あれから20年の歳月が!!そして…
▼いつもの「雲見」の樹の20前の「過去」が知りたくなった。
ちょうど20年前の朝も今と同じようにパソコンに向かって座っていた。AirCraftを自動巡回させて【理科の部屋】に居たのだ。
あれから20年の歳月が流れた。私は今どこに居るのだろう?
20年の歩みをふりかえり、「現在地」確認の作業をしてみるのも、「これから」にとって少しは意味あることかもしれない。
▼3つの切り口で「現在地」を確認してみよう。
一つ目は、「動く大地の物語」である。
「1.17」以降、私は「動く大地の物語」を現在進行形でいや未来進行形で語りたいと強く思った。
不勉強さを反省し、少しでもリアルに語れる「語り部」になりたいと思った。
歩みは遅々たるものだった。しかしその歩みだけはとめなかったつもりだ。
それは「これから」も可能な限りつづくだろう。
Webテキスト「動く大地の物語」(地域版)の構想が少しずつ芽生えつつある。
▼二つ目は、「サイエンスコミュニケーター」である。
私は、「3.11」の後の2011年4月より「サイエンスコミュニケーター宣言」を開始した。
その歩みはまもなく5年目に入る。
今年は、すべての営みの軸足を「サイエンスコミュニケーター」にシフトするつもりだ。
この歩みの源流もやはり「1.17」にあることは確かだ。
▼三つ目は、オンライン「寅の日」だ。
オンライン「寅の日」の歩みは、「サイエンスコミュニケーター宣言」より一年遅れて2012年4月よりスタートした。
科学者・寺田寅彦は、最晩年まで「天災は忘れた頃にやってくる」の警鐘を鳴らし続けた。
時空を越えてその警鐘に耳を傾けることこそ、防災・減災の第一歩であろう。
寅彦はそれだけでなく「これから」の「科学」「科学教育」も示唆してくれていた。
こうして歩みをふり返るとき
「1.17」はけっして「過去」ではない。「今」であり、「未来」(これから)なのである!!
まもなくあの時間だ!! 合掌!!
あれから20年目の朝 2015/01/17 に
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