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2015年3月のオンライン「寅の日」は #traday

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▼これは「事実」です!!けっして「作り話」ではありません。
と書かなければ自分でも信じられないようなことを見てしまった。
朝の「雲見」から少し気づいていたが、北西から南東のびる不気味な雲の列があった。
そして昼頃にはそこから少し雨が降ってきた。
でも空は晴れた。15時前にも同じことが繰り返された。
今度は雨ではなかった。降ってきてモノにあたる音がちがっていた。
「あられ」だ!!
屋外いた私は急遽家に帰り写真を撮った。
「あられ」はしばらくすると雨に変わった。
その次だ、信じられないものを見たのは、
虹だ!!連日の虹!!
こんなに虹とはアタリマエにいつも見られるものなのだろうか。
虹はいつもの「雲見」定点観測地に見られた。
虹はみごとに空を「暗雲の世界」と「光の世界」に二分していた。
まるで「お天気ショー」でも見せてもらっている気分になった。
▼この「お天気ショー」はどれほどの「物理学」の「法則」から構成されているのだろう?
いまやっぱり気になるの「物理学」だ!!
とりわけ気になるのは「寺田物理学」だ!!
そこで3月オンライン「寅の日」のテーマも「寺田物理学」継続!!でいきたい。
3月は3回ある。

■2015年3月オンライン「寅の日」
◆第91回オンライン「寅の日」…3/03(火)
◆第92回オンライン「寅の日」…3/15(日)
◆第93回オンライン「寅の日」…3/27(金)

▼石原純は「寺田物理学」の特質を次のようにのべていた。

事実に深く透徹することは即ち卑俗な類型化を避けて独創的な新しい類型化に赴かしめる所以であるからである。この意味で写実主義こそ、寺田さんがまたその科学研究に於て採ったところの注目すべき方法であった。それは言い換えれば抽象よりも具体を重んずるところの一つの方法である。抽象的な法則を羅列してある物理学の教科書にはまるで書かれてゐないやうな、そして今日高度の抽象にまで進んでゐる物理学の中心問題からは甚だ縁遠いやうな、いつも具体的現実として我々の周囲に見られるやうな事実がその研究対象として採り上げられる。これが実に寺田物理学の特質を形作ってゐるのである。
(石原純「寺田物理学の特質」『思想 寺田寅彦追悼号』(岩波書店、1936)pp.23-35より 一部現代かなづかいに改変)

さすがである。納得できる説明だ。
 そこで「寺田物理学」の特質がよく現れたような随筆を2作品「日常身辺の物理的諸問題」「物理学圏外の物理的現象」を再度読んでみたい。そして最後には、「寺田物理学」の原点をみつめるということで「知と疑い」を読んでみたい。

■2015年3月オンライン「寅の日」

◆第91回オンライン「寅の日」…3/03(火) 「日常身辺の物理的諸問題」(青空文庫より)

◆第92回オンライン「寅の日」…3/15(日) 「物理学圏外の物理的現象」(青空文庫より)

◆第93回オンライン「寅の日」…3/27(金) 「知と疑い」(青空文庫より)

▼3月もとことん「寺田物理学」を追いかけてみたい。
3月が終われば、このオンライン「寅の日」も3年が終わることになる。
思えば遠くへきたもんだ。
もちろん4年目も続けていくつもりである。
それから90回が過ぎていよいよ100回が近づいて来ている。
100回記念オフライン「寅の日」の計画も具体的にたてていきたい。
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