Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(41)
▼「雲見」から自分で明日の天気を予報する!!
これはシロウトの私にはなかなか一筋縄では行かない作業だ。そうとわかっていてもついつい挑戦してみたくなるのだ。
昨日の「雲見」の空も刻々と変化していった。
朝方は雲のない「雲見」だった。
昼頃になると次々と雲が出てきた。そればかりかついには雨が降り出した。
「雨か!ひょっとしたらこれが雪に変わるか?」と思ったらまたして雲が消え青空が見えてきた。
これを何度も繰り返すのだった。
▼「雲見」だけではだめだ。使える情報はすべて使ってみよう。
この空の上でなにが起こっているのだろう?
平面的にとらえるだけではダメだ。立体的に、3次元的にとらえる必要がある。
いや時間軸も加えて4次元的にとらえる必要があると思った。
気象庁・高層天気図をプリントアウトしてみた。
◆アジア850hPa・700hPa高度・気温・風・湿数天気図(AUPQ78)
◆アジア500hPa・300hPa高度・気温・風・等風速線天気図(AUPQ35)
◆アジア地上気圧、850hPa気温/500hPa高度・渦度天気図
これらから何をどう読み取れば、この「大気の物理学実験室」は4次元的時空間になっていくのだろう。
たしかに道は遠そうだ。
▼授業DB『天気の変化』の冒頭にこう書いた。
確かに「天気の変化」は複雑である。
「ルール」はひとつではない。いくつもの「ルール」が複雑に絡み合っている。
しかし、ひとつひとつの「ルール」はけっこうアタリマエ!!のことかも知れない。
「雨になるのか、雪になるのか?」
「南岸低気圧はどう動くのか?」
「突風、竜巻、雷はどんなときに?」
等々
▼小さな「ルール」でもみつけたと思ったら使ってみようと思う。
「生兵法実践主義」でいきたいと思う。その「ルール」を使って明日を予想してみようと思う。
「失敗」してもたいした問題ではない。
次がある!!
幸いにもこの「大気の物理学実験室」では、「実験」が行われない日はないのである。
今朝、外に出てみたら、さっそく予想はみごとにハズレ、空にはみごとな「十六夜月(?)」が輝いていた。
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