば雨
○ 富士山に隈取雲が現れると天気悪くなる
○ 朝富士に夕筑波
○ 雲が北に飛ぶと晴れる
○ 早朝の俄雨は必ず晴れる
○ アマガエルが低いところにいれば晴
○ 六、七、八月ごろ株虹が出れば干天続く
○ クモの巣が朝かかっていると天気がよくなる
○ 梅雨中の雷は晴近し

▼その解説を読んで納得するものもあれば、これってどうなんだろう?
と思うものもある。
 いずれにしてもここには先人たちのくらしのなかから生まれた知恵がある。
なんとしても「明日の天気を知りたい」という願望から生まれた「常民の科学」がある。
 現在も使っているものはいくらあるだろう?
説明されて納得しても、使いモノにならなければ何の意味もない。
このまま消えて行くままにしておくのはモッタイナイ!!
そう強く思うのだが…

(つづく)

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