本州最南端へ「雲見」の旅!!(2)
▼串本駅に着いたのは14:40、出発は16:32。選択肢はなかった。これだけが今日中に家にたどり着く途だった。1時間43分が私に与えられた時間だった。
バスで本州最南端の潮岬に行くには15分かかる。タイミング悪く、駅から潮岬まで向かうバスはこの時間帯はなかった。帰りの潮岬から駅へ向かうバスは一台だけあった。15:30潮岬発である。
ますます行動時間は限定されてきた。
▼行きはタクシーを使うしかなかった。
後から考えるとこれがめちゃくちゃラッキーだった。タクシーの運転者さんはとてもいい方だった。
乗るなりできるだけ短時間で行きたいことを伝えるとコースの選択の話からはじまって、次々と潮岬の案内をしてくださったのだ。
・潮岬灯台の歴史(明治6年~、設計者はイギリス人名前まで…)
・潮岬はクジラのシッポ!!
・小中学校があること(暮らす人々は3.11以降上に移り住む人がふえていること)
・測候所がなくなったこと
等々わずか10分ほどのあいだにたくさんのことを教えてくださった。
そして着いたらどんな順番にどう行動すべきかまで アリガタイ!!
▼ついに本州最南端に着いた!!ここでの「雲見」、それが今回の旅の目標でもあった。
太平洋だ!!
本州最南端のモニュメントがうれしい!!
芝生がきれいだ。芝生の上に浮かぶ雲!!観光タワーと「雲見」も絵になる。
そして白亜の潮岬灯台!!白さがまぶしい!!
潮岬灯台と「雲見」!!上にも登れるそうだが、その時間はなかった。
もう少しゆっくりしたいという気持ちの一方で見るべきものは見たという満足感があった。
灯台前のバス停15:32のバスに乗った。
▼駅までのバスのなかで、タクシーの運転手さん話しておられた「測候所前」のバス停が今もあることを知った。
今回の旅まで、「潮岬測候所」がなくなったことを知らなかった。
駅に着いたら少し時間のゆとりがあった。駅前のモニュメントと「雲見」も印象深かった。
予定通りの列車に乗り込むことができた。
帰路の列車のなかもけっこう楽しかった。車窓からの「雲見」、地図と重ねあわせながらの風景等々。
暗くなってからはネットにつなぎ朝の霧のことなどを教えてもらった。
そうこうしているあいだに列車は姫路駅に着いた(23:02)。
どこかに出かけたときの定番にしている「駅そば」食べた!!
播但線にのり福崎に着いたのは23:56!!
「雲見」の旅は実に面白かった!!
今度は何処へ行こうかな。
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