新・クラウド「整理学」試論(51)
▼昨日(2015/03/27)の「雲見」も、まさかの「雲見」が続いていた!!
雲らしい雲が見えてこないのだ。ほんとこんなことあるもんなんだ。奇跡の一日はまだつづいていたのだ。
まるで姫路城のグランドオープンを祝うがごときであった。
雲のない「雲見」だからこそできるうれしい観察があった。
それは、ひとつは飛行機雲だ。青空をバックに飛行機雲がみごとだった。
「飛行雲はどうして…?」
「飛行機雲がすぐ消えたら天気は…?」「飛行機雲が長く消えなくなったら天気は…?」
「そもそも曇って…?」
もうひとつうれしい観察があった。それは昼間の月だ!!
雲がいっぱいあるときは昼間に月が出ているといってもなかなか意識的に見ることがなかったが、雲がまったくなかったら自然とその白い物体に意識は行った。
アタリマエだけど昼間にも月は「ふしぎ!?」に見えた。
▼雲のない「雲見」は夕方まで続いた。夕方には巻層雲で空が覆われだした。
雲ない「雲見」が教えてくれた。
なにもない「0」にして、そこからはじめることがとても有効な方法であることを。
光の学習は「暗室」からはじめる!!あの理屈だ。
少し強引であるが「整理」もそんなものなんだろう。
かつて『佐藤可士和の超整理術』に惚れ込んだのも、「何も置いていない広い大きい机」の扉の写真に惹かれたからだった。
だからやっぱりはじめに来るのは「空間の整理」だった。
▼一年前に自分に提唱してみた「のぼりおり「整理学」!!
(三) 第三段階…本格的段階 …「思考の整理」…Webページ…授業実践DB・各種試論・サイエンスコミュニケーター宣言
↑↓
(二) 第二段階…過渡的段階 …「情報の整理」…Twitter、Facebook、blog、他SNS…【理科の部屋5】等
↑↓
(一) 第一段階…素朴的段階 …「空間の整理」…袋ファイル、システム手帳、ライフログ…授業テキスト・実践記録・授業感想文・写真・研究誌・書籍・教材教具
実は第一段階で足踏みをしていた。
部分的には第二段階、第三段階へと「のぼり」ながらも、「のぼりおり」自在にという状況でなかった。
▼もう少し第一段階の「空間の整理」に時間をさきたいと思う。
「空間の整理」のひとつひとつの項目についても、もう少し具体的方策を立ててみたい。
まあ、ゆっくり楽しみながらであるが…。
(つづく)
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