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Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(67)

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台風は「大気の物理学実験」総集編である!!
「雲の展覧会」だけではなかった。
「雨」「風」「雷」「竜巻」「突風」等々はげしい「天気の変化」のすべてがそこに含まれていた。
 昨日の朝の定点観測地からの「雲見」では、南からの激しい雲の流れがあるというものの雨は降っていなかった。10時頃になって降ってきた。
 雨は徐々に激しさを増していった。ふだんは気にすることのない川の水位が増してきているのに気づいた。
夕方まで雨ははげしく降り続いた。少し雨の降りがおさまりかけたころ、また「雲見」をした。
台風6号は「温帯低気圧」にかわったとニュースが流れてきた。
▼昨日、日本列島の上空でなにが起こったのか?
そもそも
「台風とは?」、
「温帯低気圧とのちがいは?」
「台風の一生とは?」
等々の「ふしぎ!?」が出てくる。
その最も根っこのところからくわしく説明してくれたページがあった。
◆気象庁・「台風について」
である。
 みごとである。私の「ふしぎ!?」のすべてがわかりやすく説明してあった。
 まるで、昨日起こったことの説明のために書かれたかと思うぐらいだ。
流行り言葉風に言うなら「読むなら、今でしょ!!」だ。
▼正しく恐れるためには、一般的な「知識」も必要だがそれだけではダメである。
もっとも大切なことが、もうひとつある。
 それは、自分が住む「大気の物理学実験室」は、どこに位置するかを知っておくことだ。
地理的、地形的にどこに住んでいるか?
防災・減災の観点から言うとここがポイントだった。
同じ降水があっても、自分の立つ大地が、どんな生い立ちを持っているのか?
まったくちがった結果になるのだ。
それを知っておくことだ。
▼それは私自身の次なる課題でもあった。
 それは防災・減災の観点からだけでなく、「自然」とより豊かにつきあっていくためにも大切なことだ。
「自然」から多くを学び続けたいものである。
 「台風」も「大地」も専門家だけにまかしておけばいいという時代ではない。
せっかくちょっとその気になれば誰もが簡単に「情報」を入手できる時代なのだから。
 そして、なによりも「自然」とつき合うのは私たち自身なのだから…。 

台風7号も発生している。
はたして今年は何号までつき合うのだろう?
大きな災害が起こらないことを祈るばかりである。
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