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南方熊楠を訪ねて(3)

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▼昨日(2015/05/17)の出発は闘鶏神社であった。
熊楠の妻・松枝はここの宮司田村家の娘であった。行くなり神社の前の通りはずいぶん賑わっていた。
ちょうど「弁慶市」が開かれていたのである。
神社の奥の方へ入って行くと<ここでもやっぱり「熊楠」の名をみつけたのである。
「クラガリ山」!!
ここの大楠もやっぱり印象に残った。
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▼次に向かったのは、熊楠の墓所である。
田辺の海が見渡されるところにあった。
隣に「南方家」の墓もみられた、またあの「うた」も…
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次にその田辺湾に浮かぶ「神島」にいちばん近づいてみた。
潮が引いていた。歩いて渡れるかと思うぐらいの距離にあった。
しばしこの「神島」をじっとながめていたい気分だった。
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▼次に「南方熊楠記念館」に向かった。
ここにモノがあった!!
何度見せてもらっても圧倒される!!
モノは具体的に語りかけてくる。
「熊楠」を…。すごい説得力だ!!
愛用の顕微鏡が…、
あのまん中がへこんでしまった硯が…
細かい文字がぎっしり書き込まれた写本の数々が…
あの図が…
▼午後になって最後にうがったところでは、貴重な「生の資料」を見せていただいた。
そして、最後の最後に見た看板にも「南方熊楠」の名があった。
わずか一日半の旅の中でどれほどの回数この名を見たことだろう。
まちがいなく「南方熊楠」の名はあの大楠のように時空を超えてこの大地にしっかりと根をはっていた。
私にとって、なぜ今「熊楠」なのか?
それに答え出すためにはしばらくの反芻作業が必要なようだ。
この度、お世話になった方々に感謝します。深謝。
また非礼のほどはお許し下さい。
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ゆっくり ゆっくり 急ごう!!


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