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ファラデーラボで『明治大正期の理数授業について』を学ぶ!!

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▼6月に入っても「雲見」三昧はつづいていた。
「雲見」は一期一会であった。
どんなにきれいな空と出会っても、それを「もう一度」ということはなかった。
刻々と空は表情を変えていった。
だからこそ面白いと思えた。
 ずっと気にしていたヒガンバナの実生。6月のはじめを期して、小さく幼い「鱗茎」を植木鉢に植え替えた。
その「鱗茎」ができかけているのは3つだ。
1つずつ別々の植木鉢に入れ土をかぶせた。
はたして葉が出てくることはあるだろうか。出てくるとすればそれはいつだろうか?
▼夕方になってとても興味深い話を聞くためにファラデーラボに行った。
■明治大正期の理数授業についての講演会
内容    「明治大正期の理数授業について」
講師    小林昭三氏 (新潟大学名誉教授)

豊富な資料をもとづくお話しは期待通りのものであった。
具体的に「記録」されたものはやはりすごい説得力もつ。
「理科」がはじまって「科学」教育は消えていったわけではない。脈々と生き続けていた!!
というのが私が勝手にとらえた「文脈」だった。
▼私は私の「文脈」のなかでお話しを聞かせてもらいながら、今さらながらの「疑問」と、これからの「課題」とが生まれた。
(1) 「理科」と「科学」はちがうのか?
・ちがうとすればどこが?
・「理科は科学を教える教科である」の今は?
・現実に今は?
・1886年(明治19) 学校令「小学校の学科及びその程度」
において「理科」は誕生した。
(1) 私たちの「理科」はどこから来たのか。
(2) 私たちの「理科」はどこにいるのか。
(3) 私たちの「理科」はどこへ向かうのか。

(2) 「科学」と「科学」教育はいつなぜ分離していったのか?
・「科学」と「科学」教育は別ものか?
・理科教師は「科学者」か?
・理科教師の「私の科学」はどこに?

▼ポンコツ頭ですぐさま答えのみつからない疑問ばかりだ。
それにもかかわらず、忘れかけていた「課題」まで浮かんできた。
(3) 定番実験(教材)の源流をさぐりたい!! 
・それがもっとも有効な教材研究になる。
新・私の教材試論の再開!!

お聞きしたお話をちゃんと理解せぬうちに、頭が空転をはじめてしまいそうだ。
もう少し時間をかけた反芻作業が必要なようだ。
貴重なお話に感謝!!
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