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Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(55)

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▼空はまだまだ躊躇しているようだったが、大地には着々と春がやってきているようだった。
待っていた紅梅は次々とほころび、小鳥たちの集会場となっているようだ。
 定点観測地のヒガンバナ黄色味を増し「我が天下」の時代を過ぎようとしている。ホシノヒトミの包囲網も日に日に進んでいるようだ。
▼2月が終わる。
空の「躊躇」も時間だろうか?
それにしても昨日は寒かった。「三寒四温」というよりその周期は短く「一寒一温」ぐらいに感じてしまうが。
どちらにしても空の春は直線的にやってはこないようだ。やっぱり 螺旋的だ!!
またまた
◆宇宙からの「雲見」=デジタル台風:雲画像動画アーカイブ(全球画像)
で2月中の大気の動きをふり返ってみよう。
やっぱりこれは面白い!!
何度も何度も繰り返し見てしまう!!
▼2月は「気象庁・高層天気図」の面白さを少しみつけた。
まだまだその「面白さ」を「伝わる」かたちにはできていないが。
また高層天気図で気になることをひとつ残していた。
それは「渦度」というものだ。
先の「宇宙からの「雲見」」動画を見ていてもよくわかるが、大気は渦を巻いて移動していた。
 雲が見られるところだから、「低気圧」と考えていいだろう。北半球と南半球では反対だ。
「高層天気図」のなかにもそれを表した図があった。
◆アジア地上気圧、850hPa気温/500hPa高度・渦度天気図(FEAS/FEAS50)
( 24時間毎(12UTC) )
 
この500hPaの方だ。
プリントアウトしてながめてみた。
▼くわしいことはわからない。
渦巻きの度合いが表現してあるという。北半球では「左巻きの渦」を正とするらしい。正の領域には縦縞がはいっている。あるある!!小さな渦、大きな渦が。
渦の中心には「+数値」が書いてある。なんとそこには「L」(低気圧)の文字が。
反対に縦縞のない白いところに数字が書いてあった「-数値」そしてその近くには「H」(高気圧)の文字が。
アタリマエ!!
「低気圧」=左巻きの渦
「高気圧」=右巻きの渦
このアタリマエの「発見」が私にはうれしい!!

まったく関係ないが、昨日例の柿の木でとても面白いものを見た。
この冬の継続観察のひとつにしていたミノムシがピンチだった。ぶら下がっていた小枝が風で折れてこの状態になったのだ。まるで平行棒だ。偶然にしてはできすぎた絶妙のバランスを保っていた。
さて、今日はもう落ちてしまっているかな。
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(つづく)

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