本州最南端へ「雲見」の旅!!(1)
▼昨日(2015/03/17)の朝、私は大いに迷っていた。
いつもの「雲見」の空は濃い霧であった!!この計画を実施するのにふさわしい日であるのかどうかで迷っていたのだ。この計画とは「18きっぷ」一日分を使って本州最南端潮岬まで行って「雲見」をするという計画だった。
水平距離にして(列車の走行距離だが)300㎞移動して「雲見」をするのである。
どこか観光地が目的ではない、ただただ「雲見」がメインの旅である。
▼決行を決めた!!
福崎駅を出発したのは7:16だった。姫路に近づくと霧はむしろ濃くなっていた!!
いつも列車からよく見える姫路城はすっかり霧のなかだった。
朝日のあたる姫路城と「雲見」!!ちょっと期待していたが残念だ。
これは瀬戸内海に近づいたからであろうか?
姫路を出発して大阪に向かうがいっこう霧ははれなかった。
六甲の山脈もすっぽり霧の中だった。列車は濃霧ためスピードを落とした。
定刻より遅れはじめた。「ただいま列車は濃霧のため4分遅れて発車しています。」
最初の「4分」が徐々に増えていった。ついには最長11分にまでなった。私は焦ってきた!!
いつもののんびり屋の私であれば少々の遅れなど気にしないのだが、昨日だけはちょっとちがっていた。
今回の計画ではきめられた列車にのらなければ、昨日中に帰ってくることができなかったのだ。
▼遅れをとりもどすつもりで、できるだけ早い列車に乗り込んでみたが、ついには一駅区間だけ「18きっぷ」を断念せざるを得なかった。
霧の方は、大阪湾もかなり濃かった。
それでも列車の車窓からの「雲見」もなかなか楽しいものだった。
お昼過ぎにはほぼ青空が回復していた。風車が見えてくるころは雲のない青空ばかりの「雲見」だった。
風車がこんなに目立つのはやはり風が強いのかな?
▼やがてあこがれの太平洋が見えてきた!!
前に訪れたとき、「太平洋の雲はどでかい!!」という印象をもった。夏場だったということもあったのだろうが、ひとつひとつの雲が大きくダイナミックだ!!と思った。
それをもう一度見たいというのが、今回の計画の動機でもあった。
そしてなんとか予定通り串本駅に着いたのは14:40だった。
さあ…
(つづく)
| 固定リンク
コメント