若狭へ「雲見」の旅!!(2)
▼ではそもそも「雲見」の旅第二弾を若狭にしたのか。
理由は大きく2つあった。ひとつは本州最南端へ「雲見」の旅で「太平洋」を見たのだから、今度はそれに対して「日本海」を見てみようということだった。
もうひとつは「お水送り」の場所にもう一度行ってみたいという気持ちからである。ほんとうなら、3/2に若狭を訪ねたかった。「お水送り」と「お水取り」を同じ年に見てみたかったのだ。
すでに一度、2013年に「お水送り」を見に若狭を訪れていた。
◆若狭に「丹生」を追う。(1) (2) (3)
この延長線上にと思っていたのだ。
▼小浜の駅に降り立ったときの空は晴れていた。
小浜に滞在できる時間は11:49~14:27。2時間38分だ。若狭の海と「お水送り」の現場、それに昼食と考えるとちょっと窮屈なスケジュールとなる。駅の観光案内所の方に聞いてみた。そこで自転車も借りることにした。「不可能ではない」とおっしゃった。 しかし、出発時間を遅らせることはできない。
「お水送り」の現場は機会をあらためることにした。それならゆっくり若狭の海の「雲見」を楽しめる。
最初に行ったのは「八百比丘尼」の入定洞だ。「不老不死伝説」で有名な場所だ。
なぜ若狭にはこの「不老不死伝説」が多いのだろう?「不老不死」と「丹生」とツナゲテ考えるのは強引すぎるだろうか。
洞窟のまわりの赤白の椿は最盛期はすぎたというもののきれいに咲いていた。椿と「八百比丘尼」の関係も深い。洞くつの前の広場にはシロバナタンポポが咲いていた。
▼海へ出た。
「人魚の浜」から見る若狭の海はおだやかだった。ゆっくりと「雲見」も堪能できた。
昼食には大好物の鯖寿司をたべた。本場で食べる鯖寿司は特別においしかった。海辺でゆっくりして駅に向かう途中に興味深い看板をみつけた。「鯖街道起点」の看板だ。
予定通りの時間に小浜駅をあとにした。
▼車窓から見る桜はどこも満開だった。山桜もきれいだった。
朝から夕方まで列車がどこを走っているときにも、車窓には桜があった。私は一日で何本の桜の樹を見ただろう。何千いや何万本だろうか、きっとこれまでの人生で最高だろう。「雲見」の旅は「花見」の旅でもあったのだ。
やがて若狭の海をあとにした。
敦賀の「雲見」もすばらしかった。
帰りは琵琶湖と「雲見」も楽しむことができた。
旅のおわりはいつものように姫路駅の「えきそば」だった。福崎駅に帰ってきたのは20:15だった。
とても一日の旅とは思えぬ「雲見」三昧の楽しい旅だった!!
さて今度の「雲見」の旅はどこへ行こうかなo(^o^)o ワクワク
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コメント
おはようございます。
いいですね~敦賀の旅。
いつだったか、TVで敦賀の気比の浜を見ましたが、自然そのままで是非一度訪れてみたいと思っています。敦賀や小浜などの若狭には、古き良きものが残っていそうですね。
投稿: sakamoto | 2015/04/11 07:31
阪本さん
コメントありがとうございます。
ほんとですね。若狭はいいですね。中国文化が入ってきた玄関ですね。大和へツナガル…。
ぜひ、また一緒に旅しましょう(^^)V
投稿: 楠田 純一 | 2015/04/11 09:06