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【お薦め本】『物理学はいかに創られたか 上 下』(アインシュタイン、インフェルト著 石原 純訳 岩波新書) (2)

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▼あのクロイロコウガイビルが生命活動をとめてから3日。そのケースのなかにはどす黒く濁った水と「かけら」のようなものが残るのみだった。
 しかし、貴奴が置きみやげに残していった究極の「ふしぎ!?」=「生命とは何か?」の謎はふくらむばかりだった。20世紀半ばひとりの物理学者がこの究極の「ふしぎ!?」の謎解きをしてくれていた。
シュレーディンガーである。
本棚をさがしてみる、あった。
『生命とは何か- 物理的にみた生細胞ー』(シュレーディンガー著)!!
▼ページをパラパラとめくってみる面白そうだ!!
いや、やめておこう。これ以上の寄り道はポンコツ頭には無理だ。もっとゆっくり 急ごう!!
ただひとつだけ
■『物理学はいかに創られたか 上 下』(アインシュタイン、インフェルト著 石原 純訳 岩波新書1939.10.30)
には、こんなことも書かれていた。 

物理学ではしばしば、外見上まるで無関係と思われる現象の間に或る合理的な類推を進めて行って、それで、本質的な進歩が成功するようになったという場合が経験されました。(同書下 p160より)

お薦めポイントの2つ目
(2) ひょっとしたら「物理学」が面白いかも!?と思わせてくれる!!
に行く。
 「物理」アレルギーをもつ私にはうれしいことがあった。この本にはいっさい計算式、公式が登場しないのだ。
そこには著者たち意図があることはまちがいない。一貫して「謎解き物語」に徹したかったのだろう。
それは次のことを伝えたかったからでもあるのだろう。
科学はまさに法則の集積でもなければ、まとまりのない事実のカタログでもありません。(同書下 p189より)

では、「科学」とは?
▼お薦めポイント3つ目に行く。
(3) 著者、訳者がホンモノである!!
 今、中高校生に「知っている科学者の名前は?」と聞けば間違いなくこのアインシュタインの名前をあげるだろう。「相対性理論」がなんであるかはわからなくても、彼の知名度は抜群なのである。
えらそうなことは言えない。私もその程度なのである。
 しかし、この本を読み進めるうちに、やっぱりホンモノ!!だと思った。
私は昔から身勝手な法則をつくっていた。
 ホンモノはわかりやすく面白い!!
 面白くてわかりやすいのがホンモノ!!そうでないのはニセモノ!!
この法則に従えばやっぱりアインシュタインはホンモノだ。
著者だけではない。この訳者はあの石原純だ。日本で初の「相対論」「量子論」の論文を書いた人だ。
この人もまた間違いなくホンモノだった。
▼世間では「名著」と呼ばれる書がいくつかある。理系の人間であれば「名著中の名著」として誰もが一度は人に薦められたことがある本がこれである。
 へそ曲がりな私は、「名著」なんて自分の「ものさし」で探し出すものと思っていた。
でも内心「いつかこれを読んでしまいたい」と思っていた。
どこまでわかったのかと問われると甚だ心もとない。しかし、今回は最後までなんとか読むことは読んだ!!
「大気の物理学」「寺田物理学」は少しちがって見えてくるだろうか。
より面白くみえてくるだろうか。
その判断にはもう少し時間が必要なようだ。


 

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