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Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(59)

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▼昨日の「雲見」の空は、西からの強い風で波立っているように見えた。
この波状雲は「巻積雲」だろうか、それとも「高積雲」だろうか。まだまだ大いに迷うところである。
この波状雲をみながら、はたとあることに気づいた。
それはきわめてアタリマエのこと!!
▼「大気の物理学実験室」のなかにいて、日々展開される「実験」の結果(現象)を観察して、次なる「実験」の結果(現象)を予想しようとしている。
 ここで行われる実験は、なかなか複雑である。ひとつひとつはアタリマエ!!のことばかりなんだが、たくさんのアタリマエが複雑に絡まり合い、ツナガッテイル!!
 まさに複雑系科学の典型なのである。
考えてみるそれこそが今夢中になっている「寺田物理学」の範疇ではないのか!!
私のなかでWebテキスト『天気の変化』づくりと「寺田物理学」入門とツナガッタ!!
「雲見」から「寺田物理学」入門だ。
▼ここのところ天気は周期的に変わっていた。
波状雲が見えたと思っていたら、また今朝は雨だ。
西から「低気圧」、「高気圧」がほぼ周期的、交互にやってくる。
そもそも「温帯低気圧」ってどのようにしてできんるんだろう?
これまでは、「大気の物理学実験室」を立体的にみることに努力してきた。
それも続けながらであるが、今度は「動き」も加味してイメージしていこうと思う。
▼周期的変化ということでもう一度
気象庁・高層天気図

◆ 北半球500hPa高度・気温天気図(AUXN50)

これもまた大きく蛇行し波打っていた。
波があれば山(尾根)も谷も存在する。
気圧の谷(トラフ)は?
気圧の尾根(リッジ)は?

(つづく)


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