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ヒガンバナの実生、その後は…!? #ヒガンバナ

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▼ずっと気になっていることがあった!!
気にはしながらも、次の一手をどのようにうてばいいのか迷っていた。
どこかに前例があれば、それを真似ることができるが、それがない!!自分で試行錯誤を繰り返し、道を切り拓くはかない。
 ヒガンバナの実生である。
 同時に実生に挑戦している同じ仲間のキツネノカミソリ、コヒガンバナについては迷いながらも次の処理をすませていた。「土ポット」から、もう少し大きめの植木鉢に移していた。
 コヒガンバナの種子は最終的に51個中49個が「発芽」した。49/51=96%の発芽率だった。
「発根」してきたのでキツネノカミソリと同じく鉢に植え替えていた。
▼問題は肝心のヒガンバナであった。
これまで私は、交流ある方の「実生」の挑戦2例(石川・香川)知っていた。
くわしい方法をお聞きしなければと思っているあいだに、次と次と展開していき、けっきょく我流でやることになってしまった。
 少しパブリックにされたものとしては
◆ 「ヒガンバナの稔性と発芽について」(瀬戸 良久・武市 早苗・中嶋 克行 神奈川自然誌資料 2011)
を知っていた。
 こちらも連絡を早く連絡を取りたいと思いつつそのままになっていた。
参考にはさせてもらったが、結果的にはここともまたちがった方法になってしまった。
▼私は、この後 論文を書いて、あらためての研究報告をしていく予定はなかった。
私は、ここにこの記事を書いて、これを「報告」に代えたいと思っていた。
この後、このヒガンバナ実生はどう展開するかわからない。
このまま萎れてしまうかもしれない。
そこで「現段階」までをここに記録しておく。
昨年度、採集した「自然結実」した種子のうち、「発芽」したものは6個あった。
土ポットに移して、順調に成長してきたものは、3個だ。
昨日2015/05/28 の段階で3つの様子

A:偶然に福崎町の田んぼの畦にみつけたもの
  鱗茎の部分にあたるところが真ん丸にふくらんできた。

B:家の近くの道端でみつけ水栽培したもの
  鱗茎の部分にあたるところが、「ひょうたん」形にふくらんできた。その部分がずいぶん緑色になってきた。
  光があたる状態になっているせいだろうか。  

C:Bと同様
  鱗茎から出た根っこが土にもぐらせようとしているようにみえる。

▼さて、これをどうしたものだろう!?
土ポットごと大きな植木鉢に植え替えて土をかぶせてしまった方がいいのだろうか。
それはいつ決行すればよいだろう?
ずっとずっと迷っている。
 庭の定点観測地のヒガンバナを見ると、すっかり枯れてしまって地下での活動期に入っていた。
実生の小さな「鱗茎」も、ふつうのヒガンバナのDNAを引き継いでいるのなら地下での活動期に入らせる方がいいのかも知れない???

シロウトの無手勝流研究はいつも迷うことばかりなのである。
記憶するな記録せよ!!
記録したもの公開せよ!!
それが私の流儀だった。
これが次なる展開にツナガル!!ことを信じて…。
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