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Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(70)

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▼大賀ハス観察池、蓮根の植え替えから8週目の定例観察日だった。
3本の立ち葉が立ち、2本の葉はすでに大きくひろがろうとしていた。
 観察池の水面には大きな浮き葉が何重かに重なろうとしていた。
 日ごとに大きく成長する葉を見ていると今さらのごとく「光合成」という偉大なる営みに感動するのである。
 花芽はいつ顔を出すのだろう。最初の「あこがれの4日間」はいつやってくるのだろう。
それは「梅雨」の時期と重なるのだろうか?
▼そうだ、その「梅雨」だ!!そもそも話を考えていたのだ。
そもそも「梅雨とは?」わかっているようでわかっていなかった。
こんなときは使い慣れた原則にかえるのがいちばんだ。
天気の変化の大原則は2つだった!!

・上がるとザアザア 下がるとカラカラ !!

・光は東から 天気は西から!!

▼このふたつを使って、「梅雨」の謎解き(科学)をあらためてやってみよう。
現象から出発して、正体をあきらかにするから「逆引き」科学だ。
最初に使うのは「上がるとザアザア 下がるとカラカラ」の方だ。
あんなに雨の降る梅雨だ。
→きっと大気は上がっているはず
→なぜ 上がっているのだろう?
→あたたかい空気のかたまりと冷たい空気のかたまりとの衝突!!
→あたたかく湿った空気(北太平洋気団) 「上がると ザアザア」

実に大雑把であるがなんとなくわかったような気になってくる。
▼ではなぜいつもこの時期なのか?
というもうひとつの「ふしぎ!?」が出てくる。
これにはもうひとつの原則 「光は東から 天気は西から」が関係しているようだ。
「天気は西から」の正体は「偏西風」(ジェット気流)だ。
天気は西から
→正体は 偏西風(ジェット気流)
→ジェット気流 チベット高原・ヒマラヤあたりで二分
→ジェット気流 南側で 「上がるとザアザア」

ここらあたりがいまひとつはっきりしない!!
もう少し くわしく追ってみよう。
ここで 気象庁・高層天気が有効になりそうである。

(つづく)

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