« 2015年5月 | トップページ | 2015年7月 »

【Web更新6/29】15-26 Webテキスト『天気の変化』の可能性!? 等更新!!

Dsc_9268


梅雨明けの 待ち遠しかな ヤブガラシ 15/06/25 (木)撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】15-26
週末定例更新のお知らせ
 「雲見」の旅で一日ずれ込んだ週末定例更新のお知らせである。
早いものである!!今日で6月が終わる。つまり2015年の半分が終わるのである。
 今年の「新年の抱負」を見たら、3つをあげていた。
(1) サイエンスコミュニケーターを楽しむ!!
(2) 楽しみの「時空間」を拡げる!!
(3) 「整理」を楽しむ!!
 半分が過ぎて、上二つは順調だ。(3)にもう少し力点を置く後半にしたいな。

◆表紙画像集2015 更新 人里の自然シリーズ ヤブガラシ
 ヤブガラシまたはビンボウガズラという。なんともひどい名前をつけられたものだ。
でもその花は美しい!、いやとてもかわいい!!
緑の花びら、クラウンのような雄しべ、ピンクの燭台のような雌しべどれもがかわいい!!
「こびとの国の宝石箱」をひっくりかえしたようだ。
 藪まで枯らすというスゴイ名やビンボウ屋敷の象徴のような名を持つ植物だけど、花だけを見ているとついエールを送りたくなってくる。
 そのヤブガラシの花も梅雨明けが待ち遠しそうだった。

◆Webテキスト『天気の変化』の可能性!? 更新!!
 いつのころからはじめたプロジェクトなのか。私のなかでも定かではない。
今も「授業」のカテゴリーで更新を続ける唯一の存在である。
この「可能性!?」というところに大いなる夢を託していた。

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 念願の100回を達成し、明日からリセットとして200回をめざす!!
多くの人の「文脈」で一緒に読みたいな!!

今日一日は「峠」に立ってみよう。
「見えるかぎりの風景を眼に」おさめよう!!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

淡路・沼島へ「雲見」の旅(2)

Dscn8918
Dscn8946
▼沼島二日目。
アリガタイ!!朝から晴れていた。
朝食までの朝の散策に港にでたついでに「おのころ神社」に登ってみた。
前日の「おのころ島神社」との関係は?
今さら、くにうみ神話の真偽を語るつもりはさらさらない。しかし、ここにも「動く大地の物語」の謎解きに関するヒントがひそんでいるかも知れない!!
 語り残したかったものとはほんとうは何なのだろう?
Dscn8980
▼朝食をすませてた後、本格的に沼島の「自然観察」に出かけた。
動植物・地質等にくわしい先生と一緒の「自然観察」はとてもうれしい。
 ふだん何気なく「観察」しているモノも、えらく新鮮に見えてくる。自分にとっては「へーそうだったのか!!」と「大発見」の連続だ。
 普通に歩けば一時間とかからないコースも、いくらでも時間を費やすことになった。
家に帰ったら、今度は自分の散策コースで確かめて見よう!!と思うことばかりだった。
自然は最高の教科書!!
それはほんとうだった。
Dscn9018
▼やっと目的地の「上立神岩」に着いた!!
さすが、絶景ポイントだった。
そこからの「雲見」も最高にすばらしかった。!!
その絶景ポイントで休憩をとっているときだった。
奇跡が起きた!!それは神がかり的であった。
あんまり言うと「怪しい話」になってしまうが(^^ゞポリポリ
今回の「雲見」の旅で もっとも美しい瞬間だった。
Dscn9072

彩雲を見た!!

まさか、このタイミングで見ることができるとは…
▼昼食の弁当をとってから、船に乗り「中央構造線」を渡り淡路島本島にもどった。
「中央構造線」の海上の空の「雲見」もなかなかすばらしかった。
向かいの本島からもう一度「沼島」をながめて見た。
そして、「動く大地の物語」を教えてくれる崖の上にも雲が…。
淡路島で最高に高い山・諭鶴羽山からも「沼島」を見下ろして見た。
Dscn9168
Dscn9229
Dscn9240
Dscn9283
「雲見」と「動く大地の物語」謎解きの旅は最高だった。
最後に再び渡る明石海峡大橋の上の「雲見」も、広がる大阪湾の「雲見」にも大満足だった。
お世話になったみなさん ありがとうございました。<(_ _)>
Dscn9330
Dscn9343

【追加訂正情報】\(^O^)/
「彩雲」を一緒に見た人、スミマセン
「彩雲」ではなく、もっとレアな「環水平アーク」だそうです。
Facebookで、三浦郁夫さんより教えてもらいました。三浦さんは紀ノ川河口付近で同時刻にご覧になっていたそうです。こんな偶然ってあるんですね。
同じ画像トリミングしてみました。確かに…(^^)V
Dscn9073tri1

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

淡路・沼島へ「雲見」の旅(1)

Dscn8808
▼兵庫県の最南端、淡路島より4㎞の位置に「沼島」があった。中央構造線より南にある島として、よく話には聞いていた。ところが恥ずかしながら同じ県内に住みながら、まだここへ本格的に足を踏み入れたことがなかった。
 この度、機会があって10人の仲間と一緒にその地に「自然観察」の旅に出たのだった。
Dscn8813
Dscn8815
Dscn8851
▼天気が心配であった。前日(2015/06/26)はすごい雨が降っていたので計画が決行されるのか、それすら不安だった。明石海峡大橋を渡る前は、橋の上を雲が覆っていた。
淡路島に行ってここを素通りすることはできなかった。
「北淡震災記念公園」(野島断層保存館)である。ここへは何度なく訪れているが、行くたびに1.17の記憶がよみがえってくるのである。また、ちょうど20年前、この保存館が出来る前に、ここを訪れたときの衝撃を思い出すのだった。館を出たとき、まだ多くの雲が海の上にはあった。
Dscn8858
Dscn8866
▼今回は「沼島」を訪れるということで、まず淡路島にある「おのころ島神社」を訪れた。
巨大な鳥居の上の空にも雲はあった。
その後「阿那賀海岸」を回って土生へ向かった。
▼土生の港から船でわずか10分、「沼島」に着いた。
夕食はこれもまたはじめての本格的な名物鱧料理をいただいた。
最高に美味しかった!!
深謝<(_ _)>
(つづく)
Dscn8877

| | コメント (0) | トラックバック (0)

Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(81)

Dsc_94182
Dsc_9442
▼雨は激しく降っていた!!
第4大賀ハス「あこがれの4日間」の三日目であった。
そんな雨のなかでも律儀にも開いていた。それに応えるがごとく、虫たちが数匹寄ってきていた。
ハスの葉の「雨量計」は、頻繁に傾いた。
梅雨だ!!
▼「天気コトワザ」にもしばしば動物が登場していた。
それは動物たちが「大気の変化」を敏感に感知するレセプターを持ち合わせているからだろう。
単純だけど、すごく面白いなと思う「研究」が、名著『雲をつかむ話』(藤原咲平著 岩波書店 1950.6.20)

 雨蛙と天気  前にも述べましたが、蛙が天気を予知すると思い込んでおられる方もあります。
悲しい哉。われわれは蛙の心持ちを見分け又は聞き分ける事が出来ませんので、仕方がないから何でも雨蛙がガワガワと鳴き始めると、直ぐに手帳に附け附けして、凡そ四年間に亙りて故岡山県測候所長の森直蔵君が統計して見ました。それによると雨の降って居らぬ時に、雨蛙が鳴き出してから、三〇時間内に雨が降り出した割合は、帯広では六四%、潮岬で五二%、和歌山では七〇%でありました、平均は六二%になります。(同書P79より 現代語に少しかえました。)
 
 「へぇーやっぱりそんなことやってみる人いたんだ!!」となんだかうれしくなってきますね。
その本の文脈では、現代の人間の「天気予報」に比べれば劣ったものであるという結論になっている。
今ならもっとすぐれた「天気予報」情報を瞬時に手に入れるかも知れない。
しかし、天気コトワザに残る
「自然のことは自然に訊いてみる!!」
「一緒に生きている生きものたちに訊いてみよう!!」
「自然とともに生きている!!」
の考え、哲学(少しオオバーかな)まで捨てやってはモッタイナイ!!
▼今に、その「天気コトワザ」を有効に活用し、自分での「雲見」も生かしつつ「自分で天気予報する」ことをすすめている本がある。
それが以前にも【お薦め本】であげた

◆【お薦め本】『自分で天気を予報できる本』(武田 康男著 中経出版)

である。いつも携帯して愛用させてもらっている。
再度のお薦めである。
▼「天気コトワザ」は知識として知ることも面白いが、やっぱり使ってナンボ!!のものだ。
自分の住む地域にカスタマイズした「天気コトワザ」を創作するというのも面白いかも知れない。
「雨蛙と雨」を調べた人のように、今も残る「天気コトワザ」の的中確率をネットワークを駆使して調べてみるのも面白いかも知れない。
 いろいろ試みを思うだけでもけっこう楽しいものである。

さあ、今から淡路・沼島へでかける。
外に出て「雲見」をして今日、明日の天気予報してみよう!!

(つづく)


| | コメント (0) | トラックバック (0)

Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(80)

Dscn8681
Dscn8722
▼「あこがれの4日間」が6/21~6/24だった第3大賀ハス。
第3大賀ハスをいつものように、花びらの数、雄しべの本数を数えてみた。
第1、第2に比べる大きくなってきていることがわかる。
今年は、なぜか散る頃になると汚れたようになるなぜだろう?
・花びら 15 
・萼    3
・他?   1 
雄しべ数はいっきょに増えた。第1(157本)、第2(149本)に比べると100本近く増えた。
・雄しべ 255本
 なんとも単純で地道な作業であるが、作業しながらいろいろ考えるのもなかなか楽しいものである。
▼大賀ハスのことだけでなく、「梅雨」「梅雨前線」のことも考えていた。
ふりだしに戻って、「雲見」から明日の天気を<予想>することについて考えていた。
この梅雨の時期というのは、ほんとうに難しかった。
 この時期の雨はうっとうしいものであるが、その反面農家にとっては死活問題でもあった。
昔の人は晴雨の判断をどうしてやってきたのだろう。
 そのときに有効とされるのが「観天望気」だった。
▼「観天望気」の結晶化したものが天気コトワザだ。
この梅雨の時期の天気コトワザにどんなものがあるのだろう。

本棚から少し古い本をひっぱり出してきた。

◆『天気予知ことわざ辞典』(大後美保/編 東京堂出版 昭和59.6.15)

この本の6月のところにあげてあるものを列挙してみる。

○ 西の虹は晴れる
○ 山に鉢巻雲がかかれば雨となる
○ 朝グモの巣に水滴ついていれば晴
○ アオイの花が頂上まで咲けば梅雨晴れる
○ 子供が騒ぐと雨
○ 波状雲が出ると雨の兆し
○ 鳥類が木の高所に巣を作る年は洪水あり
○ 尾曳すじ雲は雨の兆し
○ 梅雨の初めに雷鳴あれば空梅雨となる
○ 北風が南に変わると雨、南風が北に変わると晴
○ 梅雨期に小雨ならば豊作
○ 山に帯雲が見られると雨
○ 頭痛・神経痛・腰・関節・古傷などが痛む時は雨が近い
○ 頭髪が常より伸びるのは雨の兆し
○ 梅雨に夕立雲が出れば日照り
○ セキレイが水辺遠く巣くう年は洪水あり
○ 夜鳴る雷は長雨
○ 南が西に廻って雨となる
○ 富士さんが笠をかぶれば雨
○ 富士山に隈取雲が現れると天気悪くなる
○ 朝富士に夕筑波
○ 雲が北に飛ぶと晴れる
○ 早朝の俄雨は必ず晴れる
○ アマガエルが低いところにいれば晴
○ 六、七、八月ごろ株虹が出れば干天続く
○ クモの巣が朝かかっていると天気がよくなる
○ 梅雨中の雷は晴近し

▼その解説を読んで納得するものもあれば、これってどうなんだろう?
と思うものもある。
 いずれにしてもここには先人たちのくらしのなかから生まれた知恵がある。
なんとしても「明日の天気を知りたい」という願望から生まれた「常民の科学」がある。
 現在も使っているものはいくらあるだろう?
説明されて納得しても、使いモノにならなければ何の意味もない。
このまま消えて行くままにしておくのはモッタイナイ!!
そう強く思うのだが…

(つづく)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(79)

Dsc_9072
Dsc_9082
▼第3大賀ハス「あこがれの4日間」の4日目。
21日から開きはじめた花は、4日目の朝は花びらがきっちりとついていた。風もかなり強く吹いていたが飛ばされることはなかった。
 しかし、昼頃になるとハラハラと散り始めた。
昼過ぎには約束通り律儀にもすべての花びらは散ってしまった。
 水栽培鉢の方ではじめて咲いた第4大賀ハス「あこがれの4日間」も朝にはじまった。
同じ時刻にはきっちりと閉じていた。
きっとこれは27日(土)には散ってしまうことだろう。
 律儀な動きをする分だけ私にも<予想>ができた。
Dscn8673
▼ところが、「雲見」はどうだろう。
梅雨空の「雲見」はなおさらだった。
 こうコロコロ変わられては週末の天気どころか、明日の天気、今晩の天気すらなかなか<予想>はできなかった。
 アタリマエ!!
 と言ってしまえばそれまでだ。
でもやっぱり「ふしぎ!?」だ!!

梅雨空の「大気の物理学実験」はなかなかドラスティクな実験が多かった。
・ダウンバースト
・落雷
・雷雨
・竜巻
・雹
・集中豪雨
・記録的豪雨
等々のことばがテレビのニュースに連日流れていた。
梅雨空に何が起こっているのだろう?
▼シロウトなりに、「梅雨」「梅雨前線」の「ふしぎ!?」を追うことを続けていた。
梅雨空には大賀ハスのようなわかりやすいルールはないのだろうか。
やっとこのアタリマエの二つの事実に気づきはじめていた。
(1) 空はツナガッテイル!!
(2) 梅雨空は地域によって大きくちがう!!
今さらのことばかりである。
この二つは一見、相矛盾する。しかし…
空はツナガッテイルから、「落雷」「竜巻」「集中豪雨」等も他所のことではけっしてないのだ。
明日は、私の「大気の物理実験室」に起こることなんだ。
だから、地球レベルで大気の運動を理解していく必要があるんだ。
▼逆に「梅雨空」「梅雨前線」はこうなんだ!!とひとくくりにしてしまって理解することも真実を見失う。
地形的・地理的条件を十分に考えていく必要があるんだ。
 だから、今構想しているWebテキスト『天気の変化』も、無数の地域バージョンで構成されることになるだろう。
そうでなければ「使いモノ」にはならないだろう。
\(・_\)ソノハナシハ (/_・)/コッチニオイトイテ

もっともっと「雲見」からの話にもどろう。
ゆっく 急ごう!!
(つづく)

 


 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年7月のオンライン「寅の日」は #traday

Dsc_8930
▼ あまりにも律儀だ!!
そして あまりにも美しい!!
そして あまりにも「ふしぎ!?」すぎる!!
第3大賀ハス「あこがれの4日間」の三日目だ。
 天気による若干の軌道修正はしているようだが、あらかじめ仕込まれたプログラムどおりに動いているように見える。どんなカラクリになっているのだろう?
 こんなとき、「あの人」だったら何をどう観察し、どう表現しただろう?
どんなふうに謎解きをしただろう?
▼7月のオンライン「寅の日」を案内する時期が過ぎている。
100回をすぎて、200回めざしての再スタートだ。
きっとここから「本番」なのだろう。
・なぜ今、寺田寅彦なのか?
・オンライン「寅の日」がめざすものは?
・これからの「科学」とは?
・寅彦に何を学ぶのか?
等々
 多くのことがまだまだ保留のままだ。
歩みをとめずに すすめながら考えていこう。
7月は3回ある。

■2015年7月オンライン「寅の日」
◆第101回オンライン「寅の日」 …7/01(水)
◆第102回オンライン「寅の日」 …7/13(月)
◆第103回オンライン「寅の日」 …7/25(土)

▼何から読めばいいのだろう?青空文庫のリスト見ながら考えてみたが、迷うばかりだ。
迷ってばかりいては前に進まない。歩みながら考えるのが私の流儀だ。
私の勝手な「文脈」で決めてしまった。
「寅彦は古いか?」「科学に古い新しいはあるのか?」からはじめる。
そして、もっとも身近な「大気の物理学」関係から2題を選んだ。

◆第101回オンライン「寅の日」 …7/01(水) 「科学上の骨董趣味と温故知新」(青空文庫より)

◆第102回オンライン「寅の日」 …7/13(月) 「颱風雑俎」(青空文庫より)

◆第103回オンライン「寅の日」 …7/25(土) 「海陸風と夕なぎ」(青空文庫より)

▼誰もが、人の書いたものを自分の「文脈」にひきつけて読んでいる。
私は、私の「文脈」のなかで寅彦を読む。
それしかできないからだ!!
でも、できたら多くの人の「文脈」で寅彦がどう読まれるのか?
それを知りたい!!
それを知ればより豊かに寅彦を読めそうな気がする。
そして、私の「文脈」が変わるかも知れない。
それがいちばんの楽しみだ!!

オフライン「寅の日」もときどきやりたいな。

そのうちに大賀ハス「あこがれの4日間」の謎解きのヒントも「あの人」は教えてくれるかな。
o(^o^)o ワクワク

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年7月のオンライン「寅の日」は #traday

Dsc_8930
▼ あまりにも律儀だ!!
そして あまりにも美しい!!
そして あまりにも「ふしぎ!?」すぎる!!
第3大賀ハス「あこがれの4日間」の三日目だ。
 天気による若干の軌道修正はしているようだが、あらかじめ仕込まれたプログラムどおりに動いているように見える。どんなカラクリになっているのだろう?
 こんなとき、「あの人」だったら何をどう観察し、どう表現しただろう?
どんなふうに謎解きをしただろう?
▼7月のオンライン「寅の日」を案内する時期が過ぎている。
100回をすぎて、200回めざしての再スタートだ。
きっとここから「本番」なのだろう。
・なぜ今、寺田寅彦なのか?
・オンライン「寅の日」がめざすものは?
・これからの「科学」とは?
・寅彦に何を学ぶのか?
等々
 多くのことがまだまだ保留のままだ。
歩みをとめずに すすめながら考えていこう。
7月は3回ある。

■2015年7月オンライン「寅の日」
◆第101回オンライン「寅の日」 …7/01(水)
◆第102回オンライン「寅の日」 …7/13(月)
◆第103回オンライン「寅の日」 …7/25(土)

▼何から読めばいいのだろう?青空文庫のリスト見ながら考えてみたが、迷うばかりだ。
迷ってばかりいては前に進まない。歩みながら考えるのが私の流儀だ。
私の勝手な「文脈」で決めてしまった。
「寅彦は古いか?」「科学に古い新しいはあるのか?」からはじめる。
そして、もっとも身近な「大気の物理学」関係から2題を選んだ。

◆第101回オンライン「寅の日」 …7/01(水) 「科学上の骨董趣味と温故知新」(青空文庫より)

◆第102回オンライン「寅の日」 …7/13(月) 「颱風雑俎」(青空文庫より)

◆第103回オンライン「寅の日」 …7/25(土) 「海陸風と夕なぎ」(青空文庫より)

▼誰もが、人の書いたものを自分の「文脈」にひきつけて読んでいる。
私は、私の「文脈」のなかで寅彦を読む。
それしかできないからだ!!
でも、できたら多くの人の「文脈」で寅彦がどう読まれるのか?
それを知りたい!!
それを知ればより豊かに寅彦を読めそうな気がする。
そして、私の「文脈」が変わるかも知れない。
それがいちばんの楽しみだ!!

オフライン「寅の日」もときどきやりたいな。

そのうちに大賀ハス「あこがれの4日間」の謎解きのヒントも「あの人」は教えてくれるかな。
o(^o^)o ワクワク

| | コメント (0) | トラックバック (0)

Twitterはじめて2100日目に思うこと!!

Dscn8587
Dscn8594
Dscn8617
▼一昨日(2015/06/21)、東京の野島高彦さんから、ヒガンバナの球根8個が届いた。
 これは、野島さんが2010年より鉢植えされ継続観察されてきた貴重なヒガンバナの「おすそ分け」だった。
 私たちは以前よりハシュタグ「#ヒガンバナ」でツナイデ、ヒガンバナの「ふしぎ!?」を一緒に追いかけていた。ことの発端はこうだ。お互いのヒガンバナ観察情報を交換するなかで、我が家の定点観測地のヒガンバナの葉の枯れ方と野島さんところの葉の枯れ方が時期的にも「ずいぶんちがうね」ということになった。
 ならばお互いのヒガンバナを交換して環境を変え観察をしてみようと言うことになった。
 梅雨時の今がヒガンバナの移植には最適なんである。
 送られてきたヒガンバナを植木鉢に移した。
秋になるのが楽しみだ!!
twilogが教えてくれていた。
今日(2015/06/23)が、Twitterはじめて2100日目になることを。
私が変ないきさつから、このTwitterを使い始めたのは、2009/09/23であった。
いきなり夢中になってしまった。
まるであのパソコン通信がはじめてツナガッタときのように。
そしてあの【理科の部屋】がはじまったときのように。
 やがて私は、手前勝手な造語を使い始めた。
Twitter的!!
である。
▼Twitter的とは、6つの概念・キーワードからなっていた。(最初は5つだった。)
その6つとは
Twitter的=
「リンク」
「シェア」(おすそ分け)
「フラット」
「等身大」
「リアルタイム」
「アクティブ」
である。最初の3つは『インターネット的』からのパクリだった。
これでネットのすべてが語れると思った。
野島さんにも大いに共感していただいた。うれしかった。
▼時代は進んだ。
Twitterはもうなにもめずらしいものではなくなった。
完全にパブリックな場でも「市民権」を得たと言ってもいい時代になってきた。
Facebookの方が使いやすいのかも知れない。いやいやそれらはもう古いのかも知れない。もっと別の…
 しかし、どんなに時代が進んでも、私にとってのTwitter的は変わらない。
Twitter的は、不易だ!!
ホンモノの「流行」は、「不易」を内包する!!
ホンモノの「不易」は、「流行」を生み出す!!

これからもTwitter的は、私をコンヴィヴィアルな世界に連れて行ってくれるだろう。
次の100日後のヒガンバナの球根はどうなっているだろう。
Dscn8636


| | コメント (0) | トラックバック (0)

【Web更新6/21】15-25 オンライン「寅の日」 等更新!!

Dsc_8123

歩みとめ ふりかえりけり 半夏生 15/06/20 (土)撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】15-25
週末定例更新のお知らせ
 「時間」の「ふしぎ!?」。
 これが生涯を通しての究極の「ふしぎ!?」となるだろう。
 あまりにも アタリマエすぎて !!
 あまりにも 身近にありすぎて !!
 あまりにも 遠すぎて !!
今日は「夏至」だ。
一年で昼の「時間」が最も長いという?
ホントかな!?

◆表紙画像集2015 更新 人里の自然シリーズ 半夏生
 もう3年になる。一緒に働いていた用務員さんから、その株を分けていただき、ゴンビの木の下あたりに植えてから。
 「半夏生」である。
 毎年この時期になると葉が白くなってくる。虫たちを集める作戦だという。
 私には
 夏がやって来た「サイン」のように見える。
3年の間にどんどん拡がっていき、かなりの範囲にみられるようになった。
もうすぐ6月が終わり、2015年の半分の「時間」が過ぎる!!

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 ついに100回が終わった。
 うれしい100回達成!!記念オフも終わった。
さあ、次なる100回をめざして ゆっくり 急ごう!!

◆【大賀ハス観察日記】 更新!!
 第2大賀ハス「あこがれの4日間」の4日目だった。昨日、昼過ぎても花びらも雄しべも果托のまわりあった。
まったく落ちる気配はなかった。ところが夕方近くになるといっきょにハラハラと落ちてしまった。
4日間という「時間」は律儀に守られたのである。
 自然とは、なんと律儀なものだ!!
 やっぱり「ふしぎ!?」だ。

 さあ、新しい一週間がはじまる!!
「時間」を守って ゆっくり ゆっくり 急ごう!!
 
 

 


 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

オンライン「寅の日」100回達成記念オフin神戸は最高に楽しかった!! #traday

Dsc_8228
▼すでに開花を終え果托のみが立つ第1大賀ハス!
「あこがれの4日間」の三日目の第2大賀ハス!
「あこがれの4日間」のはじまる前日の第3大賀ハス!
それが、蓮根の植え替えから12週目の大賀ハス観察池だった。
▼午後3時を過ぎてから、私は待ちに待った「オンライン「寅の日」100回達成記念オフin神戸」に出かけた。
三宮駅に着くなりいきなりMさんに出会った。
つくづく私はラッキーだと思った。
 私にはなんの特技もないが、人と巡り会うことだけについてはほんと才能があるんではないかと自分で勘違いしてしまうほどこういうラッキーに恵まれていた。これはほんと昔からである。
 さっそく会場に行くまでに「オフ」がはじまってしまった。
 気をよくしてしまった私は、少し独りよがりに喋り過ぎてしまった。\(__ ) ハンセィ
・なぜ、今寺田寅彦なのか?
・サイエンスコミュニケーターとしてなぜ「寅彦」に行きついたのか。
・私の「文脈」のなかでの寺田寅彦とは?
・寺田寅彦こそは元祖サイエンスコミュニケーターである!?その意味は?
・「等身大の科学」とは?
等々
 未整理のまま勝手気ままに語っていた。今思い出すと少し赤面だ(^^ゞポリポリ
▼今回のオフの本意はもうひとつあった。
【理科の部屋】オフも久しぶりであった。
 参加された人たちの近況と「私の科学」を聞くのか楽しみだった。
予想どおりだった。いやそれ以上だった。
人の「私の科学」を聞くのはほんと面白い!!浅学な私など知識的についていけないところもあるが、それはそれ「はじめて知る」という喜びがあった!!
 寅彦が高嶺俊夫とつづけていた「寅の日」というのもきっとこんなものだろうと想像した。
まさに
 「情報は交叉するところに生まれる!!」 
であった。
▼今回のオフで私は、これまでにも増してオンライン「寅の日」を続けて行きたいと強く思った。
 そして
 オンライン「寅の日」だけでなく時々はオフライン「寅の日」を持ちたいとも思った。
しばらくはオフの余韻を楽しませてもらって、「これから」を考えて行きたい。

参加してくださった方々、参加できなかったけど遠くから「エール」をいただいた方々、みなさんに感謝します。
深謝<(_ _)>
 次回もまたやりましょう!!

  


 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

オンライン「寅の日」100回で何を読んできたのか? #traday

Dsc_7820

▼第2号大賀ハス「あこがれの4日間」の二日目。
朝から雨だった。それを察知してか、8時になっても開こうとはしなかった。
ところが少し小ぶりになった9時頃から動きがはじまった。
あれ!?もう雨だから開かないと決めていたのではなかったのか?
不思議だと思って見ている間にどんどん開いていった。そして、なんと10時頃には雨がやんでしまったのだ。
まさかこの天気の変化までわかっていた???
私にはわからない「ふしぎ!?」が増すばかりだ。
夕方まで開き放しの状態がつづいたのである。
▼昨日でオンライン「寅の日」は100回を達成した!!
2012年の4月よりはじめたこの歩みは、ひと区切りついた。
「寅の日」は12日一回巡ってきた。
100回の歩みのなかで何を読んできたか?あらためてふり返ってみた。
読む随筆はかなり気儘に選んできたのでかたよりがあった。複数回読んだものけっこうある。
何度も読んだもの多い順に上位のものをあげてみる。

◆「科学者とあたま」(5回)

◆「津浪と人間」(4回)

◆「日本人の自然観」(4回)

◆「天災と国防」(3回)

◆「茶わんの湯」(3回)

◆「雑感」(3回)

▼ひとつの随筆でもかなりの長編で何回にも分けて読んだこともあるので、この回数だけでは比較できないところであるが、ある程度の傾向がわかる。
 「科学者とあたま」はダントツに多かった。なにか「ひとつ」をと言われればこれをあげるだろう。
お気に入りだった。
 あの警鐘「天災は忘れた頃にやって来る」に関連して「津浪と人間」「天災と国防」「日本人の自然観」が多いのはわかる。また「日本人の自然観」は、寅彦の最晩年に書かれたものであり、ここにすべてが書かれていると思ったので、寅彦の命日で大晦日12/31に毎年特別「寅の日」として読んでいるから当然回数も増えている。
 「茶わんの湯」は、国語の教科書にもよく登場した名作中の名作!!
 「雑感」、昨日の「研究的態度の養成」等で理科教育に示唆を与えてくれているのもうれしい。
▼さて、それらを読ませてもらいながら自分で何がわかったか!!わからなかったか!!
思いつくままにあげてみる。あくまで私の「文脈」なかで。
・寅彦は今日的である!!
・寅彦の書いたものはともかく面白い!!面白さの正体は!?
・寅彦は「これから」の科学も示唆している!!
・寅彦は元祖サイエンスコミュニケーターである!!
・寅彦の軸足はやはり「科学者」にある!! 
などなど

続きは、今日のオンライン「寅の日」100回達成記念オフin神戸でみなさんのお話しを聞きながら考えてみたい。

(つづく)

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

本日(2015/06/19)、第100回オンライン「寅の日」!! #traday

Dsc_6821
Dsc_6882
▼ここまでしか開かなかった!!
昨日(2015/06/18)は、第2大賀ハス「あこがれの4日間」の一日目であった。
あいにくの雨だった!!
前日の夕方の<予想>では、もう一日後だと思っていたが、そうではなかった。
雨の中であっても定刻になれば、開きはじめた。しかし、あるところまでは開いたらそれ以上は開かなかった。
いつもなら全開になる8時過ぎにはもう閉じ始めていた。
なんとフレキシブルな対応だ!!
定刻通りのいつもの開閉のシステムにも感心するが、雨ならばそれに応じたこのフレキシブルな対応にはもっと驚きだ。
 やっぱり寅彦のあの言葉を使わせてもらおう。
「ねぇ君、不思議だと思いませんか?」
▼本日(2015/06/19)は、ついに第100回オンライン「寅の日」だ!!
 2012年4月よりはじめたこの小さな歩みもついに100回目を迎える。
なんとも感慨深いものがありますね。
 今月のテーマは、「科学と研究」「研究の方法」である。
今回は100回記念にもふさわしい内容の「研究態度の養成」を読む。

◆本日(2015/06/19)、第100回オンライン「寅の日」!!

●「研究態度の養成」(青空文庫より)

▼いきなりこんな文章からはじまる。

理科教授につき教師の最も注意してほしいと思うことは児童の研究的態度を養成することである。与えられた知識を覚えるだけではその効は極めて少ない。

あれ!?いつの時代の話だ。
最後をみたら、(大正七年十月『理科教育』)と書いてある。大正七年(1918)と言えば97年前、ほぼ100年前だ!!
 いつものことながらこの事実に驚く。たった今書かれたものと言ってもそう違和感はないのである。
寅彦はいつもきわめて今日的である!!
 私は、この文章を科学者・寺田寅彦からの「理科教育」への熱き「エール」として受けとった。

理科教育でもっとも肝要なことはこれだと言っていた。

これには最も必要なことは児童に盛んに質問させることである。何の疑問も起さないのは恥だという風に、訓練することが必要である。

続けて

そうして児童の質問に対して教師のとるべき態度について二つの場合があると思う。その一は児童の質問に答うることの出来なかった場合である。その二は教師がよく知って答え得る場合である。

それぞれの場合に対して対応まで示唆してくれていた。
「その一」の場合は

この時はむしろ進んで、先生はこれを知らない、よく調べて来ましょう、皆さんもまたよく考えてお出でなさい、いろいろ六(むつ)ヶしいまた面白いことがあるだろうと思いますといった風に取扱ってほしい。とにかく児童には、知らないことが恥でない、疑いを起さないこと、またこれを起しても考えなかったり調べなかったりすることが大なる恥である、わるいことであるといった精神を充分鼓吹(こすい)してほしいと思う。教師がこの態度になることの必要は申すまでもなかろう。

「その二」の場合は
そこでこういう場合は、いろいろ六ヶしいことがあるが、簡単に説明すればこうだ、皆さんこの外どういうことがあるか考えて御覧なさいといった風にして、彼等の求知心を強からしめ、研究的態度に出でしむるようにありたい。科学的の知識はそうそうたやすく終局に達せらるるものではない事を呑み込ませて欲しいものである。時には更に反問して彼等に考えさせることも必要である。勿論児童の質問があるごとにかように話しているわけにはゆかないが、教師の根本態度が、この考えであってほしいのである。

▼さらには「これから」を考える上でのヒントまで書いてくれていた。
科学の教え方に時々歴史的の色彩を加味するのも有益である。勿論科学全体の綜合的歴史はとても教えることは出来ないが、ある事項に関する歴史でよろしい。

まだある。私などには少し耳の痛い「注意点」まであげてくれていた。
ただ一つ児童に誤解を起させてはならぬ事がある。それは新しい研究という事はいくらも出来るが、しかしそれをするには現在の知識の終点を究めた後でなければ、手が出せないという事をよく呑み込まさないと、従来の知識を無視して無闇(むやみ)に突飛(とっぴ)な事を考えるような傾向を生ずる恐れがある。

なんとも肝に銘じておきたいところである。
 どれもこれもが100年の時空を超えて今なお、いや「今こそ」有効だと思う。

100回のオンライン「寅の日」を通して感じ続けてきたこともう一度繰り返しておこう。
寅彦はいつもきわめて今日的である!!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

大賀ハス、花の開閉の「ふしぎ!?」を追って

Dscn8208
▼そもそも私が、この大賀ハスを育てはじめたのは2008.5.17「種子入刀」からだった。
はじめて花が咲いたのは、2009.8.2だった。
 それ以降ずっとずっと「私の大賀ハス物語」は今日まで続いているのだった。
▼例年花が咲き終わったあと、ある作業を行ってきた。
今年も、昨日(2015/06/17)その作業にとりかかった。
それは驚くほど単純な作業だった。まず回収した花びらを黒い画用紙の上にならべ、数を数え、写真をとるのだった。それだけだった。
今年の大賀ハス第一号は
・花びら 13
・萼?   3
・他片   4
だった。
私は未だに花びらと萼の区別がよくできないでいる。
Dscn8248
Dscn8265
Dscn8296
▼次が雄しべの数である。
驚くほど、単純なたいくつな作業だった。
これまた黒い画用紙の上にひろげた。そして数を数えていくのだ。
あの「タンポポの研究」で舌状花を数えたときのことをヒントとして、同じようにやってみた。
ピンセットではさみ、10本づつの帯をつくり、少し太めのセロテープでとめるのである。
これがなんとも「たいくつ」そうで根気のいる作業!!
それが案外やりはじめると結構楽しいのである。(^^)V
 作業すすめながらいろいろ考えるのだ。
4日間の開閉の「ふしぎ!?」を!!
 そして自分勝手な「作業仮説」をたててみるのである。
昨日は、まったく関係なくふたりの科学者の姿が頭に浮かんだ。
 ひとりはあのエンドウ豆を育て続けたメンデル、もうひとりは粘菌の「ふしぎ!?」を追い続けた南方熊楠である。きっと彼等もこういう作業をやっていたときはけっこう楽しかったのだろうと勝手に想像した。
けっきょく
・雄しべ 157本
だった。
▼こんな作業が、追いかける「ふしぎ!?」とどうツナガルのか!?
それはまだわからない。
わかったことは、今年の第一号大賀ハス
少し小ぶりであるということだけだった。
今、迷い困っていることがあった。それは、これまでに観察してきた花の花びらはケースに入れて冷凍庫で保存してきた。そり数はたいへんなものになる。
もう冷凍庫に空きスペースはなかった。(^^ゞポリポリ
もう古いものは処分しなければならない。ところが「未練」が残って捨てられないのだ。
困ったものだ。とりあえずこの一号の分だけはねじ込んだ!!

あと今年だけでもこの作業を6回は繰り返すだろう。
追いかける「ふしぎ!?」のなにかが見えてくるかな?
Dscn8282
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

大賀ハス「あこがれの4日間」は終わった。そして…!?

Dsc_6231
Dsc_6237
Dsc_6270
Dsc_6279
Dsc_6388
Dsc_6438
Dsc_6502
▼昨日(2015/06/16)は、今年最初の大賀ハス「あこがれの4日間」の4日目だった。
朝5時を過ぎたら花びらを落としはじめた。
 しかし、7時過ぎまではなんとか花のかたちを保っていた。ところが8時過ぎからは次々と花びらを落としはじめた。
 9時半頃にはついには一枚を残すのみとなった。
 最後の一枚はなかなか踏ん張っていた。
 9時半ごろから少しだけ雨がふってきた。しかし、その雨は後長くは続かなかった。
落ち始めたのは花びらだけでなかった。雄しべもパラパラとまたは団体で落ちていった。
10時半になって出かける必要があった。この後の展開が気にはなったが家を出た。
Dsc_6516
Dsc_6517
Dsc_6634
▼帰ったのは3時を過ぎていた。
最後の一枚も落ちていた。
雄しべは数本は落ちていたもののほとんどがへばりついていた。
それは夕方になっても同じだった。
それにしても、律儀なものだ!!
まるで「4日目」であることを自覚していたようにきっちりと花びらは落ちた!!
▼やっぱり寅彦の真似をしたくなってくる。

「ねぇ君、不思議だと思いませんか?」

と。
 これまで保留にしてきた「ふしぎ!?」も含めて、数々の「ふしぎ!?」がいっきょに噴出してくる。
・なぜ「4日間」なのか?
・それぞれの日の意味は?
・なぜ一日ごとに開閉するのか?
・開いたら、開きっぱなしでなにかまずいのか?
・花びらが落ちるのに順番はあるのか?
・最後の一枚は決まっているか?
・最後の一枚は何を頑張っていたのか?
・雄しべ落下との関係は?
・最初に開くときの時間をどのように知っているか?
・「体内時計」のカラクリは?
・「体内時計」を動かすためのレセプターはどこに?
・反応するのは「光」だけか?
・「温度」「湿度」はファクターにならないのか?
等々
 あげだしたらきりがなくつづきそうだ。
▼私の「ふしぎ!?」から私の「科学」への研究をはじめよう。
私のシロウト研究には得意技がいくつあった。

ひとつは
●無手勝流 !! 
浅学無知であることを逆手にとって、自分勝手な「作業仮説」からはじめるのである。
ありったけの知識を駆使して「ああでもない、こうでもない」と勝手に物語をつくってしまうのである。
そして、それを観察によって検証してみるのだ。
次が今年の3つのキーワードのひとつ
●プロの「研究者」との連携!!
 私のようなものでも「ふしぎ!?」に思うことだ。きっと、もうすでに研究している人があるはず!!
その人を捜しだそうと思う。
今年はここに大いに力点を置きたいと思っている。
最後は
●「ふしぎ!?」保留力・継続力
 「保留力」なんて変なコトバだ。「ふしぎ!?」はたいてい一度に解決しない。
そこでどうするかだ。それを捨ててしまったり、あきらめてしまうのでなく自分の中に「保留」しておくのである。
思わぬときに謎解きにツナガルもの出会うかも知れない。
セレンディピティーは唐突にやってくるものだ。
それはまでは「保留」し継続しよう!!

なんだか大賀ハスから離れてしまいそうだ(^^ゞポリポリ
今朝、見に行ったら雄しべはまだこびりついていた。
大賀ハスの蕾は、今のところまだ6個ある。
さあ、「ふしぎ!?」をつづけよう!!


| | コメント (0) | トラックバック (0)

【お薦め本】『12ヶ月のお天気図鑑』(武田康男・菊池真以著 河出書房新社)

Dscn8095
▼『私だけの「歳時記」を自分で作りたい』
 言うのも少し恥ずかしいが、俳句もどきをつくりはじめてからの私の トンデモナイ 夢である。
 今の私の旬でいうなら、「梅雨空」「梅雨前線」「大賀ハス」あたりであろうか。
 今年最初の大賀ハス「あこがれの4日間」の三日目であった。
すでに萼が落ち始めた。次の蕾はスタンバイが整いつつあった。
空は、青空の部分が少しも見えない「梅雨空」だった。
▼私の夢物語をプロたちはすでにもっとすばらしく「かたち」していた。
それが今回の【お薦め本】である。

◆『12ヶ月のお天気図鑑』(武田康男・菊池真以著 河出書房新社 2015.4.30)


 「空の探検家」「空の写真家」である武田康男さんは、これまでもたくさんのすばらしい写真で空の魅力を教えてくれているプロ中のプロ。菊池真以さんはテレビでおなじみの空のお天気情報発信のプロ。
そんなプロ中のプロたちがつくったのがこの本である。
例によってお薦めポイントを三つあげる。

(1) プロたちが作った「空の『歳時記』」である!!

(2) 空を「科学」で読み解いている!!

(3) 「雲見」がますます楽しくなる本である!!

▼ひとつ目からもう少し
(1) プロたちが作った「空の『歳時記』」である!!
 「歳時記は日本人の感覚のインデックス(索引)である」と言ったのはあの寺田寅彦だ。
「季語」のなかには感性・知恵・くらし・科学等々いろんなものが凝縮して詰まっていた。
それをすばらしい写真の数々で可視化していた。
 たとえば「梅雨」という言葉の入った写真はなんと7点もあった。
「菜種梅雨」「走り梅雨」「梅雨空」「梅雨の中休み(五月晴れ)」「梅雨寒」「梅雨明け十日」「山茶花梅雨」である。
 一枚一枚の写真にもドラマがあった。そえられた言葉を読んでその写真を見るとまたちがって見えてくる。
いつか自分が見たような空に出会える。
またいつか自分でも出会ってみたい空をみつけることができる。

(2) 空を「科学」で読み解いている!!
 はさみ込まれた4つのコラムはこの本の特徴をよく表していた。
「雲のことを知ろう」
「見上げれば美しい世界」
「空からのメッセージ」
「めぐる季節」
の4つである。
 著者たちは「気象予報士」でもあった。そえられた言葉には「なぜそう見えるか」「自分でそれを見るためには…」などが科学的に語られていた。
「大気の物理学」として空で起こることをとらえていた。
そうすることによって空はますます美しさ増してくるのだった。
私が特に気に入ったのは「白い虹」。
▼3つ目だ。
(3) 「雲見」がますます楽しくなる本である!!
 私は、毎日「雲見」を楽しんでいる。「雲見」三昧で一日をすごしたり、時には「雲見」の旅に出たりする。
なんとも安上がりの道楽であると思っている。
 この道楽をさらに楽しくしてくれていることがあった。
 それは「雲見」から、明日の天気予報を自分でやってみることだった。「雲見」によって「空からのメッセージ」に耳を傾けるのである。
 そのとき、本はとても有効である!!
 月ごとに空の写真が200点も紹介されているのである。
アクティブな武田さんのことだ。空のこととなれば日本全国いや地球上の何処でも出かけて行っていた。
だから、ここには日本全国の写真が出てくる。
この「雲見」の達人たちの「おすそ分け」を見せてもらって、さらに「雲見」を楽しんでいきたい。

そして、いつの日か私の夢物語の一部でも「かたち」にしてみたい。


 今日は大賀ハス「あこがれの4日間」の4日目だった。
すでに花びらが一枚落ちた!! さて今日はどんな「雲見」を…

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【Web更新6/14】15-24 新・「自由研究」のすすめ試論 等更新!!

Dsc_5466


早起きに 思いっきりの 荷風かな 15/06/13 (土)撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】15-24
週末定例更新のお知らせ
 大賀ハスが咲き始めて、私の本格的な夏がはじまった。
夏の「計画」を立てている。
 「計画」立てるというのは実に楽しい作業だ。
 「計画」はあくまで「計画」であり、それには不可能はない!!
 実際にはほとんどが具現化しないことだって自由にデザインできるのである。
それがうれしい!!

◆表紙画像集2015 更新 人里の自然シリーズ 大賀ハス
 大賀ハス「あこがれの4日間」の二日目。これもまたすばらしかった!!
4日間のステージは、それぞれのステージごとの意味があり、美しさもちがっていた。
なんど観賞させてもらっても飽きることはない!!
 とりわけ一日目の「荷風」はなんともうれしい!!

◆新・「自由研究」のすすめ試論 更新!!
 今年の試論のテーマは
(1) 大人(学生・教師・一般)の「自由研究」!!
(2) プロの「研究者」との連携!!
(3) 「研究発表」の場の創設!!
この3つである。どんな展開になるのかは私にもわかってはいなかった。
だから楽しい!!

◆【大賀ハス観察日記】 更新!!
 8年目観察日記。これまた展開は未知であった。
 少しこれまでの展開の「整理」を考える年にしたい。

◆Webテキスト『天気の変化』 更新!!
 「梅雨前線」の「ふしぎ!?」 まだまだ追い続けている。
今一度、私の原点=「雲見」にもどって考えてみたいと思っている。
夏には、ぜひいくつもの場所に 「雲見」の旅に出たいものである。

「計画だおれ」大いに結構!!
「計画」を立てる自由を大いに謳歌したいものである。
ゆっくり 急ごう!!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

今年も大賀ハスがひらいた!!ひらいた!!

Dsc_4955
Dsc_4978
Dsc_5031
Dsc_5064
Dsc_5089
Dsc_5189
Dsc_5281
Dsc_5314
Dsc_5475

ひらいた ひらいた
 なんの花が ひらいた
 蓮華の花が ひらいた
 ひらいたと思ったら
 いつのまにか つぼんだ

 蓮根の植え替えから11週目の定例観察日である昨日(2015/06/13)、ついに我が家の「観察池」第1号の大賀ハスがひらいた。「あこがれの4日間」のはじまりだった!!
▼ハス博士である大賀一郎先生が千葉の検見川の泥炭地から、2000年もの間、眠り続けていた蓮の実を発見してから64年目(私と同い年だ!!)の夏だった。今年もその大賀ハスが我が家の「観察池」で咲き始めた!!
ハスは朝が早かった。
 やっぱり今年も定刻の5時すぎから動きがはじまった。
 今年は、私よりも先客がいた。なんという名かは知らない甲虫がいた。あの香りに誘われてやってきたのだろう。私も真似て鼻を近づけてみる。
 なんと表現すればいいのかわからぬ魅力的な香りだ!!
▼今年で大賀ハスを育てはじめて8年目である。
幸いに何度も楽しませてもらってきた「瞬間」である。観察は年がら年中つづけているが、やっぱり特別の「瞬間」である。
 今も根強く残る伝説に「開くとき ポッンと音がする」というのがある。
大賀先生もすでに実験的に確かめているが、これは間違っている。
 しかし、この伝説は今なお根強く残っている。
それにはそれなりの訳がある。
 それほどにいっきょにハスの花は開くのである。
 実際に一度でも観察すると、その伝説の真偽はわかるのである。
そして、さらにもっと「ふしぎ!?」が生まれるのである。
▼私は、この数年この「ふしぎ!?」を追いかけていた。
・定刻どおり開始はなぜ?
・埋め込まれた「目覚まし時計」のカラクリは?
・花弁の螺旋的動き?
・その機械的カラクリは?
等々
そんなこと考えていたら、またたく間に全開となる。8時過ぎには全開になっていた!!
雄しべ、雌しべがまぶしい!!
甲虫が雄しべに潜り込む!!

昨日は出かける用があり、9時半ごろ出かけた。
帰宅した15時すぎにはすっかりつぼんでしまっていた。
Dsc_5495

今日は「あこがれの4日間」二日目!!
定刻には活動を開始していた。
また、第6号の花芽も顔を出した。 楽しみだ o(^o^)o ワクワク


| | コメント (0) | トラックバック (0)

新・「自由研究」のすすめ試論(109)

Dsc_4789
Dsc_4751
▼「こんなはずではない!!」
「なにかがちがう!?」
と思った。
大賀ハスである。
大賀ハスの開花するのは4日間だけ!!
第一日目、朝の5時過ぎに開花がはじまり、午前中にほぼ閉じる。
第二日目、一日目同様、香り最もよい。虫たちもよく集まる。
第三日目、閉じるのが完全でなくなってしまう。花びら・萼がおちることも…。
第四日目、午前中にほぼ花びら、雄しべは落ちてしまう。
それはまるで人の「幼年期」「青年期」「壮年期」「老年期」のようであった。
ところが、今年の第1号はおかしい!?
一日目でもないのに少しだけ蕾が開いていた。梅雨の影響だろうか!?
そう言えば水栽培鉢の方から第5号が顔を出していた。
 これで5つの花で「あこがれの4日間」の研究ができる!!
▼今日(2015/06/13)こそは、第1号大賀ハスの「第一目」だろう。
この後、見に行くのが楽しみである。o(^o^)o ワクワク
ところで私自身の「自由研究」のテーマであるが、やっぱりこの8年目になる【大賀ハス観察日記】はとりあげたいな。テーマは、この「あこがれの4日間」の花の開閉の「ふしぎ!?」だろうか。

◆大賀ハス「あこがれの4日間」の「ふしぎ!?」
・埋め込まれた「目覚まし時計」のカラクリ
・虫たちとの関係
・「梅雨期」の影響は
・なぜ4日間なのか?
・生命と時間の関係は?
・体内時計の正体は?
等々
▼他にもすぐさま思いつくものをあげておく。
夏と言えば「クモ学」だ!!
一昨年からはじまった私の「クモ学」!!どこまで「クモ楽」へ近づけることができるだろう。

◆「クモ学」の「ふしぎ!?」
・今年もコガネグモは現れるだろうか?
・そしてあの驚異のゲホウグモは!?
・「団居」はなんのため?
・「隠れ帯」は?
・飛翔するクモの「ふしぎ!?」は?
・ゲホウグモの「ふしぎ!?」はどこまで!?
等々
こればかりはほんとうにあげればきりがない。保留中の「ふしぎ!?」でいっぱいだった。
これまで見せてもらったものも「整理」しなれば…。

◆「コウガイビル」の「ふしぎ!?」
・第7号消えて以来中断している。
・いつでも再開できるようにスタンバイだけはしておかねば…。

◆ヒガンバナ実生の「ふしぎ!?」
・いちばん年季の入った「ふしぎ!?」
・キツネノカミソリ、コヒガンバナ、そしてヒガンバナの実生!?
・土のなかで何が起こっているのか!?
・いよいよ究極の「ふしぎ!?」へ!!

まだまだある。
実はあらたに加えたいものもある。しかし、とりわけ人よりゆっくりな私にはすべては無理だ。
と言っておきながら、突如なにをはじめるかわからないが私。(^_^;)
▼それから忘れてはならないことがあった。
これは「自由研究」に入れてよいのかわからないが、Webテキスト『天気の変化』の可能性!?に関連して
天気の「ふしぎ!?」、空の「ふしぎ!?」を追いたい。

◆天気の「ふしぎ!?」・空の「ふしぎ!?」
・「雲見」の「ふしぎ!?」
・「雲見」の写真をいっぱい撮りたい!!
・「梅雨前線」の「ふしぎ!?」
ここにも「ふしぎ!?」ネタはつきることなくある。

今年も忙しい夏になりそうだ。
どんな「ふしぎ!?」と出会うか楽しみだ。
今、大賀ハス観察池に行ってみたらやっぱり「第一目」がはじまっていた!!
さあ…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

新・「自由研究」のすすめ試論(108)

Dsc_4495
Dsc_4729
▼「梅雨前線」の「ふしぎ!?」をまだまだ追っていた。
沖縄ははやくも「梅雨明け」だそうだ。九州はすごい雨だ!!
私の「大気の物理学実験室」にも雨が降ってきた。
 「あこがれの4日間」直前の大賀ハスにまだその合図はでていなかった。
降ってくる雨は、葉の「雨量計」にたまり続け、臨界点に達した瞬間まるで生きもののように動き、こぼれ落ちた。
 ほんの少し見方を変えると、世界は「ふしぎ!?」に満ちていた。
▼今年の「新・「自由研究」のすすめ試論」をつづけよう。
(2) プロの「研究者」との連携!!
 少し冷静に考えると、えらそうな表現だ。「
連携」なんて!!
 でもやっぱりそう言いきりたいのだ。
 プロの「研究者」とは、「研究」することを生業とする人たちのこと。大学の「研究室」や研究機関・科学館・博物館等々で働く人たちのことだ。
 私は、これまでとても身勝手な判断基準をつくっていた。
 等身大の私の「ふしぎ!?」に応答してくれる人こそがホンモノの「研究者」だ!!と。
ジコチュウもいいところだ。(^^ゞポリポリ
 ところが幸いなことに私はこの判断基準を大きく訂正する必要性を感じたことは一度もないのだ。
「この人」に聞いてみたいと思って、連絡をとってみて応答のなかったことはない。
応答してくださっているのに、私が失礼なことをした経験は多々あるが。(スミマセン<(_ _)>)
やはり「プロ」たちには学ぶべきだ。
・「ふしぎ!?」を追うプロたちの研究のスキル!!
・プロの「研究」には物語がある!!
・ホンモノはホンモノであるほど面白く、シロウトにもわかりやすい!!
・プロの「研究者」は必ずしも「研究室」にいるとは限らない。むしろもっともっと身近に居ることもしばしばである。
・プロをみつけることも「研究」の一部だ!!
・「私の「ふしぎ!?」」の先行研究は必ずどこかにあるはず!!
なければ「新発見」だ!!
・幸いなことに今はプロたちにツナガルことが比較的簡単にできる時代だ!!
これを生かそう!!

▼もうひとつだ。
(3) 「研究発表」の場の創設!!
 実はこれが今年いちばんやりたいことなのかもしれない。
 子どもたちの「自由研究」を発表する場は比較的よく準備されている。
しかし、大人の「自由研究」の発表の場はない。それはアタリマエ!!大人の「自由研究」なんてあんまり考えてこなかったのだから。
 もちろ、それぞれの専門の「研究」に応じた「学会」はある。それはそれで貴重であるし面白いだろう!!
 でも今欲しい思うものは、もっともっとシロウト向けのもの。
 なければ創ろう!!
というのが主旨だ。
 「研究発表」の場があれば、「研究」のはげみにもなる。
 お互いの「研究」から学び合うこともできる。
 小さな小さな場でよい。ほんの少しだけパブリックの場が…。
▼以上3つのことに力点を置き展開していきたい。
どこまでいけるかわからない。
ただ
「ねばならない」よりも「面白い」「楽しそう」を優先させていきたい。
面白くなかったやめればいい!!
それこそ「自由」なんだから…。

さて、今日はどんな「自由研究」やろうかな。


 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

新・「自由研究」のすすめ試論(107)

Dsc_4374
▼梅雨の晴れ間に畑のジャガイモ掘りをした。
長さ10メートルばかりの二畝である。掘る前にあのジャガイモの「実」2個を確保しておいた。
実際に木を引っこ抜いて作業をはじると、なんとその2個だけではなかった。
「あれ!ここにも…!!」となり、最終的には5個の「実」を手に入れることができた。
ほんとうにそのかたちはミニトマトだ。(ジャガイモはトマトと同じくナス科の仲間)
それにしても、わずかばかりの土地に5個もみつかるとは、たまたまの「偶然」とは言い切れぬ頻度だ。
ひょっとしたら、ジャガイモも想像する以上の頻度で「花から実」になっているのかも知れない。
少しジャガイモの「ふしぎ!?」を少し追ってみたくなった。
▼「ふしぎ!?」なんて身近なところにいくつもころがっているものだ。
「ふしぎ!?」を研究する「自由研究」!!。
 気づいたらもう6月10日を過ぎていた。もうそろそろ夏休みの「自由研究」を話題とする時期である。
私は、7年前に「理科の自由研究」の研究のページをつくり、そこで新・「自由研究」のすすめ試論を展開してきていた。
 最初は子どもたちへの「自由研究」のすすめ が目的であったが、それはいつしか自分自身が「自由研究」を楽しむということが中心となってしまっていた。(^^ゞポリポリ
▼そこで今年は、これまでのことをふまえて3つの提案を中心にこの試論を展開する。
その3つの提案とは次のようなことである。

(1) 大人の「自由研究」!!

(2) プロの「研究者」との連携!!

(3) 「研究発表」の場の創設!!

▼少し詳しく、今 頭にあることを書いてみる。
(1) 大人の「自由研究」!!
 このときの大人とは「学生・教師・一般」(こんなわけ方が適当かどうかわからないが)を意味する。
要するに誰でもいいのである。
 これまで子どもたちの「自由研究」を中心に考えてきたが、それから発展して大人バージョンの「自由研究」を考えていこうというわけである。
 こんな面白いことを子どものものだけにしておくのはモッタイナイ!!
羅列してみる。
・誰もが 私の「ふしぎ!?」を持っている!!
・私の「ふしぎ!?」を私の「科学」にまでツナゲル!!そのプロセスこそが「研究」だ!!
・最大の「ふしぎ!?」は、最も身近にある!!
・「ふしぎ!?」の謎解きを楽しむことこそ「科学」の原点だ!!
・「最もよく学ぶものは 最もよく教える」はここでも有効だ!!
・「研究」は時空を超えて人と人をツナグ!!
・「研究」は一生モノ!!

(つづく)


 


| | コメント (0) | トラックバック (0)

Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(78)

Dsc_4188
Dsc_4263
▼昨日の雨は朝方にやんだ。
でも空気は水蒸気はたっぷり含んでいるだろうことは肌で感じた。
大賀ハス観察池をじっくり観察した。最初の「あこがれの4日間」はまだかと3つの蕾を観察していた。
「水栽培池」の方にも目を転じた。
そのときだ!!そいつを見つけたのは。
なんと
そこからも花芽が伸びてきているではないか!!
今年の大賀ハス第4号だ!!
これで梅雨明けまでは確実に大賀ハスを楽しめそうだ。
▼大賀ハスの葉の上をころがる水滴をながめながら思いついたシロウトならではのトンデモ「作業仮説」とは次のようなことだった。
 思いつき発端は、シュレーディンガーのあの話を思いだしたのだ。

いま仮に、コップ一杯の水の分子にすべて目印をつけることができたとします。次にこのコップの中の水を海に注ぎ、海を十分にかきまわして、この目印のついた分子が七つの海にくまなく一様にゆきわたるようにしたとします。もし、そこで海の中のお好みの場所から水をコップ一杯汲んだとすると、その中には目印をつけた分子が約100個みつかるはずです。(『生命とは何か』シュレーディンガー著岡小天・鎮目恭夫訳 岩波文庫 P18より)

▼これはシュレーディンガーが「原子の大きさ」を説明するのに、ケルヴィン卿の使っていたたとえ話を引用したものだ。20世紀前半のこの説明の正確な真偽を私は知らない。
 しかし、私には説得力をもつ説明であることは確かである。
ここで問題としたいのは、「原子の大きさ」のことではない。水蒸気=水の分子のことだ。
このたとえ話にならって、
「分子に目印のついたコップ一杯の水をあたたかい東シナ海に注いだとすると」
そしたら
・今、大賀ハスの葉の上をころがる水滴のなかに何個ぐらい目印のついた水分子がみつかるだろうか?
・いやそもそもみつかるものだろうか?
・みつかるとすれば、それは水を注いでからどのくらいの期間を経ってからであろうか?
・どんなプロセスを辿ってここまでやってくるのだろうか?
・やってこないとするなら、それはどうしてだろう?
等々
 妄想にも似た「作業仮説」を立ててみたのである。
▼こんなこと思いはじめたのもきっとあの「水蒸気前線」のことを少し勉強しはじめていたからであろう。
 「梅雨前線」のカラクリをもっともっと根っこのところから知りたい。
・水蒸気(水)はどのように循環しているのか?
・雨はどのようにして降るのだ?
・積乱雲はどのようにしてできるのか?
・大気はどのように動いているのか?
・ジェット気流と梅雨前線の関係は?
・集中豪雨はどこに?
・「大気不安定?」って何?では「安定」は?
・そもそも大気は「梅雨」で何をしようとしているのか?(神様目線で…(^^)V)

どうもわかったつもりになっていた「梅雨前線」には、私の知らない「ふしぎ!?」がまだまだつまっているようだ。
今年の「梅雨前線」はこれまでとちがって見えてくるから、これまた「ふしぎ!?」だ。

今日はどこにいるのだ「梅雨前線」!?

(つづく)
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(77)

Dsc_4111
Dsc_4087
▼「えっ、まさかほんとうに…!!」「やっぱり!!」
昨日の朝、東の畑で私はひとり感動し納得していた。
ジャガイモの実である。ジャガイモをそろそろ掘らなければならない時期になっていた。
 梅雨の合間に掘ろうと思っていた。その前にちよっと見ておこうと思って朝の散策のあとそこに立ち寄ったのだ。
そしたらいちばん近くのジャガイモにミニトマトの小型のようなジャガイモの実をみつけたのだ。
しかも、その木にはもうひとつ実ができていた。
「花が咲いたら実ができる」それはアタリマエ!!
でも「ジャガイモはイモで殖える」が常識だった。現にこのジャガイモも種芋を植えたものだ。
花が咲いたら、それをちぎるが常識だった。そこにもうひとつのアタリマエがあった。
ジャガイモの実が見たくて、北海道の友人に頼んで送ってもらったこともあった。
それが、どうだ本気で観察して見れば、意図も簡単にみつけることができるではないか。
ひょっとしたらけっこうな頻度で実はできているのかも知れない。
アタリマエ!!を少し疑ってみるところから「科学」ははじまるのかも…。
▼それは「梅雨」「梅雨前線」にも言えそうな気がしていた。
昨日(2015/06/08)、平成27年の梅雨入りと梅雨明け(速報値)で「東海」「関東甲信越」地方も「梅雨入り」をしたと発表があった。
この「6月8日ごろ」の「ごろ」がくせ者だった。
ファジーなんである。もう「梅雨」のすべてわかっているわけではないのだ。
 これは「速報値」であり、後日「確定値」は発表し直すのである。それは何も気象庁が努力を怠っているわけではない。
 「梅雨」にはまだまだはっきりわかっていない「ふしぎ!?」が、いっぱいあるということでもあった。
▼「速報値」だけを見ていると、確かに「桜前線」と同様「梅雨入り」は「北上」して行っていた。
ここに大きな誤解があった。
「梅雨前線」も同様に「北上」がアタリマエだと思い込んでいたのだ。
実際に過去の天気図に「梅雨前線」を追う作業をやってみるとちがっていた!!
一方通行の「北上」は季節の移動であった。数ヶ月かけての移動であった。
日々の「梅雨前線」は迷走していた。けっして「停滞」などしていなかった。
 昨日は、2011年度の作業をやってみた。
「あれ?(゚_。)?(。_゚)?」
沖縄の「梅雨入り」が見当たらなかった。もう「梅雨前線」が姿を見せているのに…。
5月~7月の三ヶ月だけをプリントアウトしていたからみつからなかったのだ。
2011年は4月30日(土)に沖縄・奄美は梅雨入りしていたのだ!!
急遽4月分もプリントアウトしてみた。
「梅雨入り」数日前に「梅雨前線」は登場していた。
「梅雨入り」が先か?
「梅雨前線」が先か?
原因と結果の<予想>の関係だろうか。
▼ともかく「梅雨前線」にはアタリマエ!!でかたづけることができない「ふしぎ!?」がいっぱい詰まっていた。
確かに二大ルール
・上がるとザアザア 下がるとカラカラ
・光は東から 天気は西から
も含まれていた。それが私としてはうれしい!!
でもそれだけではこの謎解きはできそうにない。
スパコンを駆使してもまだ明かされぬ「ふしぎ!?」がいっぱい詰まっているようだ。

「梅雨前線」はまさに「不思議前線」だ!!

 昨日、午後になると我が家の「雨量計」であるハスの葉にも水がたまりはじめた。
その水を見ながら、私はトンデモナイ妄想の「作業仮説」をはじめていた。
(つづく)
Dsc_4157

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【Web更新6/7】15-23 Webテキスト『天気の変化』の可能性!? 等更新!!

Dsc_3815


花石榴 鬱なる雲も 払いけり 15/06/06 (土)撮影@福崎

■楠田 純一の【理科の部屋】15-23
週末定例更新のお知らせ
 何曜日という感覚が融けていく。一度融かして再度作りなおす!!
それに週末Web更新という方法はとても有効な気がする。

◆表紙画像集2015 更新 人里の自然シリーズ 花石榴
 他の場所よりも遅れ気味だと思うが、我が家の庭の石榴にも花が咲き始めた。
一昨年伸び放題になってたくさんの石榴ができた。そこで、いちど闇雲に剪定をしてみた。
そしたら、昨年はまったく咲かなかった。もうダメかと思っていただけに今年再び咲き出したのはうれしい!!
 曜日だけでなく、季節についても再構築したいと思っている。
 自分だけの歳時記を作りなおしてみたい。
 再構築した歳時記にもやっぱり、この花石榴は絶対入れたいな。
 梅雨空の花石榴にまさる色はなかなかみつからない。

◆Webテキスト『天気の変化』の可能性!? 更新!!
 これからの「気象楽」のためのテキスト!! こう言ってみるだけでもずいぶん輪郭が見えてきた。
アリガタイ!!
 今週も「梅雨前線」を追い続けたい。何が見えてくるだろう o(^o^)o ワクワク

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 いよいよあと一回で100回!!
 12日に一回!!ついにここまでこれたのは多くの人のおかげである。
これまたアリガタイ!!深謝。

同時に100回達成記念オフも近づいている。
● 6/20(土)オンライン「寅の日」100回達成記念オフin神戸
「寅の日」はひとつのきっかけに過ぎない。
関西で久しぶりの【理科の部屋】オフである。「寅彦」と関係しなくてももちろんOK!!
みんなでわいわいとやりたいな。ぜひぜひ…。

◆【大賀ハス観察日記】 更新!!
2015年の最初の「あこがれの4日間」は、きっと今週中にはじまるだろう。
楽しみである。o(^o^)o ワクワク


さあ、はじめよう新たな感覚で再構築した一週間を!!


| | コメント (0) | トラックバック (0)

本日(2015/06/07)、第99回オンライン「寅の日」!! #traday

Dsc_3630
▼昨日は、大賀ハス蓮根植え替えから10週目の定例観察日であった。
「梅雨晴れ」の一日だった。
 今年最初に花芽を出した第一号の蕾は大きくふくらみはじめていた。花弁(萼なのかも)の一枚が少しはがれはじめると、その翌日から「あこがれの4日間」がはじまる。それはいつだろう?
そのとき梅雨前線はどこにいるだろう?
「天気図」と「観察池」から目が離せぬ日々がもうすぐやって来る。
▼本日(2015/06/07)は、第99回オンライン「寅の日」である。
ついに100回がほんとうに近づいて来た!!
今年に入ってずっと「寺田物理学」を追いかけてきた。続いて「レイリー」「ルクレチウス」を読んできた。
全部がツナガッテいた!!
 益々、科学者・寺田寅彦に強く強く惹かれるばかりだ。
今月は「科学と研究」「研究の方法」をテーマに読みたい。
今回選んだのは「量的と質的と統計的と」である。

◆本日(2015/06/07)、第99回オンライン「寅の日」!!

●「量的と質的と統計的と」(青空文庫より)

▼結論から言う。
今回の作品の選択は正解!!だったと思う。
「寺田物理学」も「レイリー」も「ルクレチウス」もみんな出てくるんだ。選んだときはそこまで意識していなかったが、今読み返してみてつくづくとそう思うのである。
まずは「量的」と「質的」の話からはじまる。

 この歴史的事実は往々、「質的の研究が量的の研究に変わったために、そこで始めてほんとうの科学が初まった」というお題目のような命題の前提として引用される。これは、この言葉の意味の解釈次第ではまさにそのとおりであるが、しかしこういう簡単な、わずか一二行の文句で表わされた事はとかく誤解され誤伝されるものである。いったいにこの種類の誤伝と誤解の結果は往々不幸にして有害なる影響を科学自身の進展に及ぼす事がある。それはその命題がポピュラーでそうして伝統的権威の高圧をきかせうる場合において特にはなはだしいのである。

「あれ(・_・)......ン?いつのことだ?」と思ってしまうような文章がならぶ。
寅彦がこう書いたのは1931年(昭和6)だ。だから今から84年前だ!!
続ける。

 現代のように量的に進歩した物理化学界で、昔のような質的発見はもはやあり得まいという人があるとすれば、それはあまり人間を高く買い過ぎ、自然を安く踏み過ぎる人であり、そうしてあまりに歴史的事実を無視する人であり、約言すれば科学自身の精神を無視する人でなければならない。

 いつも引用が多すぎて反省しているのだが、どうしても自分の言葉でまとめられないものでやっぱり引用させてもらう。

これらはきわめて平凡なことである。それにかかわらずここでわざわざこういうことを事新しく述べ立てるのは、現時の世界の物理学界において「すべてを量的に」という合い言葉が往々はなはだしく誤解されて行なわれるためにすべての質的なる研究が encourage される代わりに無批評無条件に discourage せられ、また一方では量的に正しくしかし質的にはあまりに著しい価値のないようなものが過大に尊重されるような傾向が、いつでもどこでもというわけでないが、おりおりはところどころに見られはしないかと疑うからである。そのために、物理的に見ていかにおもしろいものであり、またそれを追求すれば次第に量的の取り扱いを加えうる見込みがあり、そうした後に多くの良果を結ぶ見込みのありそうなものであっても、それが単に現在の形において質的であることの「罪」のために省みられず、あるいはかえって忌避されるようなことがありはしないか、こういうことを反省してみる必要はありはしないか。

 これを書いた頃、寅彦は『天災は忘れた頃にやって来る』の警鐘を鳴らし続けていた。
それと同時に「科学」に対しての警鐘も鳴らし続けていたのではないだろうか。
私にはそう聞こえてくる。
▼どこまで深く読み解いているかは別にして、ここまで繰り返し繰り返し寅彦の文章を読んできたことのひとつの成果であろうか。
 寅彦の文章のパターンが少しだけ見えてきた。
実は「量的と質的と」の問題は前段だった。本命は最後の「統計的と」にあるとみた。
これがスゴイ!!

 こういう時代において、それ自身だけに任せておくととかく立ち枯れになりやすい理論に生命の水をそそぎ、行き詰まりになりやすい抽象に新しい疎通孔をあけるには、やはりいろいろの実験が望ましい。それには行ない古したことの精査もよいが、また別に何かしら従来とはよほどちがった方面をちがった目で見るような実験的研究が望ましい。ことにこの眼前の生きた自然における現実の統計的物理現象の実証的研究によって、およそ自然界にいかに多様なる統計的現象がいかなる形において統計的に起こっているかを、できるならば片端から虱(しらみ)つぶしに調べて行って、そうしてそれらの現象の中に共通なる何物かを求めることが望ましく思われる。
この難儀の問題の黒幕の背後に控えているものは、われわれのこの自然に起こる自然現象を支配する未知の統計的自然方則であって、それは――もしはなはだしい空想を許さるるならば――熱力学第二方則の統計的解釈に比較さるべき種類のものではあり得ないか。マクスウェル、ボルツマン、アーレニウスらを悩ました宇宙の未来に関するなぞを解くべきかぎとしての「第三第四の方則」がそこにもしや隠れているのではないか。  このような可能性への探究の第一歩を進めるための一つの手掛かりは、上記のごとき統計的質的現象の周到なる実験的研究と、それの結果の質的整理から量的決算への道程の中に拾い出されはしないであろうか。

私がすぐさま連想したのが、「大気の物理学」だった!!
浅学なポンコツ理科教師が言うようなことではないかもしれないが、私は今、心底知りたいと思う。

●この寅彦の提言は84年たった今どうなっているのだろう?
●「科学」は今どこにいるのだろう?

蛇足にもうひとつ
●ここに「これからの科学教育」のヒントが間違いなくある!!
と思うのだがどうだろう?


| | コメント (0) | トラックバック (0)

Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(76)

Dsc_3573
▼いつもの「雲見」の空は予定通り雨雲でいっぱいになってきた。
そして、そこから雨粒が落ちてきた。落ちてきた雨粒は大きな大賀ハスの葉っぱの上をコロコロところがりはじめた。一度は落下の衝撃でバラバラになった雨粒は、すごさま再集合して、大きな水滴になる。そうしていると次の雨粒が落ちてくる。また同じことが繰り返す、できた水滴どうしも集合してさらに大きな水滴になる。
大きなプールができて、ハスの葉の上で絶えきれなくなったプールは重さで葉を傾け池にこぼれていく。
まるで升の雨量計のように…。これが面白い!!いくら見ていても飽きない!!
またまた「梅雨」の楽しみをみつけてしまった。\(^O^)/
▼「梅雨ばっかり病」はまだまだ重篤化していた。
作業を続けていた。
過去の天気図から「梅雨前線」を追う作業である。
2014年、2013年、2012年の5月、6月、7月の天気図をプリントアウトしてチェックするのである。
元々は「黄海高気圧」をみつけることだった。
ところがもっと面白いことに「はじめて」(^^ゞポリポリ気づいたのだ。
もっともっとアタリマエのこと!!
に気づいたのだ。
梅雨前線は、日々動いていた!!それもけっして一方通行の動きでなく、
北上したり・南下したり
伸びたり・縮んだり
消えたり・現れたり
えっ、「今さら…」の発見である。
なんでこんなことに今まで気づかなかったのだろう。
「梅雨前線」のこと知っているツモリになっていただけなんだ。
授業でもやってきたはずなのに…。
「天気図を連続して見る!!」もやってきたはずなのに…。
▼それだけではなかった。
モテサクさん(『梅雨前線の正体』)のおかげで、「梅雨前線」が「線」でなく「帯」に見えきたのだ。
さらには妙に「立体的」に見えてきたのだ!!
不思議なもんだ。
平面に描かれた天気図の「梅雨前線」が3Dで見えるはずはないのだが…
ひょっとしたらこれが「梅雨前線」が少しわかりはじめたことなのかもかも知れない。
そうだったらうれしいな!!
▼さらには、天気図の下に書いてある「集中豪雨」「豪雨」「大雨」…の文字をチェックしなが
ら、描かれているはずのない「水蒸気前線」をさがそうとしていた。
作業ははじめまったばかりだ!!
まだまだ続けてみよう。
Dscn7940


今朝は朝日がまぶしい!!
梅雨前線はどこだ!?
大賀ハスの上のプール(水たまり)はそのままだ。
ところでこの「水」はほんとうはどこからやってきたのだろう。???
「梅雨前線」の「ふしぎ!?」はまだまだつづきそうだ。

(つづく)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【お薦め本】『梅雨前線の正体』(茂木耕作著 東京堂出版)

Dscn7927
Dsc_3361
▼「梅雨入り」の発表があったかと思ったら、皮肉なものでいきなり青空がひろがった。
それが「梅雨」であるとも言える。
明日の天気がなかなか見えない。
それでこそ「梅雨!!」であるとも言えるのかも知れない。
 大賀ハス観察池の第一号は、高くなるスピードをゆるめてふくらんできた。後につづいて第二号も葉の間から顔をのぞかせていた。「あこがれの4日間」はまもなくである。
さて、そのときの天気は!?
▼人生ではじめての「梅雨ばっかり病」!!
はまだ続いていた。
それに拍車をかける本と出会った。それが今回の【お薦め本】だ。

◆『梅雨前線の正体』(茂木 耕作著 東京堂出版 2012.6.10)

そもそもの出会いは「黄海高気圧」だった。
いままでのモヤモヤが一気に晴れる気がした。妙にナットクした!!
さっそくこれを書いたモテサクさんこと茂木耕作さんことをネット検索してみた。
「気象楽」を熱く語るモテサクさんに共感した。
本も出しておられることを知り、さっそく入手して読んだみたのだ。
▼読みはじめるとやめられなくなってしまった。
面白すぎる!!
読みはじめてからすぐこれは【お薦め本】にしようと思った。
だからお薦めポイントをチェックしながら読んだ。
読み終えたときには、なんとそのチェックポイントは26項目にもなった。
これでは話は拡散し過ぎる。いつものように3つのお薦めポイントに集約しようとした。
これがとんでもない時間がかかる作業だった。(^_^;)

(1) 私の「気象楽」への誘いの書!!

(2) 「ふしぎ!?」の研究(謎解き)する面白さを等身大に語っている!!

(3) 「「読者」は未来の共同研究者である!!」という一貫した姿勢が伝わってくる!!

重なるところもあるがなんとか3つにした。
▼ひとつずつもう少しくわしくふれてみようと思う。
(1) 私の「気象楽」への誘いの書!!
 まず、モテサクさんの提唱する「気象楽」に大賛成である。
本書のタイトルは『梅雨前線の正体』。その本のはじめにこう書いてあるから驚きである。

 

本書の目的は、「既に暴かれている梅雨前線の正体をお伝えすること」ではありません。(本書p11)

続けてこう言っている。

つまり本書の目的は、みなさんも自分の中に「梅雨前線の正体」を作ってみませんか、というお誘いすることです。(本書p11)

ここでこの本のすべてを語っているわけだ。
 これを読んで私は、一気にこの本の世界に引き込まれていった。
「梅雨前線の正体」の謎解きを楽しむには学位も資格も必要ない。必要なのは自分の「ふしぎ!?」にこだわることと謎解きを楽しむ気持ちだけだ。
とモテサクさんは言いたかったのだろう。
 そして「私の場合は」「他の研究者の場合は」を紹介したのがこの本なのだろう。
最後の方に書いた言葉は示唆的である。

「こんな身近なのにこんな不思議を提供し続けてくれる相手はなかなかいないんじゃないか」(本書p141)

これは「梅雨前線の正体」に限らず言えることではないだろうか。
 私には「○○学」を「○○楽」に変えていくヒントがここにあるように思える。

アカン!!止めどなくダラダラ続けそうだ。
急ごう!!
(2) 「ふしぎ!?」の研究(謎解き)する面白さを等身大に語っている!!
これは実際に手にして読んでみるのが一番だ!!
私の思い入ればかりが先行する下手な言葉で紹介するより、直に触れてみられる方がいいだろう。
語り口調がいい。等身大だ!!
 けっして飾り立てることなくごくごくストレートに「ふしぎ!?」と思ったことは「不思議」と言い、「わからないこと」は「難しい」と言いアタリマエ!!に語っているのだ。
専門用語も出てくるが、けっしてそれは「わかっていること」として前に進めない。
きっとホンモノのプロだからできる技なんだろう。
まるでドキュメンタリードラマでも視ているよんな気分で読み進めることができる。

(3) 「「読者」は未来の共同研究者である!!」という一貫した姿勢が伝わってくる!!
 最後はアタリマエすぎるほどアタリマエのことだが。
読者本位だ!!
本は「読者」が読むためのものであり、本の主役は「読者」であるとも言えるが、その姿勢を一貫させていた。
繰り返し随所で問うのである。
「読者のあなたはどう思いますか?」と。
これからの「学び」は「学び合い」としてしか成立しない!!
それを心得た人の言葉だと思った。
だから、「読者」は「未来の共同研究者」ととらえていた。
けっして本を買って「読んでくれるだけ」の人ととらえてはいなかった。
当然「未来の共同研究者」に対しては親切だった。
「この論文は、ここで読めますよ」
「このデータはここにあるますよ」
「この旅にはこんなルートがあるんですよ」
章ごとの「まとめ」、「参考文献の紹介」、「観測機器の紹介」、等々 それは随所に現れていた。

 まだまだあるが、下手な言葉を続けるのは「蛇足」になるばかりか、ほんとうの「面白さ」を減じる紹介になるかも
しれない。これぐらいにしておく。
 「気象楽」開眼!!に導いてくれたモテサクさんに感謝して終わる。

今朝はまた曇っている。
梅雨前線はどこだ!?


| | コメント (0) | トラックバック (0)

Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(75)

Dscn7892
▼昨日(2015/06/03)の朝、「梅雨入りはいつだろう?」と書いたら、その数時間後に近畿地方も「梅雨に入ったようだ」と発表があった。
◆平成27年の梅雨入りと梅雨明け(速報値)
確かに、朝方に激しく雨は降り我が家も大騒動だった(^^ゞポリポリ
その後も「いかにも」という鬱陶しい天気だった。
▼「梅雨入り」に間に合わなかったが、私は過去の天気図にあのモテサクさんの「黄海高気圧」を追う作業を続けていた。
 シロウトの私には、絶対コレだ!!
という確信にまでにいたらないが、「言われてみれば…」という程度まではきた!!
まだまだこの作業は続けて行きたい。
▼\(・_\)ソノハナシハ (/_・)/コッチニオイトイテ
作業を続けるなかでモテサクさん言うように「天気図がドラマを語りかけている!!」と思えるようになってきたのだ。
 とりわけ「梅雨」のドラマは面白い!!
と思えてきた。
 梅雨には「大気の物理学実験」のすべてが含まれている!!
もちろん、あの2つの大原則(ルール)
・上がるとザアザア 下がるとカラカラ
・光は東から 天気は西から
も含まれている。しかし、それだけでは「ふしぎ!?」の謎解きはできなかった。
もっともっと複雑にいろんなファクターが絡まっていた。
 最新の数値予報を駆使してもまだ解けない「ふしぎ!?」がいっぱい詰まっていた。
それがまたまた意欲をそそる!!
▼「梅雨入り」と同時に、私の持病「ばっかり病」が発症してきたようだ。
「梅雨ばっかり病」!!
鬱陶しいはずの「梅雨」がこんな面白く思えるのは、長く生きてきはじめての経験だ。

朝方の雨はやがてあがり青空が見えてきた。
「雲見」の雲が忙しく行き交っていた。
夕方には青空いっぱいになった。
さあ、今日も「梅雨」の「ふしぎ!?」を追いかけるぞ!!

(つづく)
Dscn7894
Dscn7905_2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(74)

Dsc_3096
Dsc_3133
Dsc_3152
▼昨日(2015/06/02)ついに大賀ハス今年三番目の花芽が顔を出した。
これで少なくとも「あこがれの4日間」は3回訪れることになる。
そうすると、のべ日数 「4日間」×3回=12日間楽しめる計算である。
楽しみである o(^o^)o ワクワク
第1号は、すでに蕾がふくらみかけている。高さも40㎝だ。
第2号はまだ葉の下に隠れるようにしている。高さは20㎝だ。
そして、顔を出したばかりの第3号も午後には6.5㎝までのびてきていた。
さて、これらの大賀ハスたちの「あこがれの4日間」と「梅雨期」との関係はどうなるだろう!? 
▼遅くなるだろうと言われていた梅雨!!
◆平成27年の梅雨入りと梅雨明け(速報値)
によれば九州が梅雨に入ったようだ。
 こちらも今朝から本格的に降り始めた。「梅雨入り」の判断もなかなか微妙なものがあるようだ。
梅雨に入ったから雨が降るのではなく、雨が降り続くから「梅雨入り」と判断するようだ。
基準もなかなかファジーなもののようだ。
ほんとうにこの時期の大気の動きは「挙動不審」だ!!
▼私の今のいちばんの注目は何と言っても
モテサク(茂木耕作)さんの『黄海高気圧』だ!!

黄海高気圧』はホントだろうか?
◆気象庁:日々の天気図
から、2014年5月、6月、7月分の天気図をプリントアウトしてみた。
これで「黄海」のあたりに「高気圧」(H)があるのをマーカーでチェックしてみることにした。
▼こうして作業をはじめるといくつかのことに気づく。
まず天気図は連続して見てこそわかることが多いということだ!!
ワンカットだけで「ドラマ」は見えてこない。アタリマエ!!
作業をともなって見てこそ見えてくる多いということだ!!

時間がかかるが面白い!!
急がば回れ!!
ゆっくり 急ごう!!

(つづく)


| | コメント (0) | トラックバック (0)

ファラデーラボで『明治大正期の理数授業について』を学ぶ!!

Dscn7769
▼6月に入っても「雲見」三昧はつづいていた。
「雲見」は一期一会であった。
どんなにきれいな空と出会っても、それを「もう一度」ということはなかった。
刻々と空は表情を変えていった。
だからこそ面白いと思えた。
 ずっと気にしていたヒガンバナの実生。6月のはじめを期して、小さく幼い「鱗茎」を植木鉢に植え替えた。
その「鱗茎」ができかけているのは3つだ。
1つずつ別々の植木鉢に入れ土をかぶせた。
はたして葉が出てくることはあるだろうか。出てくるとすればそれはいつだろうか?
▼夕方になってとても興味深い話を聞くためにファラデーラボに行った。
■明治大正期の理数授業についての講演会
内容    「明治大正期の理数授業について」
講師    小林昭三氏 (新潟大学名誉教授)

豊富な資料をもとづくお話しは期待通りのものであった。
具体的に「記録」されたものはやはりすごい説得力もつ。
「理科」がはじまって「科学」教育は消えていったわけではない。脈々と生き続けていた!!
というのが私が勝手にとらえた「文脈」だった。
▼私は私の「文脈」のなかでお話しを聞かせてもらいながら、今さらながらの「疑問」と、これからの「課題」とが生まれた。
(1) 「理科」と「科学」はちがうのか?
・ちがうとすればどこが?
・「理科は科学を教える教科である」の今は?
・現実に今は?
・1886年(明治19) 学校令「小学校の学科及びその程度」
において「理科」は誕生した。
(1) 私たちの「理科」はどこから来たのか。
(2) 私たちの「理科」はどこにいるのか。
(3) 私たちの「理科」はどこへ向かうのか。

(2) 「科学」と「科学」教育はいつなぜ分離していったのか?
・「科学」と「科学」教育は別ものか?
・理科教師は「科学者」か?
・理科教師の「私の科学」はどこに?

▼ポンコツ頭ですぐさま答えのみつからない疑問ばかりだ。
それにもかかわらず、忘れかけていた「課題」まで浮かんできた。
(3) 定番実験(教材)の源流をさぐりたい!! 
・それがもっとも有効な教材研究になる。
新・私の教材試論の再開!!

お聞きしたお話をちゃんと理解せぬうちに、頭が空転をはじめてしまいそうだ。
もう少し時間をかけた反芻作業が必要なようだ。
貴重なお話に感謝!!
Dscn7775


| | コメント (0) | トラックバック (0)

【Web更新5/31】15-22 Webテキスト『天気の変化』の可能性!? 等更新!!

Dsc_2538


泥田あがり 口いっぱいの ゴンビかな 15/05/29 (金)撮影@福崎

 

■楠田 純一の【理科の部屋】15-22
週末定例更新のお知らせ
 今日は「気象記念日」だそうだ。気象観測の歴史をふりかえってみるのも面白いかも知れない。
 5月が終わり、私の方も5月の「雲見」カレンダー(参照:もくもくカレンダーシールセット)を見ながら、5月の空をふり返っていた。
Dscn7752
さて、6月!!どんな空と出会えるかな…o(^o^)o ワクワク

◆表紙画像集2015 更新 人里の自然シリーズ ゴンビ(○○グミ )
 西の庭のゴンビ(○○グミ 私はまだこの正式名を知らなかった)が赤く熟してきた。これを見ると、昔 泥田に入り、手で田植えしていた時代のことを思い出す。
 泥田からあがり、泥のついたままの手で赤いゴンビをかたまりごともぎりとり口にほおばった。
甘酸っぱさが口いっぱいにひろがり、田植えでほてっていたからだを癒してくれた。
タネを口から連射した!!
 これにもちょっとしたコツがあった。今は、朝の散策に出る前と後にこれをやってみる。

◆Webテキスト『天気の変化』の可能性!? 更新!!
 今少し、Webテキスト『天気の変化』のビジョンが見えてきた!!うれしい!!
 これからの「気象楽」のためのテキスト!!

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 100回達成が近づく。そして100回達成記念オフも…楽しみだo(^o^)o ワクワク

◆【ヒガンバナ情報2015】 更新!!
 ヒガンバナ実生!!膨らんだ「鱗茎」、今日(2015/06/01)は土のなかにいれてやろうと思う。

◆【大賀ハス観察日記】 更新!!
 今週末には今年の第1号に「あこがれの4日間」がやってきそうな勢いだ。
第2号ものびてきている。またまた今年もうれしい忙しい季節がやってきた!!

さあ、6月
ゆっくり ゆっくり 急ごう!!
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2015年5月 | トップページ | 2015年7月 »